当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
社会人で勉強しない人はどうなる?
社会人のみなさん、勉強する習慣はありますか?
給料や役職に満足していたり、時間がないのを理由に勉強しない社会人は多いですが、とてもリスクが大きい状況です。
1日たったの10分だけでも勉強すれば、”勉強する社会人”の仲間入りができるのです。
本記事では、社会人なのに勉強しないと不幸になる理由とおすすめの勉強内容を、調査データなどの根拠も元に紹介していきます。
社会人なのに勉強しない人は不幸になる【悲しい末路】
社会人で勉強しない人はどうなるのか?
勉強しない社会人に待ち受けているのは、収入は低いのにストレスばかり多い未来です。
予想した答え通りの人もいるかもしれないですが、様々な研究結果やデータでも勉強しない社会人の将来が不幸になる事は明らかになっています。
個人の経験談や主張だけじゃなく、根拠も元にしながら解説していきます。
社会人が勉強しないと不幸になる理由
経験談や主張として聞くことはあったかもしれませんが、社会人が勉強をしないと不幸になる根拠について紹介していきます。
勉強しない人は給料が低い【勉強時間と収入の関係】
1つ目は社会人の勉強量は収入と大きく関係するためです。
ビジネス誌のプレジデントが行った、勉強時間や読書量と収入の高さを調べた調査結果がこちらです。
【社会人1週間の勉強時間について】
引用:年収2000万の人”資格の勉強まずしない”より
0時間:2000万円以上30.7% 500万円以下56.0%
7時間以上:2000万円以上18.0% 500万円以下5.3%
【社会人1ヶ月の読書量】
引用:年収2000万の人”資格の勉強まずしない”より
0冊:高所得者35.3% 低所得者49.3%
5冊以上:高所得者24.2% 低所得者5.4%
1週間に7時間以上勉強する人(1日1時間)は、年収2000万円だと5人に1人いるのに対して、500万円以下では5%と20人に1人程度しかいません。
読書量を比べたデータでも、低所得者ほど本を読んでいないことが明らかです。
勉強しない人ほど収入が低いことは調査データからも明らかです。
お金=幸せじゃないのでは?
勉強しない社会人は収入が低い傾向があることを紹介しましたが、お金だけが幸せじゃないって意見もありますよね。
確かに価値観や幸せのカタチは人それぞれなので否定しません。
でも、収入と幸福度の相関関係から言うと、”年収800万未満は収入を増やすべき”です。
年収1000万以上ならまだしも、800万より少ない人は収入が増えるほど幸福だと感じる可能性が高いのです。
余程お金が嫌いって訳でもない限り、勉強する習慣を作りある程度の収入を目指すことが大切です。
勉強しない人ほど精神が不安定
勉強しない社会人が不幸になるのは、収入面だけではありません。
イギリスのギリスのリバプール大学が行なった調査によると、1日30分以上の読書習慣がある人には以下の傾向が見られました。
- うつ病リスクが28%下がる
- 人生の満足度が20%上がる
- 自己肯定感が18%上がる
勉強する社会人は、ストレスや不安感が少なく、幸福度が高くなることが分かります。
反対に、勉強(読書)しない人はうつ病のリスクが高く人生の満足度も低い状態で、幸せにもなりにくいことが分かります。
勉強は収入を上げる手段だけではなく、安定した心を保つためにも効果があるのです。
勉強しない社会人はリスクが高い
勉強しない社会人は将来辛くなるのは、社会の変化を見ても明らかです。
今後、日本の社会で生きていく上で勉強が必要なのは3つの点から説明できます。
終身雇用が終わる
勉強しない社会人に襲うリスク1つ目は、終身雇用が間もなく終わることです。
日本の社会人は海外に比べて極端に勉強時間が少ないですが、大きな理由として終身雇用で安定していることがあります。
一度就職すれば基本的に定年退職まで仕事が無くならないので、勉強しなくても生きていけました。
例えば、トヨタ自動車の社長は「終身雇用の維持は難しく、今後廃止する」と会見で話し、大きなインパクトを与えました。
一度就職すれば勉強しなくても生きていける時代は、間も無く終わります。
転職や副業解禁でスキルを持つ人に仕事が集中
転職や副業が活発になっていることも勉強しない社会人は危険な理由です。
日々勉強をしている人材と、何もしていない人材ではどちらが求められるか?は言うまでも無いですよね。
勉強せずにいると、仕事に就くためのハードルは将来確実に上がるのです。
ITやAIの発達で仕事を取られる
3つ目は情報化やIT化が進んでいることです。
IT化が進んで情報のスピードが圧倒的に早まったことで、日々新しい知識を取り入れないと時代遅れになる速度も早くなりました。
自動レジや自動運転、RPAのような業務効率化システムが導入されると、人間が行う仕事も少なくなります。
単純な仕事は人の手から離れていき、専門的な仕事しか求められない時代に変わるのです。
楽な環境でばかり過ごしていると仕事を奪われてしまい、やりたい仕事や収入の高い仕事に就ける可能性は確実に下がるでしょう。
社会人が勉強すべき内容は?
勉強しない社会人が待ち受ける未来について、データや時代の変化などを元に紹介をしてきました。
では何を勉強したら良いのか?
とはいえ、何を勉強したら良いか分からない人も多いと思います。
続いては社会人がやるべき勉強について紹介していきます。
勉強にも色々ある
まず、”勉強”と言っても学校で習うようなものだけではないことを理解しましょう。
- ニュースで時事問題をチェックする
- 営業に生きる対人スキルを身に付ける
- プログラミングでサイトを制作してみる
- 伝わるプレゼンを練習する
ニュースを見る習慣を付けて、経済やビジネスの勉強をすることは社会人なら仕事にも直結する勉強になります。
また、ITの勉強をするためにプログラミングを学んでサイトを作ってみるのも社会人に有益な勉強の1つです。
本や参考書を使う勉強だけでなく、自分が高めたい事は何か・将来必要とされるスキルは何かを考えた上で行動することが大切です。
おすすめの勉強内容5つ
社会人が何かを学ぶ上で自分の特性や思考にあわせたものから始める方が、飽きずに深く学ぶことができますが、今後の社会で求められるスキルや勉強も紹介しておきます。
1.プログラミング
まずはプログラミングのスキルです。
IT化は今後もさらに進んでいく一方で、IT人材の不足は社会的にも問題になっています。
経済産業省が発表したデータだと、2030年には79万人も足りなくなるという試算も出ているほど、日本・世界にとって重要な問題です。
そして、2020年には小学校でプログラミングは必修科目になる”未来の常識”です。
プログラミングの基礎基本を知っておく事は、どの業界にいても損のない勉強の1つです。
2.語学(英語・中国語など)
語学の勉強も、社会人の勉強としておすすめです。
英語はもちろんですが、中国企業が世界的にも躍進する中、中国語が話せる人の需要も今後は高まることが予想されます。
日本では人口が減っていく一方なので、海外展開を目指す会社は今後も増え続けることが予想されます。
今の会社にいても希少価値の高い人材になることができるので、社会人になって改めて勉強を始めてみるのも良いでしょう。
3.WEBマーケティング
会社が売上を上げるために、集客や広告は必ず必要になります。
特にインターネットを通じた集客の需要は、今後も増え続けると言われています。
2020年に電通が発表したデータでは、テレビなどの広告費よりインターネットの広告費が史上初めて上回りました。
ネットでの集客についての知見はどの会社でも求められるスキルとなるので、今のうちから勉強をしておくと市場価値を高められるでしょう。
4.統計学・データサイエンス
みんながスマホを持つようになって、多くのデータが集まるようになりました。
今までは、CMや広告の効果がどれほどあるか分かりませんでしたが、全て数値で表せるようになるなど、ビッグデータの活用は売上を上げるための必須項目になりつつあります。
そこで使われるのは統計学やデータサイエンスの分野です。
数学や統計の知識が必要ですが、この分野を勉強すると感覚ではなく根拠を持って販促活動やマーケティングが行えるようになります。
社会人として企業の売上に関わる立場にあるなら、マーケティング職はもちろん、営業職・経理・総務など、多くの職種に役立つ勉強内容です。
5.心理学(対人・マネジメントスキル)
今まではビジネスで活用されることの少なかった心理学ですが、科学の発達と共に多くの場面で取り入れられる分野になってきました。
- キャリアコンサルタント
- マネジメント
- 営業
- マーケティング
- ライティング
など、人と関わる職業であれば必ず接点があるのが心理学です。
特にマネジメントの分野では、個人の性格を理解する事は不可欠になっていて、心理学で行われた様々な研究結果をもとにした診断やツールも増えてきています。
上記の2つと違い、文系の人でも取り掛かりやすい勉強の1つです。
社会人なのに勉強しない人の理由【言い訳では?】
社会人で勉強しないとどうなるか?データも紹介しながら解説をしてきました。
勉強しない理由は色々あると思いますが、正直ほとんどは言い訳と言わざるを得ません。
良くある勉強しない(できない)理由について、紹介していきます。
勉強する時間がない
勉強しない(できない)のは、時間がないことを理由にする人も多いのではないでしょうか?
ですが、1日10分だけの勉強でも合格点です。
日本の社会人は1日平均6分しか勉強してない
言い換えれば、1日10分の勉強だけで勉強する社会人の仲間入りができるのです。
1日10分だけなら簡単にできそうではないでしょうか?
- 通勤の電車の中でアプリを使った勉強
- オーディオブックで歩きながら学ぶ
- トイレに行ったら問題を1つ解く
- 帰宅して落ち着く前の10分
残業が多く疲れている気持ちも分かりますが、自分の価値を高めるために少しずつ勉強の習慣をつけて継続することが大切です。
無駄な時間はたくさんある
隙間時間の活用も大事ですが、無駄な時間を見直すことも大切です。
- ゲーム
- ゴシップ記事
- 目的なくYouTubeやネットフリックスなどを見る
- 帰ったらとりあえずTVを付ける癖
- 愚痴るだけの飲み会
iPhoneを使っている人なら、「設定→スクリーンタイム→全てのアクセシビリティを確認する」を見ると、いかに無駄なアプリに時間を費やしているかが分かります。
1日24時間なのは誰でも一緒です。
便利で誘惑が多い世の中ですが、自分をコントロールできる社会人を目指しましょう。
勉強しても給料が上がらない
勉強しない理由として、勉強しても給料が上がらないことをあげる人もいるのではないでしょうか。
ですが、この理由も言い訳に過ぎないと思います。
今の会社では上がらないケースも考えられますが、転職や副業などで能力に見合った給料は貰えるようになります。
今の役職・給料に満足している
役職や給料に満足しているから勉強しない社会人もいると思います。
確かに現状維持なら勉強しなくて良いように思えますが、これもただの言い訳です。
勉強しないままいると、今の役職・給料すら貰えない事態になり、年齢も上がっている分、人材価値は更に下がってしまうのです。
現状維持は衰退していることと一緒だと理解すべきでしょう。
倒産やリストラのリスクもある
また、現状に満足している人も将来のリスクは考えておくべきです。
業務効率化やIT化の流れから、人員削減や早期退職は大手企業でも行われるようになってきました。
海外の企業に買収されて、今まで通りの業務ができなくなることも考えられます。
今は満足できていても、将来も同じ状況を保てる保証は全くないのです。
勉強しない社会人は辞めよう!
勉強しない社会人は不幸になる理由と、おすすめの勉強内容について紹介してきました。
時間や給料が上がらないことなど、勉強しない理由は色々あるかもですが、ほとんどは言い訳と言える内容です。
勉強量と収入の関係はデータの通りですし、勉強するほど幸福感が上がることも分かっています。
社会人なのに全然勉強していない人は、まずは1日10分を目標に始めてみましょう。