当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
ブラック企業はどんな手口で洗脳してくるのか?
残業がつかない会社やパワハラが当たり前など、ブラック企業に悩む人はまだまだ多いです。
ブラック企業がなくならないのは、ある種の洗脳=マインドコントロールにより”辞められない思考”もしくは”辞めたいと思わせない思考”になっている事も理由です。
ブラック企業が無くならないのは、そこで働く人・辞めない人が居るからに他なりません。
ブラック企業の経営者が意図的に洗脳をしようと思っていなくても、結果として”辞めたいと思わせない”洗脳と同じ思考に導いているのは事実です。
本記事では経験者でもある私が、ブラック企業が行う洗脳の手口や手法を、人間の心理も交えながら完全暴露します。
ブラック企業の洗脳手口6つ
ブラック企業が洗脳やマインドコントロールに使う主な手口はこの6つです。
- 隔離する
- 依存させる
- 集団圧力
- 疲労で思考力を奪う
- 言葉を使った洗脳
- 恐怖感を与える
- 長時間労働
- 休日も会社の行事
- 「上司より前には帰りにくい」
- 「部下が頑張っているのに自分が帰るなんて」
- 「みんな休みを取れていないから」
- 「有給休暇取れる人は他にいないから」
- 優しくて控えめな人がクレーマーになった
- 明るい人気者だったのに覇気の無い暗い人間になった
- 人を見下す人間になった
- 求人数が圧倒的に多い
- 人事担当との繋がりが強い
- ランチだけでも行く
- LINEやSNSで交流する
- 働き方改革の報道
- 選挙のニュース
- 経済の流れ
- 副業解禁の流れ
- 不況やマーケットの変化
- 雰囲気に流されて残業してる
- 有給を取る社員の陰口を言ってしまった
- 辞めた人を批判した
- よく大声で注意している
この6つの洗脳方法で、社員の思考を会社に都合の良いように操作してきます。
具体的にどのような方法で洗脳に導いているのかを紹介していきます。
1.ブラック企業は”隔離”で洗脳する
ブラック企業は社員・従業員を隔離=社外との交流を避ける事で洗脳をしてきます。
会社が意図的か意図的で無いかに問わず、結果として外部との接触を少なくして会社の価値観を社員に刷り込んでいきます。
長時間労働で外部との接触を減らす
ブラック企業の代名詞と言える長時間労働や残業ですが、会社に居る時間が長くなるだけ外部との接触を取れる時間が減ります。
経営者が洗脳しようと思っていなくとも、結果的に洗脳の手口”隔離”と同じことが起きています。
友達と会う時間はもちろん、仕事量が多くなるだけLINEやメールをする時間も減りますし、テレビやネットで外部と接触できる時間も減ります。
会社に留まる時間が長いほど、ブラック企業の異常性に気がつけない環境を作り上げるのです。
休日出勤で個人の時間を奪う
残業で夜の時間を奪うだけでなく、休日出勤や休日にも仕事の対応をさせることも外部との接触を減らし、洗脳と同じ結果を導きます。
休みの日に自分と向き合う時間もブラック企業は奪って洗脳してくるのです。
会社にいる時間や仕事をする時間をとにかく増やし、仕事以外の時間を減らしてきます。
合宿型の研修に強制参加
ブラック企業で多く行われているのが、合宿型の研修です。
この合宿型の研修では、まさに”洗脳”と言われるような軍隊式で大声を出したり長時間歩くなどのプログラムを科されることが多いです。
3泊4日などの合宿研修は、会社から離れた山の麓などで行われる事が非常に多く、情報を遮断して日常世界から隔離します。
ニュースで取り上げられる新興宗教などは、「出家」と言う名目で家族から引き離し隔離をしていて、洗脳する上で基本中の基本となる手段です。
仕事をひたすら頑張り長時間労働も当然と思う思考を、隔離して情報が十分に入らない状況で社員に植えつけます。
私も経験者ですが、研修中はなぜか当然だと感じてしまうのは今思うととても怖い事だなと感じます。
2.ブラック企業に”依存”させて洗脳する
依存とは、”この会社を離れられない思考”に導く事です。
会社以外の友達が居なくなる
ブラック企業に勤めていると会社以外の付き合いが少なくなる人が多いです。
理由は2つです。
1つ前の”隔離”の手段でも伝えた、長時間労働や休日出勤で会社以外の交流時間を減らすことは、友人関係を薄めてしまうことに繋がります。
遊びに誘っても「今日も帰りが遅くて行けない」と断っていては、誘う方も誘いにくくなり、徐々に友人関係も希薄になっていくでしょう。
また、休みの日も会社の行事が多くある事は、会社以外での付き合いを減らす事に繋がり、人間関係も徐々にブラック企業へ依存していきます。
副業NGで収入を依存させる
ブラック企業では副業NGにするところが非常に多いです。
理由は簡単で、沢山働いて欲しいから。夜の残業はもちろん、休みの日にも沢山働いて欲しいからですよね。
副業がNGになると、収入はブラック企業だけが頼りになります。日常生活をする上で、残業が多くてもブラック企業に依存しないと生きていけない状況を作り上げます。
収入もブラック企業に依存しないと生きていけない。逃げたいけどお金がないから逃げられない、宗教の洗脳手口と、同じ状態になっているのです。
ブラック企業でも十分な収入があればまだ辞める判断もしやすいですが、残業代も適切に支払わないブラック企業が、満足できる給料を支払っている事はまず無いですよね。
お金=普段の生活もブラック企業に依存しなくてはいけない、とても怖い状況です。
3.ブラック企業は”集団圧力”で洗脳してくる
集団圧力は分かりやすく言うと、「みんな〇〇だから」と言ってプレッシャーを与える事です。
集団社会を大切にして進化してきた人間の心理では、周りと全然違う意見を述べたり行動を取ることは、本能的にも避ける傾向があります。
そのため、「みんな〇〇だから」と言う集団圧力は思考を操る洗脳の手口として非常に有効なのです。
ねずみ講やマルチ商法がサクラを仕込むのも集団圧力の洗脳効果を狙っているからですね。
周りも残業してるから帰れない
ブラック企業で残業や長時間労働が無くならない理由として、仕事量の多さもありますが、周りも残業しているから帰れない集団圧力も大いに関係があります。
自分が部下でも上司でも、周りと違う行動を避けようとするのは人間であれば当然の心理。
経営者や責任者が残業をしても良いと考えている限り、集団圧力によって残業が少なくなることはまず無いでしょう。
周りもこの給料で我慢してる
残業代をはじめ、適切な給料を支払わないブラック企業は、集団圧力を利用して給料を出来るだけ低く抑えようとしてきます。
時に反発の声も上がるかもしれませんが、「周りもこの給料だから」と一蹴されることでしょう。
また、「仕事はお金じゃなくてやりがいだろ」と社長や責任者が堂々と言うブラック企業もあります。
給料の交渉をする側も「自分だけ上げてもらって良いのだろうか」と自発的な集団圧力を感じて交渉すらできない場合もあります。
自分だけズルイと思われたくない心理を上手に使う、集団圧力の洗脳手段です。
みんな休み(有給)を取っていない
会社の定休や有給休暇は、労働者が持っている権利です。会社の都合で減らして良いものではありません。
しかし、
会社の勝手な言い分で周りを引き合いに出し、休みや有給休暇を取れないようにしてきます。
集団圧力の心理で後ろめたい気持ちになるかもしれませんが、休みや有給休暇は会社の善意で作られている制度ではありません。法律でも決められている、あなたの大切な権利です。
「周りが〜」といった集団圧力の洗脳に屈することなく、主張しましょう!
4.ブラック企業は疲労で思考力を奪い洗脳する
夕方を過ぎると誰でも集中力が下がってくるように、自分の意思を固めたり脳を働かせるのには、疲れ切った状態では無理です。
朝から夜遅くまで仕事をさせるブラック企業では、自分自身のことを考える思考力を奪ってくるのです。
「生きてるだけで幸せ」な危険な洗脳状態
長時間労働で寝不足が続き、ご飯もしっかりと取れない生活が続くと、自分の目標を持ったり自己実現を求める感情は起こらなくなります。
自己啓発ではなく、人間の欲求段階で表される自然な現象なのです。
ブラック企業に勤めて睡眠が取れず、食事も取れない日々が続くとどうなるか?
その末路は、”生きているだけで幸せ”なブラック企業の社畜です。
人間に最低限必要な睡眠や栄養が摂れずにいると、転職で自分のスキルアップを目指す向上心も起きないからです。
思考力を奪われ、感情や夢もなく働く洗脳をされる前に、ブラック企業から脱出することをオススメします。
5.ブラック企業は社訓や理念で洗脳する
洗脳において、言葉の力はとても大きいです。
人は言葉によって感情が動き、価値観が作られるからです。
そして、人は自分の行動を正当化しようとする心理があります。
認知的不協和と呼ばれる心理で、自分の話したことや行動に一貫性を持たせようとする心理です。
社訓を毎朝唱和するなど、従業員本人の口で会社の思想を話すことは、自分の言ったこととその後の行動を一致させようとする心理を狙った洗脳手段にもなり得るのです。
電通の有名な社訓
数年前に話題になり、国をあげた働き方改善のキッカケにもなった、電通の事件。
その際に注目されたのが「軍隊か?」とも思える電通の社訓です。
いくつか抜粋します。
取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
引用:電通 鬼十則より
一番初めの言葉がかなり強烈ですよね。
これらの言葉を毎日目にしたり、唱和させて自分の言葉として口にすることで自分の思想にも徐々に影響を及ぼして洗脳されます。
辞める選択や転職の選択肢も沢山あったであろう電通の優秀な人材が、自ら命を絶つほど追い込まれた背景には、このような思想にある種洗脳されて追い詰められた背景があったのかもしれません。
6.恐怖を使ったブラック企業の洗脳手段
恐怖や不安を煽り、行動や思考を制限するのも洗脳やマインドコントロールで使われる手段です。
辞めた人を批判するブラック企業
ブラック企業では辞めた人を批判する会社も多いです。
辞めた人を「できない奴」「弱い人間」と批判する文化は、恐怖で洗脳する手口です。
自分が辞めたら非難される恐怖感を作り、辞めにくい環境を作っているからです。
私が居たブラック企業でも、体調不良で出勤できなくなる人が続出した時期がありましたが(=うつ病)、責任者は「仕事ができない弱い人間」と話していました。
辞める人を非難するブラック企業は、辞める時の恐怖や不安を大きく煽り、辞めさせない洗脳をしてきます。
大声での叱責
上司が部下を大声で怒鳴ることも、ブラック企業が恐怖で洗脳する手口の1つです。
ミスに対する注意や指導は必要ですが、毎日のように大声が飛び交う職場や必要以上の叱責は、恐怖を煽るだけでなんの生産性もない行為です。
仕事が進まず怒られないようにと、必要以上の長時間労働や休日出勤を後押しする事へ繋がります。
ブラック企業では、このように恐怖で社員を追い込む洗脳で、自主的な残業や休日出勤をする社員を作り上げているのです。
ブラック企業の洗脳から逃げる一番確実な方法は転職
洗脳やマインドコントロールは、”本人ほど”気が付きません。
知らないうちに価値観や考え方が変わり、人格さえ変えられてしまう可能性があります。
人はの価値観は環境によって簡単に変わってしまうので、ブラック企業に洗脳されると、このようなことも簡単に起こります。
ブラック企業に洗脳されてあなた自身を失わないための対策方法を紹介します。
一番確実な解決策は転職
会社の中から会社を変えることは不可能です。洗脳から抜け出すには転職で環境を変えるのが一番簡単で確実な方法です。
ブラック企業で洗脳されながら働いてもメリットはありません。
また、ブラック企業にあなたが勤めている事は、日本社会全体の生産性を下げることに繋がります。
残業代を支払わず賃金も十分に支払わないブラック企業は生産性が低く利益率が低い企業です。
先進国の中で遅れをとる日本社会の生産性や業務の効率化の足を引っ張っています。
自分のため。さらには日本社会のためにも 、ブラック企業から退職&転職する事をオススメします。
おすすめの転職エージェント
理由は、またブラック企業に入社するリスクを避けるためです。
自分で直接企業に応募する転職サイトだと、会社の良い情報しか手に入れることはできません。ブラック企業の巧妙な嘘が見抜けずに、入社したらまたブラック企業に入社する可能性も高いです。
反対に、転職エージェントなら非公開求人も含めて数万〜数十万件の会社からホワイト企業などを厳選して紹介してくれます。また、企業の人事担当とも繋がりがあるので、社風やリアルな残業時間の情報も持っています。
転職先がまたブラック企業になるのを避けるために、転職エージェントは必ず利用すべきでしょう。
リクルートエージェント
ブラック企業の洗脳から脱出するにはリクルートエージェントがおすすめです。
理由は2つあります。
リクルートエージェントは、非公開求人を含めて国内最大規模の求人数を抱えています。
求人数の多さはホワイト企業の数もそれだけ多く抱えていることになり、転職先の候補も増えます。
また、リクルートは営業力が特に強い会社なので人事担当との結び付きも強く、会社のリアルな情報をたくさん持っています。
エージェントとの面談では、素直に「ブラック企業から抜け出したい」と言えば、自分に合う会社を厳選して紹介してもらえます。
リクルートエージェントの公式ページはこちらdodaエージェント
リクルートエージェントと合わせておすすめなのがdodaエージェントです。
dodaは20〜30代に強く、リクルートに次ぐ規模の求人数を持っています。
若い人向けなので、転職のサポートも手厚く、安心して転職活動もできます。
ブラック企業の洗脳から抜け出すなら、エージェントと面談することが取るべき行動の第一歩となります。
dodaエージェントの公式ページはこちらブラック企業の洗脳から抜け出す転職以外の方法
ブラック企業の洗脳から抜け出すには、会社を変えるのが一番確実で簡単な方法です。
従業員のひとりであるあなたや、その他数人が行動を起こしても、会社全体に根付いた価値観はなかなか変わりません。
ブラック企業が問題視されて、今ではホワイト企業も増えてきてる社会的な状況も転職に有利な状況です。
とは言え、なかなか転職活動に踏み出せない人はどうすれば良いのか?
転職以外の解決策も紹介しておきます。
先に退職する
ブラック企業だと残業も多く、休みも十分に取れないので、転職活動も十分にできないと思います。
そして何より、ブラック企業の洗脳が残っている状態で転職活動しても、上手く内定が貰えません。
今の状況がとにかく辛いなら、先に辞めてストレスを無くしてから転職を始めるようにしましょう。
退職代行サービスもある
「辞めたいけど言い出せない」
そんな人は、退職代行サービスを利用しましょう。
3万円前後で、会社への連絡から有給消化の手続きなどをまとめて代行してくれます。
自分で上司に言って怖い思いをするくらいなら、退職代行サービスを使ってストレスなく辞める方が精神的にかなり安心です。
使えるサービスは上手に使って、ブラック企業の洗脳から抜け出す行動を起こしましょう。
社外の人と関わる
ブラック企業の洗脳から逃れるには、社外での関係を深めるのも方法の1つです。
会社外の人と関わると、自分の会社はいかに間違っているのかの客観的な意見を聞くことができます。
休みの日や、時間が取れる平日は、友達や恋人と過ごすなど、ブラック企業以外の人との交流を心がけましょう。
疲れ切って眠りたい気持ちも分かりますが、それでは洗脳が進むだけです。
少しでも社外の関わりを増やしましょう。
ニュースを見る
ブラック企業にいると、情報が十分に入って来なくて洗脳される一方ですが、ニュースを見ることで世間の常識や会社のおかしい点に気が付けるようになります。
外部の情報を取り込む事で、日本や世界全体の流れを知りましょう。
ブラック企業の洗脳の中にいて、ガラパゴス状態に陥らないよう、ニュースから情報を得ましょう。
あなたも知らずに洗脳していないか?
ブラック企業の洗脳からは早く抜け出すのが一番ですが、1つ振り返って欲しいこともあります。
今回紹介してきた項目、あなたも心当たりはないですか?
客観的に仕事中の自分を見てみましょう!自分も知らないうちにブラック企業マインドに取り込まれていた場合は、要注意です!
時には、あなたの言動が問題視されて被害を受ける可能性もあります!
改善してブラック企業の被害者を作らないようにしましょう。
ブラック企業の洗脳手口まとめ
ブラック企業が使う洗脳の手口について紹介してきました。
改めて言いますが、洗脳やマインドコントロールは、本人が一番気がつきません。
ブラック企業が使う洗脳手段を理解して早く抜け出すこと。そして、自分も気付かないうちに同じ思想にならないよう、注意しましょう。
恐怖や強制じゃなく、あなたの持った能力を伸び伸びと活かせる会社に出会えることを応援しています。
ブラック企業から脱出するのにおすすめの転職エージェント | 特徴 |
リクルートエージェント | 求人数国内最大 |
dodaエージェント | 20〜30代向けに10万件以上の豊富な求人 |