通勤時間で無駄になる5つのコト!【解決策と引越した時の比較】

通勤時間の無駄を減らす方法

通勤時間はどれだけ無駄か?

日本で働くほとんどの人は、満員電車に揺られストレスを抱えながら通勤しています。

みんなやっていることではあるけれど、
通勤時間が長いことはあなたの成長を妨げて、心や体に多くの悪影響を及ぼしているかもしれません。

今回は、自分の仕事・人生に満足できる人が増えるように、通勤時間で無駄をしている5つのコトと解決策について紹介します。

通勤時間は人生の無駄!【身を滅ぼす5つのコト】

通勤時間で無駄をする5つのこと

早速ですが、
通勤時間によって、どのような無駄や悪影響があるのか?を5つまとめました。

根拠となる調査結果もあわせて、順番に解説していきます。

1.自分の時間

当然ではありますが、通勤時間が長くなるほど自分が自由に使える時間を無駄にすることになります。

不動産サイトのアットホームが発表したデータによると、首都圏に住む社会人男性(子持ち・家持ち)の通勤時間の平均は1日往復約2時間でした。

全体平均が58分、“理想”は35分、“限界”は86分であること、通勤時間が長いほど、睡眠時間が短くなる傾向があること、また、通勤時間が長いほど、共働きの割合が低いことなどが分かりました。

引用:アットホーム 「通勤」の実態調査2014より

仕事と寝る時間を除いた、自由に使える時間のほとんどを通勤のために使っている事になります。通勤時間が長くなるにつれて睡眠時間が減る事からも分かるように、リラックスする時間・勉強する時間・睡眠時間など、通勤時間に奪われてしまう時間は非常に多いのです。

自分で左右できない時間が増える

また、通勤時間が長くなるほど、電車の遅延などと言った“自分では左右出来ない時間”を多く生むことにも繋がります。

歩ける距離で仕事をしていれば交通機関の乱れで予定を崩すことも少ないですが、通勤時間が長い人程、外的な要因によって自分の時間を奪われるリスクも大きくなってしまうのです。

世界的に見てとても優秀な日本の交通網ですが、人身事故や天気の影響など、
通勤時間が長い事は、自分の時間を無駄にするリスクと比例することも考えておく必要があります。

勉強時間が取れないリスク

自分が自由に使える時間が減り、勉強時間が取れていないのだとしたら、それはリスクの1つと考えるべきです。

理由は、勉強時間と収入には相関関係があるから。

年収と勉強時間を比較した調査によると、年収が高い人ほど勉強時間は長くなっており、読書量も多い事が分かっています。

通勤時間中に勉強する方法もありますが、自分の時間を通勤時間にあてて勉強時間を無駄にするのは、将来を考えるとリスクの1つとして考えるべきなのです。

2.健康な精神を失う

“健康な精神状態”も、労働時間が長くなるにつれて失う事の一つです。

通勤時間が長いことは、単に時間を無駄にするだけでなく精神面にも悪影響を及ぼします。

イギリスで34,000人に対して行われた生産性に関する調査によると、通勤に長時間を費やす人は33%もうつ病になる傾向が高まる事が分かりました。

満員電車など、閉鎖されて身動きの取れない場所で毎日通勤する事は、精神的な健康にも大きな悪影響を及ぼすのです。

満員電車のストレスは戦場以上?

通勤時間のストレスが精神に与える悪影響として、2004年にBBCが発表したニュースによると、
臨戦状態にあるパイロットや機動隊よりも、通勤ラッシュにおけるストレスの方が高いとしています。

命の危険がある戦場よりも、人と密着して身動きが取れない場所に身を置く満員電車の方がストレスは大きくなるのです。

通勤時間が長くなると、週に5日もそのような時間が必ず生じてくる事になるので、身体にも心にも多くのストレスを抱える事となってしまいます。

通勤時間が長いのは無駄なだけでなく精神面への悪影響も非常に大きいのです。

3.給料を失う

通勤時間が長くなると、給料を失う。
正確には給料への満足度が低くなります。

イギリスの大学が、2万6000人の会社員を5年間にも渡り調査した研究によると、
通勤時間が20分増えると給料が19%減ったのと同じだけ満足度が低下することが分かったのです。

具体的な例を出すと、

年収500万円・通勤時間40分
年収405万円・通勤時間20分

この2つは満足度でみると同じになります。

「だったら年収が高い方を選ぶ」と思った方!
まさにそのような質問も行われていて、多少通勤時間が長くなっても収入が上がる方を選ぶ人が多かったのだとか。

人間の心理的には収入が上がる方を選びがちですが、満足度とセットで考えると通勤時間を減らすことの大切さも一緒に考えておきたいですね。

職場に近くなる程、家賃は高くなる人がほとんどだと思いますが、多少家賃が高くなっても精神的に感じる満足度はあまり変わらない結果になるかも知れません。

4.幸福度が下がる

通勤時間が長くなる程”幸せ”も無駄にしてしまいます。

これはアメリカの調査会社が調べた通勤時間と幸福度の関係の調査結果からですが、

通勤時間が長くなるほど幸福度が低下する事が結果として分かりました。
また、通勤に1時間掛かる人が徒歩で通う人と同じ幸福度を得るには40%高くお金を稼ぐ事が必要だと結論付けています。

在宅ワーカーの幸福度は高い

通勤時間が長くなると幸福度を下げるもう1つの理由として、在宅ワーカーの幸福度もあげられます。

イギリスの統計局が6万人に対して行った調査で、幸福度を0〜10点で採点してもらいました。
その結果、在宅ワーカーは通勤をする人に比べて0.19ポイント幸福度が高かったのです。

電車などストレスのかかる通勤が、幸福度と関わることが示された結果です。

1つ前で述べた給料の満足度とも関わる内容ではありますが、幸福度の面でも通勤時間は大きく関わる指標だと言う事は、多くの調査から明らかになった事実なのです。

5.家庭を滅ぼす

通勤時間が長くなる事は本人だけでなく、大切な家庭環境へも悪影響を及ぼしてしまいます。

スウェーデンの大学が2013年に発表した調査結果によると、
片道45分以上の通勤をしている夫婦(どちらかor両方)は40%も離婚率が高かったのです。

補足として、

  • 5年以上続けると離婚率は他と同等になる
  • 結婚時点で既に長距離通勤の場合も問題ない

この2つも一緒に説明されているので、必ずしも離婚率を上げるわけでは無いですが、新婚当初で子供が産まれた時期などに長距離通勤を始めるのは非常に危険だと考えた方が良いでしょう。

まとめると、

  • 新婚すぐに長距離通勤を始めるのは危険
  • 結婚前から通勤時間が長い場合はまだ安心
  • 夫婦になってからの長距離通勤歴が5年以上なら山を越えた

このように考えられるでしょう。

家族で過ごす時間が少ない事や、通勤で感じるストレスを家庭に持ち込んでしまう事で夫婦のすれ違いを生じさせる原因となり得るのです。

通勤時間を無駄にしない解決策

通勤時間を無駄にしない解決策

通勤時間がいかに無駄で悪影響が大きいのかについて調査の結果を元に紹介してきました。

では、通勤時間を無駄にしない解決策はあるのか?についてお話しします。

引っ越し

まずは引っ越しです。

物理的に職場への距離を縮めてしまえば当然ですが通勤時間は減り、無駄な時間を過ごさなくても済みます。

また、自転車通勤が出来る範囲まで近づく事ができるなら、満員電車から解放されて戦場よりも大きいストレスから解放される事にもなります。

でも、
「家賃が高くなる!」って心配をする人がほとんどですよね。

あくまで一例ですが、モデルケースを想定して計算してみました。

シミュレーション:通勤時間を1日1時間減らす

今回は通勤時間を片道1時間から30分へ減らし、1日に1時間の通勤時間を減らすケースを想定しました。

勤務先:新宿駅
路線:中央線
家〜最寄駅:徒歩5分
会社〜新宿駅:徒歩5分
物件の条件:マンションで1K
バストイレ別
  • 小作駅  :新宿駅から50分 4万8000円
  • 武蔵境駅 :新宿駅から20分 7万5000円

不動産サイトHOME’Sの家賃相場を元にして、徒歩を含めて1時間掛かる小作駅から30分の武蔵境駅に引っ越した場合で計算をしました。

結果は、

月27,000円で、
1日1時間・1ヶ月20時間の自分の時間が作れる

「毎月27,000円なんて高すぎる!」と思った方も居ると思いますが、
この時間を時給換算してみたらどうでしょう?

家賃27,000円アップは高いのか?

27,000円の家賃を減らした通勤時間で割ります。
1時間あたりだと1,350円。
(実際は定期代も変わるので、もう少しお得になります)

これを高いと感じるか、安いと感じるかですが、日本の平均年収は420万円なので、
平均的な社会人の時給は約2,100円です。

日本の平均年収420万円の人は、20時間で42,000円を稼ぐ事ができます。

引っ越す事で身体を休める時間や勉強時間が出来ると仕事のパフォーマンスが上がる事にももちろん繋がりますよね。

家賃を27,000円上げるのは勇気が要る決断になりますが、自分の年収を元に時給換算や、将来のスキルアップ・パフォーマンスアップも考慮すると、むしろ安い決断とも言えるのではないでしょうか?

通勤時間で自分の時間・健康な精神・幸福度を無駄にしないために、住む場所について今一度考えるキッカケにしてみましょう。

転職

引っ越しではなく、転職で無駄な通勤時間を減らすのも1つの手です。

今の職場やキャリアについて疑問を抱えているのなら、通勤時間が短くなる会社へ転職をすると、自己実現の一歩にもなりますし満足度が高い職場になる可能性が高くなります。

また、多くはないもののリモートワークをOKとする会社も増えてきており、より高い満足度で自由度高く働くのなら転職は良い選択となるでしょう。

20〜30代は転職で年収が上がりやすい

転職で年収が減ることを心配する人も多いと思います。

ですが、20〜30代の人は転職で年収が上がる人の方が多いのです。

リクルートワークスが調査した転職後の年収の増減についてでは、20〜30代は転職で年収が上がる割合の方が大きかったのです。

反対に、50代を越えると年収が下がる人の割合が増えてきます。

あくまで平均値であり、個々の能力や求人市場によっても違いは出るのはもちろんですが、働き盛りの世代なら収入も上がり通勤時間も短縮できる転職を1つの選択肢として考えると、人生の満足度向上に繋がるキッカケとなるでしょう。

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通勤時間に勉強する

「引っ越しも転職もハードルが高いな」

そんな方は、通勤を少しでも無駄な時間にしないために、勉強やスキルアップの時間として使うことをおすすめします。

人が密集する満員電車の中で参考書を開くのは難しいですが、最近ではオンライン講座などスマホ1台あれば勉強や資格が取れるサービスが沢山あります。

また、音声で読書をするオーディオブックも増えており、画面を見なくとも耳から学習する方法も沢山あります。

無料でお試し出来るサービスや、YouTubeにある勉強動画も沢山あるので、貴重な通勤の時間を無駄にしないために、有意義に活用しましょう!

通勤時間を無駄にしない活用方法はこちらの記事にまとめてあります↓↓

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通勤時間の無駄は少しでも減らすべき!

通勤時間の無駄を減らそう

通勤時間で無駄をしている5つのコトと解決策について紹介してきました。

働き方改善が進むものの、いまだにリモートワークや在宅ワークを認める会社は少ないのが現状で、都心部の家賃は上がる一方です。

ですが、人生の満足度や将来的な成長を考えると、休んだり勉強をする時間を確保する事は非常に大切です。

通勤時間を短くするためには、家賃が高くなる人がほとんどだと思いますが、自己投資やQOL(クオリティオブライフ=人生の質)の面で考えると、決して高く無い費用ですし、転職で新たなキャリアを積む事は通勤時間の短縮だけでなくスキルアップの面でもメリットがあります。

もし通勤時間が長くてストレスを抱えてしまっているのなら、引越しや転職も視野に入れながら無駄な時間を無くせる方法を探しましょう。

時間は有限で決して戻ってきません。

どうか納得のいく人生を送れるよう応援しています。

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