朝型になる方法は存在しない?【夜型のための時間割】

朝型になる方法はない

朝型になるにはどうしたら良いのか?

夜更かしは得意だけど早起きは大の苦手な人も多いと思います。早起きすると1日が長い気がして得した気持ちになれそうですよね。

でも、朝型になるにはそう簡単にはいかないのも事実。

朝が弱い人が朝型になる方法はあるのかについて紹介していきます。

朝型になる方法はない

朝型になるには

いきなり結論ですが、

あなたが夜型の場合、朝型になる方法は残念ながら存在しません。

理由は、朝型や夜型を決めるのは生まれ持った体内時計の遺伝子だから。

つまり、身長の高さと同じように、朝型になるよう生活の中で作り上げるのは非常に難しい事なのです。

また、早起きを継続すると慣れて少しは苦にならなくなるかもですが、実はデメリットが多くなるのも事実です。

朝型になるには、現代科学だとほぼ不可能

朝型になる方法は存在しない

朝型になる方法はほぼ不可能な理由をもう少し詳しく紹介します。

体内時計は遺伝子で決まっている

朝型や夜型を決めるのは生まれ持った体内時計の遺伝子が影響していますが、その存在が分かったのは実はごく最近のこと。3人のアメリカの科学者によって体内時計を決める遺伝子が発見されたのですが、つい最近の2017年ノーベル生理学・医学賞で受賞されたばかりです。

2017年のノーベル生理学・医学賞は,サーカディアン・リズム(体内時計)を生み出す遺伝子とそのメカニズムを発見した米ブランダイス大学のホール(Jeffrey C. Hall)博士とロスバシュ(Michael Rosbash)博士,ロックフェラー大学のヤング(Michael W. Young)博士の3氏に授与されることになりました。

引用:日経サイエンスより

ノーベル賞受賞をキッカケに体内時計に関する研究が進み、現在では350個以上の遺伝子によって体内時計のタイプが決まる事が分かっています。

早起きが得意かどうかだけでなく、体温の上下やホルモン分泌がされる時間なども生まれ持った体内時計の遺伝子で決まると言われています。

集中しやすい時間や運動に適した時間も生まれ持った遺伝子によって決まっているので、無理な早起きをしてもぼーっとするだけで集中することはできません。

無理な朝型は病む原因になる

自分の体内時計に合わない生活をするのは不可能なだけでなく、デメリットが多いのも事実です。

実際に海外の研究を中心に、デメリットが多いので辞めた方がいいよ!って事も言われています。

イギリスのエセクター大学による論文によると、体内時計に合わない生活は、精神疾患を生むことにつながり、遺伝子に逆らわない時間で生活や仕事をすることが大切だと述べられています。

朝型の人が無理に夜更かしをしたり、夜型なのに無理な早起きをすることは脳や体にダメージを与えてしまうのです。

簡単な朝型・夜型診断

自分は朝型・夜型どっちなのかが気になる所ですが、クロノタイプ診断と呼ばれる方法が簡単でオススメです。

朝・昼・夜・不眠の4タイプでどれに当てはまるのかを、数十問の質問に答えるだけで知ることができます。

クロノタイプ診断については、別記事に詳しくまとめているので、自分のタイプを知るために一度やってみましょう。

社会人向け!クロノタイプ診断を使った生産性の上がるスケジュールとは?

2019.03.07

朝型になりたい夜型の人はどうすれば良い?

朝型になりたい夜型はどうすれば

クロノタイプ診断や普段の生活から夜型だと感じる人は、どうしたら良いのか?

現代の科学で言えることは、自分の体内時計にあった生活をすることのみです。

そもそも朝型推奨文化を否定すべきでは

そもそもですが、今の社会は朝型が推奨され過ぎています。

  • 有名な経営者が朝暗いうちから出勤していた
  • 早朝に勉強して資格や知識を身に付けた
  • いつも始発で出勤する

このような早起きエピソード、皆さんも聞いたことがありませんか?

早起き推奨文化がされてきた背景は大きく2つあります。

  • 辛い朝の時間に頑張る精神論
  • 朝型の人が作った社会のリズム

1つ目は、日本で多い耐え凌ぐのを美化する精神論的な文化にあります。みんながまだ寝ている頃から努力をしてすごいみたいな感じですね。

最近だと朝活も人気がありますが、朝型には向いていても夜型には昼の活動に支障が出るため全員にオススメできるものではありません。

もう1つは朝型の方が圧倒的に多いので、夜型に不利な時間が組まれてしまうこと。

学校の時間割から一般的な会社の勤務時間は、大多数を占める朝型の人が組んだスケジュールです。夜型タイプの人は全体の1〜2割前後くらいしかいないので、朝が苦手=デメリットと見られる文化が続いてきてしまったのです。

いまだに朝型や早起きを推奨する文化は根強いですが、科学的に見ると単なる精神論としか言えないのです。

夜型にもメリットを活かす方法を考えよう

では夜型の人はどうするべきかですが、

夜型は夜型なりのメリットを生かしたスケジュールで生活することが一番です。

朝型の人は早起きは得意な反面、夜の活動には向いていません。夜型の人は朝は無理をせず、大事な作業は夕方に予定するなど工夫することで同等の仕事量をこなすことができます。

また、夜型の方がIQが高いとするデータもあるなど、朝型にはない強みをたくさん持っています。

夜型の人は、朝弱いことに悲観的になるのではなく、夜型であることに自信を持ち長所を活かすことが大切です。

一番は働き方改善

会社や職業によって変わりますが、9〜18時頃のスケジュールで動く社会は夜型には向いていないので、ベストはフレックスタイム制のような働き方改善をすることが効果的になります。

詳しいスケジュール術は上記でも紹介した関連記事に載せているので参考にしてみてください。

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2019.03.07

朝型になる方法がなくても問題ない!

朝型になる方法がなくても大丈夫

朝型になる方法は、残念ですが存在しません。

本当は朝型だけど夜型の生活をしている人は良いですが、元々夜型の人が無理に朝型にしてもデメリットの方が多くなります。

大切なのは朝型信仰に惑わされず、自分のタイプにあった時間で生活をすることです。

働き方改革の目的は、一人一人が自分にあった仕事をして、自分に合う時間で働き生産性を高めることでもあります。

朝型になれなくても大丈夫。自分にあった価値観・時間を知って自分らしい生活を送れるようにしましょう。

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