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ネットワークビジネスで、日本だとトップ3に入るニュースキン(NU SKIN)。
私は、ニュースキン会員の知人から勧誘された経験があります。
本記事では、勧誘された時の体験談と感じた事、勧誘の手口をまとめました。
ニュースキンは会員の紹介で成り立つネットワークビジネスで合法ですが、信用や友達を無くす可能性が高くオススメしません。
私のように勧誘された人のお役に立てたら嬉しいです
ニュースキンの勧誘を受けた体験談
早速ですが、ニュースキンの勧誘を受けた時の体験談を紹介していきます。
同じ体験をした人も居ると思いますし、これから勧誘される人がいたら参考にして貰えればと思います。
誘ってきた人や状況、勧誘手口について
誘って来た人は過去にアルバイトで一緒だった3つ上の先輩。
社会人になって1年ほど経った時に、アルバイトで関わりのあった先輩から「飲みに行こう」とお誘いが。
その方はアルバイトをしながら”健康商品のコンサルタント”をやっていると、一緒に働いてた時から言っていて、個人で事業をするってどんな感じなのか興味があり割と話す方でした。
バイトの集まりで一緒に飲んだ事はあるものの、2人で飲みに誘われたのはその時が初めて。私も今後の働き方に疑問を持ってる時期だったので、楽しみに向かいました。
当日は、世間話や近況報告を話してましたが、終わりがけにお誘いが。。。
「今度、お世話になっている経営者が登壇するセミナーがあるから来ない?」
ビジネス系の勉強会と誘われた、このセミナーこそニュースキンのセミナー。
そんな事とはつゆ知らず、、、
経営やビジネスの勉強になればという事で、行きますと伝えて当日を待ちました。
サクラばかりの異様なセミナー
セミナーの会場は東京のとある区が運営している某施設。
着くと”お世話になってる経営者”と言う、40歳くらいの方を紹介されて挨拶。
この時点では、特に違和感なく普通のセミナーとあまり変わらない印象です。
ニュースキンの文字はどこにも書いておらず、勧誘されるなんて知る由もありません。
セミナーは休憩を挟んで2部構成とのこと。
早速、1部目が始まります。
1部目は今後のビジネスや経済の話が中心でした。
- 講師の生い立ち
- 講師がビジネスを始めたキッカケ
- 経済の仕組みについて
- ビジネスの今後について
この時点ではニュースキンやネットワークビジネスのことは特に出て来ないものの、若干の違和感に気が付き始めます。
違和感とは、大げさなリアクションを取る”サクラ”が沢山いること。
講師のちょっとした冗談にも異常なまでに反応する客席。
まだ確信までには至らないものの「おやおや?」って印象です。
そんな中、セミナーの1部目が終わり2部へ。そこでいよいよネットワークビジネス:ニュースキンの勧誘だと明らかになります。
ニュースキンの宣伝が始まる
1部目はビジネスや経済の話があったものの、2部目は露骨でした。
ニュースキンという言葉もここで初めて登場します。
ニュースキンは世界中で支持されていて、世界を変える商品を作っていること。
また、紹介するビジネスの説明や会員制度について。
紹介している合間も、客席にいる会員=サクラの人達の勢いは収まりません。
異様・異常なまでのリアクションで、拍手も喝采です。
私の心は裏切られた気持ちで一杯でした。
純粋に勉強したかったのに、ネットワークビジネスの勧誘を受けてしまった悲しい気持ちです。
本格的な勧誘はセミナー後に
異様な雰囲気のセミナーは終了しましたが、勧誘の本番はここから!
同じ先輩に誘われて来ていた人(私は初対面)を含めて3人でカフェに。
先輩の勧誘も本格的になってきます。
- セミナーどうだったか?
- これからのビジネスについて学べたか?
- 将来どうして行きたいか?
こんな感じの広い感想から始まり、
- ニュースキンのビジネスについて
- 自分がどんな活動をしているか
- 君も人生を変えよう
ニュースキンがいかに素晴らしいか、世界中で支持をされているかと言った、まさにネットワークビジネスの勧誘そのもの。
完全に引いてます。
会員になる場合は数十万の研修が必要とのことで、これは完全に行ってはダメなやつだと悟りました。
勧誘からどうにか脱出
セミナー会場からカフェに場を移し、そんな感じで勧誘をされていましたが、何とか交わしながら受け答えをしていました。
幸いしたのが、一緒に居た、同じく誘いを受けた方がバチバチにネットワークビジネスを否定していたこと。
- 騙された気持ちになった
- 友達を巻き込みたくない
- やる気は一切ない
断りたいけど曖昧な答えをする私と違い、ストレートな回答で先輩も引きつり気味に。。。
時間も1時間以上経ち、勧誘が上手く行かなそうと感じたのか、やっとお開きに。
帰り道の電車は先輩と同じ方面で色々と話されましたが、私はできないですと伝えて改めて断り、勧誘から何とか逃れることができました。
ちなみに、そのセミナーとは関係の無いらしい交流会の誘いを受けましたが、完全に信用できなくなってたのでキッパリとお断り。
ニュースキン関係なのか、ただの交流会だったのかは不明です。
ニュースキンの勧誘を体験して感じたこと
ニュースキンの勧誘を体験して感じた点は3つです。
先輩に裏切られた気持ち
私は純粋に勉強するためにセミナーに行きましたし、先輩も信用していました。
ですが、今まで話し掛けてくれたり飲みに誘ってくれてたのは、自分の事をお金になると考えていたと感じ、非常に悲しくなりました。
もし、本当に良いセミナーで広く周知すべきなら、わざわざセミナーの内容を隠す必要も無いですし、飲みの席でニュースキンの名前を出しても良いはず。
でも、その事実を隠してセミナーに誘ったのは、世間的な目が気になり、どうにか私を欺いてセミナーに呼ぼうと考えたのだと思います。
セミナーに連れていけば、私が勧誘に乗って資金源になると思われていたのは、残念ながら悲しい事実です。
セミナーの異様さ
セミナーの異常さも、ニュースキンの勧誘を受けて感じた点です。
ニュースキンのようなネットワークビジネスの異様なセミナーの様子は、噂で聞く事はありましたが、実際に体験してみるとやはり異様な空間だと感じました。
私のように、事実を伏せられたままセミナーに誘い、半分近い会員がサクラとなり同調圧力を強めていく。
多少なりとも知識があったので私は勧誘に乗らずに済みましたが、友達を信用している人や、雰囲気に飲まれてしまった人は、洗脳されて会員になってしまう可能性は高いです。
友達を無くすネットワークビジネス
ネットワークビジネスをやっている人は、友達が沢山できるビジネスだと誘ってくる人もいます。
ですが、ネットワークビジネス関係の人脈は増えるけど、普通の友達は離れていきます。
私自身、嘘をついて誘ってきた先輩のことは信用を完全に無くしました。
私が仮に会員となって友達を誘ったら、同じく信用を無くし付き合いをしてくれなくなる事も想像できます。
そして、ネットワークビジネスで繋がる人脈はお金の関係です。
”お金のための人脈”に過ぎません。
ニュースキンやネットワークビジネスは、心の許せる友達が居なくなる寂しいビジネスだと感じました。
ニュースキンの勧誘手口【違法となる誘い方】
ニュースキンの勧誘を受けた体験談は紹介した通りですが、後になって調べると勧誘をする上で問題とされる点が2つありました。
その時点では知識が無く何も言えませんでしたが、もし同じ状況に陥る人がいるなら、違法な勧誘となるので注意してください。
勧誘目的のセミナーと伝えないのは違法
ニュースキンをはじめネットワークビジネスの勧誘においては、勧誘を行うためのセミナーや集会だと伝える必要があります。
上記の体験談にもある通り、私は勉強会という名目でセミナーに参加していました。
どんな内容か聞いたところ”ビジネスのセミナー”と答えられるのみで、ニュースキンの言葉は1つもありませんでした。
ニュースキン勧誘目的のセミナーにも関わらず、その事実を隠したままセミナーに誘っています。
特定商取引法第33条に違反する行為です。
このように、勉強会だと思ったらニュースキンやネットワークビジネスの勧誘であるパターンは非常に多いので、みなさんお気をつけ下さい。
講演者の氏名を知らせないのは違法
私が勧誘された時は、”お世話になっている経営者”としか情報を貰えていません。
どんなビジネスをしているか等、単純に気になったので質問してみたのですが明確な回答もされないまま当日を迎えています。
実際、セミナー後に登壇した人の名前を検索するとニュースキン関係の口コミや被害報告がチラホラ。
そのような情報を隠したいからなのか分かりませんが、誰が登壇するセミナーなのかは明かされないままでした。
その事実を知られると不利なのか分かりませんが、講演者の名前も知らせずにセミナーに誘って勧誘することは問題のある行為です。
ニュースキンの商売自体は合法
私のように、多くの被害報告も見受けられるニュースキンの勧誘ですが、商売自体は違法ではありません。
ねずみ講とネットワークビジネスは、構造はほぼ同じながら違法が合法化で分かれます。
商品という実態がないねずみ講は違法ですが、会員ビジネスの一環であり化粧品などの商材を持つネットワークビジネス:ニュースキンは合法のビジネスです。
勧誘の仕方次第では、私のように違法な勧誘となりますが、ビジネス自体は合法なのでその点を指摘するのは出来ない点も覚えておくべきでしょう。
怪しいと感じたら詳細を聞いてみるべき
大学生や、社会人にもなるとニュースキンやネットワークビジネスがより身近なものとなります。
久しぶりに連絡が来る友達や、合コンや交流会で知り合った人。SNSを通じてメッセージが来る場合もあるでしょう。
もちろん、純粋に連絡して来る人も居ますが、怪しいと感じる場合もしばしば訪れます。
そんな時は、勉強会やセミナーの内容についてなるべく多くの情報を引き出しましょう。
セミナー内容や講師について質問しよう
「どんな会社を経営して居る人なの?」
「どういった業界のビジネスが学べるの?」
「名前は何という方なの?」
場合によっては「ネットワークビジネスじゃないよね?」とハッキリ聞いてみるのも良いと思います。
ニュースキンやネットワークビジネスをやりたいなら別ですが、興味が無いのにセミナーを聞きにいってもメリットは何一つありません。
セミナーや勧誘を受ける時間を、勉強や読書の時間に使った方が余程有益です。
興味がないなら、お世話になっている人や友人であってもキッパリと断るべきです。
お世話になったと感じている事も、もしかしたらあなたが会員になる事を見込んで行われていた可能性すら疑うべきでしょう。
ニュースキンの勧誘体験談まとめ
ネットワークビジネス:ニュースキンの勧誘を受けた体験談を紹介してきました。
まとめると3つ。
- ニュースキンのビジネスは合法
- 勧誘方法が違法な場合がある
- 友達を無くすビジネスだからオススメしない
私はニュースキンをはじめとするネットワークビジネスをやる気は全くありませんし、人に相談されたら”友達がいなくなるよ”と強く説得するでしょう。
ですが、合法のビジネスではあるし実際に収益を上げている人も中には存在します。
勧誘はいつの日か突然やってきます。
私が勧誘された体験談を見て、自分が誘われたらどうするか?考えて貰えたら嬉しいです。
セミナーで1日を無駄にした気持ちや先輩に対する残念な感情が、この記事を書くことで昇華された事になるからです。
急にやってくる勧誘の時の対策や、同じ体験をした人に少しでも共感して貰えたら幸いです。