職場で集中できない5つの原因【オフィスより在宅が向く人は91%】

職場で集中できない原因

職場で集中できなく悩んでいる方へ!

職場で集中できずに仕事が進まないと、残業が増えたり高い成果を挙げられなかったりとたくさんの悪影響が出てきます。

集中力は、仕事をする上で一番の基礎となる能力と言っても過言ではありません。

本記事では職場で集中できない5つの原因と、その解決策を紹介していきます。

なぜ集中できないかを理解し、正しい対処法で解決していきましょう。

職場は自宅より集中できない環境

職場は集中できない環境

実は、職場は自宅(在宅)で仕事をする時より集中できていない事実があります。

在宅orリモートワークが主流な欧米では、環境ごとに集中や生産性を調べる研究が進んでいますが、”オフィスは集中に適していない環境”と言える結果が数多く出てきているのです。

91%が在宅は職場より生産性が上がると回答

経済誌Forbesに掲載されたアメリカでリモートワークをする20万人以上を対象にした調査だと、91%もの人が職場より在宅・リモートワークで生産性が高まると回答をしています。

Remote workers — overwhelmingly — feel they’re more productive: According to the survey, 91% of remote workers believe they “get more work done when working remotely,” compared to only 9% who feel they don’t.  

引用:Forbes「Are Remote Workers Happier And More Productive? New Survey Offers Answers」より

アメリカと日本だと働き方にはまだ違いが多くありますが、91%というのは驚くべきデータですよね。

職場はそもそも集中しにくい環境と理解すべき

上記の調査結果から、「職場で集中できない」という悩みは、むしろ当たり前の悩みとも考えられます。

集中できなくて仕事が進まないと悩んでいるかもですが、そもそも職場やオフィスは集中に適していない環境なのです。

なぜ職場では集中できないのか?その原因をしっかりと理解して解決策を考えることが大切と言えるでしょう。

職場やオフィスで集中できない5つの原因

職場で集中できない原因5つ

職場はそもそも集中しにくい原因があります。

主な原因を5つ紹介していきます。

1.上司の目線

上司や責任者からの目線は、私たちの集中を奪う原因の1つです。

サボり癖がある人は、上司のプレッシャーがある方が集中できたりもしますが、自分が無意識に感じる状態も含め、上司の目線は職場で集中できなくなる大きな原因の1つです。

上司の目線がないと生産性が10%以上高くなる

上司の目線が、どれだけ集中の邪魔をしているかを調べた研究がありました。

中国で行われた調査だと、責任者などの監督者がいない環境の方が、生産性は10〜15%も高くなったとされています。

中国人労働者を対象とした実験によると、監督者から見えない状態で働くほうが、生産力が10~15 %アップしたそうです。

引用:life hacker「職場で仕事に集中できない理由は、案外複雑だった」より

上司の目の届く場所にいることによるプレッシャーがストレスになり、自分のペースを乱す原因となっています。

職場やオフィスで人と一緒に働くことこそが、集中できない原因なのです。

2.話しかけられる(=集中が途切れやすい)

職場は、人に話しかけられる状況が生まれやすいですが、話しかけられることも、集中できない大きな原因です。

職場では11分に1回話しかけられている

メガネのJINSでは、集中しやすい環境作りについて取り組みが行われていますが、そこで分かってきたのは職場は集中を乱す要素が非常に多いことでした。

その1つが話しかけられることで、日本のオフィスでは11分に1回のペースで声をかけられており、そのことで毎回集中が途切れていることが分かったのです。

マルチタスクを生み出す原因

話しかけられることがなぜ悪いのかというと、集中の敵とも言われるマルチタスク(複数の作業を同時に行うこと)を生み出しているからです。

人は基本的に1つのことずつしか集中することは難しく、一度集中が途切れてしまうと、元の作業に戻るまでに数十分もの時間が掛かってしまいます。

話しかけられる度に集中が途切れることはマルチタスクを作り出す原因であり、その状態が続くと集中できる最大時間も短くなっていきます。

一人一人仕切りがあるオフィスならまだしも、みんなの顔が見えて話しかけやすい職場では、集中できないのも当然の環境なのです。

3.話し声などの雑音

職場にある様々な雑音も集中できない原因の1つです。

人は周りの状況に対して無意識に反応しています。

みんな一緒に働く環境では、集中の邪魔をする雑音も多くなります。

職場の話し声は特に影響が大きい

集中できない原因として、周りの話し声は特に悪影響が大きい雑音です。

2018年に日本大学で行われた研究では、雑音の種類で集中力はどう変わるかを調べました。

その結果、人の話し声が入り、自分の作業と関係がある会話が聞こえるほど集中力を下げる結果となったのです。

職場で聞こえる声は、自分の仕事と関わる会話がほとんどではないでしょうか?

たとえ自分の担当じゃなかったとしても、作業中に話し声が聞こえるだけで無意識に会話を聞いてしまい、集中できない原因を生み出しているのです。

4.会議や打ち合わせ

オフィスにみんな出勤をしていると、急な会議や打ち合わせが増えます。

当然、会議や打ち合わせが増えるだけ一人で作業する時間は減ってしまい、集中できる時間も少なくなります。

パーソル総合研究所が行った、会議による損失額を調べた試算だと、無駄な会議は1年間で15万円/人も損失を生んでいる結果となりました。

みんながオフィスに出社して会議を行いやすい環境は、集中できないだけじゃなく多くの損失を生み出していると言えます。

リモート・在宅なら会議中も”サボり”やすい

会社の会議では、特に発言しなくても出席を求められることが多々あります。

会議室で行われる会議なら、”聞いているフリ”をしないといけませんが、在宅・リモートであれば、別の作業を行うことが可能です。

無駄な会議を無くすのが一番ですが、同じ時間で少しでも作業を進められるのは在宅・リモートで仕事を行うメリットの1つと言えるでしょう。

5.通勤のストレス

職場で集中できないのは、通勤のストレスも原因の1つです。

通勤が当たり前の人は日常の1つに感じているかもしれませんが、通勤で感じるストレスは想像以上に大きいものです。

仕事への満足度を下げ、うつのリスクを高める

通勤時間のストレスは、仕事への満足度を下げて、うつのリスクを高めます。

イギリスで行われた、通勤時間のストレスによる悪影響を調べた研究だと、以下のことが分かりました。

  • 通勤時間が長くなると、うつの発症率が33%上がる
  • 通勤時間が20分増えると、給料の満足度が19%減る

通勤によるストレスは仕事へのモチベーションを明らかに下げていて、集中できない原因となっているのです。

職場で集中できない時の解決策【個人でできること】

職場で集中できない時の解決策

職場はいかに集中できない環境かを紹介してきました。

では、そんな職場で少しでも集中するにはどうすればいいのか?

5つの解決策を紹介していきます。

1.偶然性プランニング

職場やオフィスで集中できない原因の、”話しかけられること”に対する解決策が、偶然性プランニングと呼ばれる方法です。

偶然性プランニングとは、予め作業や集中の邪魔をされるリスクを盛り込んでおくことで、集中力が途切れる影響を最小限に抑えるテクニックです。

集中を乱す要素を書き出しておく

偶然性プランニングのやり方は簡単で、作業前に、集中を乱す原因を予め書き出しておくだけです。

    集中を乱す原因を書き出す
  • 上司に話しかけられる
  • 後輩に質問される
  • 大事なメールが来る
  • 自分宛に電話が来る
  • トイレに行きたくなる
  • 喉が乾く

話しかけられたりする他の人が原因のことから、自分のことまで、考えられる集中を乱す原因を書き出しておきます。

予め想定しておくだけで、必要以上に集中を乱されることがなくなり、1日を通して長く集中しやすくなるのです。

職場という集中を乱す原因が多い場所だと、特に効果的な方法の1つでしょう。

2.仕切りを作る

上司や周りの目を少しでも和らげるには、仕切りを作ることも効果的です。

仕切りと言っても大掛かりな壁を作ることじゃなく、自分のスペースとの境界を作るだけでも効果があります。

PCのモニターの位置をズラす

座った時に目線の先に人が居るなら、PCモニターをズラして視界を遮るだけでも効果があります。

集中できない原因は無意識に感じるストレスも大きく、モニターを見る時に上司や人が入り込むだけで、集中は乱れやすくなります。

集中するためには、必要のないものを遮ることは鉄則の1つで、モニターで司会を限定することは作業に集中しやすい環境を作ることにも繋がります。

書類で境界を明確にする

書類やペン立てなどで境界を作ることも効果的です。

上司や人の目を遮る使い方はもちろん、隣の人との境界を明確にするだけでも作業に没頭しやすく集中しやすい効果が期待できます。

書類や文房具が仕切り代わりになりそうなら、自分だけの空間を作るために活用してみましょう。

3.通知はOFFにする

オフィスに関係なくですが、メールやチャットの通知はOFFにすることがおすすめです。

即レスが求められる仕事も多々あると思いますが、工夫して少しでも通知が来ずに集中を続けられる努力をしましょう。

返信する時間を限定する

メールやチャットの確認時間を限定するのも解決策の1つです。

通知が来る度に返信するようでは、集中する時間も決まらずに急な中断も起きてしまいます。

1時間毎・2時間おきなど、受信を確認する時間を限定することで、自分が作業に集中する時間を確保でき、通知の度に集中が途切れなくなります。

緊急じゃない連絡は通知を切る

メールやチャットの通知には、緊急じゃない通知も含まれていないでしょうか?

すぐ返す必要がある連絡は、そう多くはないはずです。

せめて、通知を受ける連絡を限定して、集中を乱す機会を減らしましょう。

メールの受信設定や各チャットツールの設定で、内容毎に通知するかを変えられるはずなので確認して集中できない原因を少しでも減らしましょう。

連絡を見たらその場で返信する

通知だけじゃなく、連絡を見たら後回しにせず即返すことも集中力を高めるには効果的な方法です。

連絡が来て後回しにすると、返信して作業が完了するまで、脳の一部は働き続けて他の作業に100%使うことができません。

これはツァイガルニク効果とも言われる心理学の現象の1つで、未完成のものほど脳は反応してしまう原理です。

連絡が来たら即レスを徹底するだけでも、その後の集中力は高まるので、普段の仕事で習慣化していきましょう。

4.ポモドーロ・テクニックを使う

仕事で集中できない時は、ポモドーロテクニックも効果的な解決策です。

ポモドーロテクニックとは、作業と休憩を交互の時間で行う作業術で、一般的なやり方だと25分集中+5分休憩のサイクルで行います。

職場だと定時や昼休憩くらいしか時間の区切りを作れず働いている人も多いと思いますが、時間を区切るだけで集中力を高めることができるのです。

集中力を長く保つ方法

ポモドーロテクニックは、集中を長く保つ方法の1つです。

多くの人は集中が途切れるまで作業を続けがちですが、ポモドーロテクニックは時間が来ると必ず休憩を取ります。

集中力の限界が来る前に休憩に入ることで、再開後もすぐ集中状態に戻りやすく、結果として長く集中を保てるのです。

詳しいやり方は以下の記事で紹介しています。

5.ノイズキャンセリング付きのイヤホン・ヘッドホン

イヤホンやヘッドホンをして仕事ができる環境なら、要らない音をシャットダウンすることも対策の1つです。

職場で聞こえてくる話し声は、集中できない原因であり、音を排除するだけでも作業に没頭しやすくなります。

ノイズキャンセリング付きがベスト

要らない雑音を少しでも取り除くために、ノイズキャンセリング機能は非常におすすめです。

物によって性能はマチマチですが、全てとはいかなくとも雑音をかなり減少させてくれる効果があります。

耳から入ってくる邪魔を無くせるだけで、職場でも集中しやすい環境は作りやすくなるでしょう。

話しかけられにくい効果も?

イヤホンやヘッドホンをすることは、雑音を消すだけじゃなく、話しかけられにくくするメリットもあります。

上記で紹介したように、オフィスでは平均11分おきに話しかけられていて集中を乱されていますが、その回数を減らすことができるのはかなりのメリットです。

”話しかけるなオーラ”を自然と伝えてあげることで、集中しやすくなり残業も減らすことができるでしょう。

集中できないなら転職もあり!

集中できないなら転職

職場で集中するための方法を紹介してきましたが、在宅やリモートワークができる仕事へ転職するのも方法の1つです。

冒頭で紹介した通り、91%の人は職場より在宅ワークの方が集中できるデータもあり、在宅ワークができる会社へ転職すれば集中できるようになる可能性は非常に高いです。

政府が掲げる働き方改革に加えて、コロナウイルスの影響で在宅での働き方は一気に普及してきました。

在宅OKの会社に転職したい方や、とりあえず求人を見てみたい方向けに、おすすめの転職サービスを紹介します。

1.dodaエージェント

dodaエージェント

転職大手のdodaは、ITや通信系の業種に強い特徴を持っていて、在宅ワークOKの求人も多く抱えています。

特に20〜30代の人にはおすすめの転職サービスとなっていて、全体の9割近くを占めるとも言われる非公開求人も多数紹介してもらえます。

また、若年層に強いサービスなので未経験職種へのサポートも整っており、在宅ワークができる別の業界・職種へ、今回を機にチャレンジしてみることも可能です。

20代・30代の人はコロナの影響で働き方がガラッと変わった今こそ、在宅でストレスが少なく集中しやすい働き方にシフトするチャンスと言えるでしょう。

dodaエージェントの公式ページはこちら
dodaエージェントの評判と体験談

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2019.05.30

2.リクルートエージェント

リクルートエージェント

求人業界の最大手であるリクルートが運営する転職エージェントは、求人数の多さが何よりの魅力です。

年代や職種を問わず膨大な求人を抱えています。

求人数が多いことは、選択肢が多いことと言い換えることもできます。

在宅やリモートワークができる会社の候補を少しでも増やすために、求人数が多いリクルートはおすすめできるエージェントサービスです。

dodaと合わせて、どちらか自分に合うサービスを登録しておくことをおすすめします。

リクルートエージェントの公式ページはこちら
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3.リクナビネクスト

リクナビネクスト

3つ目はリクナビネクストです。

上記の2社に比べると求人数は減りますが、リクナビネクストのメリットは2つあります。

1つ目はエージェント型でなく自分で求人に直接応募するタイプなので、まだ転職に踏み切れない人も気軽に求人を見ることができることです。

2つ目は自分にあった適職診断を受けられることで、今の仕事にモチベーションが持てずに集中できない人は、職種を変えることで集中できる仕事に出会うことができます。

実際の求人を見て判断したい人は、リクナビネクストから始めてみると良いでしょう。

リクナビネクストの公式ページはこちら
リクナビネクストの評判

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まとめ:職場での集中は仕事の基本!

在宅の方が集中できるかも

職場で集中できない原因と、その解決策を紹介してきました。

覚えておいて欲しいことは、職場やオフィスの環境は、そもそも集中しにくい環境であるということです。

通勤にかかるストレスや、雑音や邪魔が入りやすい職場環境は、じっくり考えたり作業するのには向いていない環境なのです。

2020年からコロナウイルスの影響で働き方は一変し、在宅やリモートでの働き方が当たり前の世の中になってきました。

もし、今の職場で出社が義務付けられているのなら、転職も1つの選択肢として考えておくべきでしょう。

集中して自分の能力を少しでも発揮するために、働く環境も一度見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

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集中力を高める方法をもっと知るなら

集中力を高める方法を一部紹介しましたが、他にもたくさんの科学的な方法は存在しています。

科学的に集中力を高める20個以上の方法を、以下の記事(有料note)にまとめました。

30以上の論文や本から得られたデータを1つにまとめて紹介しています。

仕事を少しでも効率よくこなしたい方や、集中力を高めて高い成果をあげたい方は、ぜひご覧ください。

本当に集中力を高める方法
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ABOUTこの記事をかいた人

「人生の生産性アップ」をテーマに、仕事やスキルアップに関する情報を発信しています。【経歴】明治大学→バイト3つ掛け持ち→不動産系ベンチャー→WEBマーケティング。WEBマーケティングの仕事をしつつ、転職や勉強方法などについて更新しています。