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小さい頃から猫背の私ですが、
どうやら猫背で姿勢が悪いと悪影響が沢山ある事が判明!
姿勢の良し悪しって、精神論的な話ばっかりなのかなーとも思っていましたが、研究や調査も多く、猫背って結構悪いみたいなんです。
今回は姿勢の悪さはどれだけ悪影響を及ぼすのか?についてまとめました。
悪い姿勢の直し方も合わせて紹介していきます。
姿勢が悪いことで起こる4つのこと
姿勢が悪い悪影響としてどのようなものがあるのか?
経験則ではなく、調査や研究として分かっていることは4つあります。
- 頭が悪くなる
- チャレンジ出来なくなる
- 不安が増える
- 寿命が短くなる
姿勢が悪いと、こんなにも悪影響が。
また、実験や調査としては無いものの、仕事が出来なそうで頼り甲斐がなさそうに見えるのもデメリットの一つになりそうですね。
姿勢が悪いだけで、仕事の信頼やモテ度にも繋がるとなると、なんとしても改善したいところ。
すぐに直らないから悩んでいるわけでもありますが・・・
悪い姿勢がもたらす悪影響について、さらに詳しく解説していきます。
頭が悪くなる
背筋が丸まった、悪い姿勢でいると、脳の働きに悪影響が出ます。
背筋を伸ばすと脳は覚醒モードに入り、ノルアドレナリンが分泌されます。
背筋が伸びないと、脳はいつまでもリラックス状態でぼんやりしたまま。
ノルアドレナリンは、闘争ホルモンとも呼ばれ、不安や恐怖を感じた時に分泌されるものですが、適度な分泌は脳を覚醒させて集中力や判断能力を上げる働きを持っています。
また、ノルアドレナリンは、人の短期記憶であるワーキングメモリとの関わりも深いです。
ワーキングメモリとは、
32+87+120 = ?
を暗算する時に、脳で一時的に記憶しておく機能です。
瞬間的な判断をする際にも必要となる機能で、頭の良さや回転の速さの指標にもなります。
ノルアドレナリンが出る事で、ワーキングメモリの働きを向上させ、勉強や仕事で頭が働く事に繋がるのです。
そんなノルアドレナリンは、リラックスした状態ではなく適度な緊張感を持たないと分泌されません。
姿勢が悪いままでは、身体と脳はリラックスしてしまい、覚醒モードにはなりにくいのです。
猫背など、姿勢が悪いままでは脳の働きも十分ではなく、本来の実力を発揮する事も難しいでしょう。
ちなみに、
最近スタンディングデスクが流行っているのも、立って良い姿勢をした方が脳の働きが良くなるのが研究で分かってきているためです。
チャレンジが出来なくなる
姿勢が悪いままだと、
チャレンジや挑戦ができなくなり、物事へのやる気へも悪影響が!
その理由は、猫背などの悪い姿勢で、テストステロンが減るから。
テストステロンとは男性ホルモンの一種で、闘争心や冒険心と関わりの深いホルモンです。より”男性らしい”行動の源になっています。
株のトレーダーを調べた調査では、テストステロンの値がリスクのある大胆な取引と相関関係があることも分かっています。
悪い姿勢で、丸まった姿勢が多くなるとテストステロンの値が減ってしまい、チャレンジ精神や挑戦する気持ちがなくなります。
また、テストステロンはやる気にも関わるホルモン。
姿勢が悪いままだと勉強や仕事のやる気も起こりません。
何をするにも億劫でやる気が起きない人は、もしかしたら姿勢の悪さが原因かもしれないですね。
不安が増える
姿勢が悪いと、不安が増え、自信を持てない性格になってしまいます。
猫背など悪い姿勢で背筋が伸びないと肺の周りや横隔膜が圧迫されて呼吸が浅くなり、空気を十分に取り込めません。
空気が十分に取り込めない状態では脳の活動へも悪影響を及ぼし、
不安的傾向が高まってしまいます。
姿勢の良し悪しと、人の考え方や性格がどう関係しているか?を調べた研究もあります。
日本の小中高学生を調べた調査では、このようなことが分かりました。
- 自己抑制が高い
- 勉強が楽しく好き
自己抑制とは「嫌いな物でも食べる」「宿題を最後までやりきる」など、自分をコントロールする力。
姿勢が悪いと自己コントロール力が低くなり、最後までやり遂げる力も低くなることが考えられます。
姿勢の悪さが性格にも関係し、勉強の好き嫌いにも影響しているのです。
寿命が短くなる
心の変化だけでなく、姿勢が悪いことはその人の健康や寿命にも関わってくるかもしれません。
順天堂大学大学院の堀江重郎教授の話によると、
テストステロンの低下は、内臓脂肪が落ちにくくなる原因となり、病気のリスクも高めているとか。
不調だけに留まらず、テストステロンが低い男性は寿命が短いことも分かっている。高血圧、糖尿病、がん、心臓病などのリスクが軒並み高くなるためで、テストステロンの低下は命にかかわる問題なのだ。
引用:日経Goodayより
悪い姿勢を直そう
悪い姿勢で得する事はありません!
やる気が出なくマイナス思考になり、寿命も短くなってデメリットしか無いと言えます。
続いては、悪い姿勢の直し方を紹介していきます。
猫背の人が足りない体幹の筋肉
正しい姿勢が出来ないのは身体を支える体幹が弱いかもしれません。
体幹を鍛える方法として、1つ紹介します。
- 仰向けに寝る
- 手は腰の横で「ハの字」で床を押さえる
- 真っ直ぐ両足をあげて直角の位置でストップ
- 両足を床スレスレまで下ろす
猫背の人が足りない背中の筋肉
続いては、背中の筋肉の鍛え方。
猫背で姿勢が悪い人は身体の前の筋肉が、後ろの筋肉よりも強い場合が考えられます。
背中周りの筋肉を鍛えてバランスが取れるようにしましょう。
背中の鍛え方はバックエクステンションがオススメです。
- うつ伏せに寝る
- 両手は耳のすぐ横あたりに
- 足は肩幅くらいに開く
- 顔は正面を見るようにし、背中を反る
- 背中を反るのに合わせて肩甲骨を寄せるように
- 背中を反り5秒キープ を繰り返し
猫背の人が足りないインナーマッスル
インナーマッスルとは、身体の芯に近い部分にある筋肉。
表面からは見えないので、見た目として実感は湧きませんが、身体を支える上で大切な筋肉です。
猫背の人は、インナーマッスルが弱く姿勢を保つのが難しい可能性があります。
インナーマッスルを鍛えて、身体の軸がブレないようにしましょう。
フロントブリッジ
- うつ伏せに寝る
- 肘・腕とつま先で身体を支える
- 足から頭まで真っ直ぐに。腰を落とさずに1分キープ
ドローイング
- 立って背筋を伸ばす
- 鼻から息を吸い、お腹を膨らませる
- 背筋を伸ばしお尻に力を入れる
- お腹を引っ込ませながら、息を吐く
- 息を吐き切る を繰り返す
ドローイングは立ったまま出来るので、ちょっとした空き時間で出来るももオススメです。電車を待っている時間やレジの並び時間などでも出来てしまいますね。
姿勢を直して生産性を高めよう
悪い姿勢がもたらす悪影響と直し方について、紹介してきました。
姿勢を直すだけで、前向きになれて頭が良くなるのは、精神論でなく研究でも分かってきた事実です。
仕事でもっと成果を出したい人、頭が良くなりたい人は、姿勢が悪いままだともったいない。
正しい姿勢を身につけて、生産性の高い日常が送れるようにしましょう。