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「人間関係が辛くて仕事を辞めたい」
仕事・会社では必ず人との関わりが発生します。
そして多くの人が人間関係で悩み、時には仕事を辞めたいと考えるほどに辛さを抱えてしまいます。
では、人間関係が辛いのが理由で仕事を辞めても良いものなのか?
人との関わりに関する研究や社会人向けに行われたアンケートから、仕事を辞めるべきなのかについての答えをお伝えします。
人間関係が辛くて仕事を辞めたいなら辞める方がいい!
早速ですが結論です。
むしろ、人間関係での辛さを抱えたまま仕事を続けると仕事もプライベートも悪化して不幸になる可能性が高くなるのです。
辛いまま仕事を続けることはデメリットの方が圧倒的に大きくなります。
最初からかなり極端に感じるかも知れませんが、対人関係のストレスが与える影響は想像以上に大きく、辞めた方が良い科学的なデータや調査結果もたくさん存在します。
辞めるべき理由と、一歩踏みとどまった方がいいのはどんな時なのか?
順番に解説していきます。
人間関係で仕事を辞めたいなら【辞めるべき3つの理由】
仕事を辞めたい理由が人間関係でも全く問題ないし、むしろ人間関係のストレスが多いなら辞めるべきです。
とはいえ、ただ主張するだけだと説得力はないので辞めるべき理由と根拠を3つ紹介します。
人間関係で幸福度は変わる
ハーバード大学が行った75年にも及ぶ”幸福度に関する最大規模の研究”でも、お金や好きな仕事をするより良好な人間関係が健康で幸福度も高めてくれると結論付けられています。
反対に言うと、人間関係の悪さは不幸の原因であり無理に仕事を続けることで身も心も滅んでしまいます。
良い人間関係は喫煙や運動不足より寿命を延ばす!
人間関係は幸福度だけでなく、健康面でも大きな影響を及ぼします。
アメリカのブリガム・ヤング大学が発表した、寿命を延ばす要素ランキングでは良い人間関係こそが寿命を延ばす何よりの要素だと示されました。
グラフである通り禁煙したり運動をするよりも、人間関係がいかに大切なのかが分かります。
この研究も、30万人のデータを分析した大規模な研究であり信憑性もかなり高いデータです。
人間関係の良し悪しは人生にも大きな影響を及ぼす指標なのです。
会社で孤立してたらかなり危険!
上司や同僚とそりが合わないだけでなく、悩みを話せる人も居なくて社内で孤立しているのならさらにヤバイです。
人間関係は寿命に大きく影響しますが、孤独はさらに悪影響が大きいです。
- 体に炎症が起きる
- 栄養状態が悪化
- 認知症リスクが高まる
会社で孤立していると、体にも脳にも悪影響が及びます。
人との流動性が活発になってる
人間関係で仕事を辞めたいのが全然悪くないのは、現代の働き方からも見て取れます。
終身雇用が普通で転職も少ない昔は、苦手な人がいる職場でも多少我慢して働いた方が収入も安定して楽に老後を過ごせる時代でした。
「嫌いな人とも積極的に関わろう」とする価値観もありましたが、今の世の中は全く別のものになっています。
転職しない方が少数派の時代
日本の経済も好調で終身雇用が当然だった時代と違い、今は転職する方が当たり前の時代になっています。
2017年に行われた調査だと、約9割の人は生涯で1回以上転職をしていることがわかっています。
現時点での60歳でこのくらいの数字なので、転職を経験する割合は今後さらに増えていくと考えられます。
リモートワークやフリーランスも
転職がより活発になっているだけでなく、会社に通う働き方自体も変わりつつあります。
IT系の仕事を中心にリモートワーク可の求人も増えており、会社に属さないフリーランスとしての働き方も徐々に増えてきています。
リモートワークでもフリーランスでも、何かしら人と関わる機会はありますが毎日出社しての働き方に比べると対人関係で抱えるストレスは大幅に減ります。
人間関係で仕事を辞めたいと感じるのなら、転職だけでなく働き方そのものを見直すキッカケにするのもおすすめです。
実際に人間関係で辞める人が多い
「人間関係を理由に仕事を辞めるなんてカッコ悪い」
そうネガティヴに考える人もいるかもですが、周りを見てみると全く心配する必要はありません。
“本音”の転職理由は人間関係が圧倒的に多い
転職理由には会社に伝える建前と、自分だけが持つ本音の2種類があります。
本音の転職理由を調べたリクナビのアンケートでは、上司との関係や同僚とうまくいかないなど、人間関係を理由に辞める人が圧倒的に多いことが分かります。
- 1位:上司や経営者とうまくいかなかった(23%)
- 3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
- 7位:社風が合わなかった(6%)
上司や経営者、同僚など相手は様々ですが、人間関係を理由に仕事を辞めている人はこれほどまでに多いのです。
多くの人が職場の人間関係で悩んでいる
データからも分かる通り、仕事を実際に辞めるかは別としてほとんどの人は人間関係で悩みを抱えて仕事をしていると言えます。
私自身が実際にマネジメントをしていた時も、相談や悩みとして出てくるのは8割以上が対人関係の悩みやギクシャクだったのも印象的でした。
人との関わりで辛く悩んでしまうのは、あなた自身の能力や適性の問題なのではなく誰しも抱える悩みと理解し、解決策として転職も当たり前の方法だと知りましょう。
こんな時はまだ辞めるな!注意したい3つのパターン
人間関係の悩みや辛さが原因で仕事を辞めたい時は、サクッと転職を目指すのがいいのは紹介してきた通りです。
とはいえ、仕事を辞めても解決しない注意すべき状況もあります。
辞めるべきではない注意すべきパターンも紹介します。
特定の人とだけ関係が悪い場合
仕事内容や他の人たちとは上手くやれているのに、特定の人とだけ関係が悪くて辞めてしまうのはあまりにも勿体ないからです。
人の相性は、実際に仕事をしてみないと分からないですし配属を指示する役員や人事にはもっと分からないものです。
チームの異動ができないか相談する
ある一人とだけ関係がうまくいかないのなら、責任者などへ相談して改善できるところは直して貰えるよう動いてもらったり、チーム異動でその人となるべく関わらない働き方ができないか模索するのが先です。
会社の人全員と良い付き合いができる方が稀ですし、会社に1人くらいは合わない人はいるものです。
相談して改善をお願いしたり、その人と関わらない方法を探った上でも解決されない場合には、改めて仕事を辞めるように進むのがベストでしょう。
パワハラやいじめ
会社全体の文化としてある場合は別ですが、周りには分からないようなパワハラやいじめ、セクハラがある場合にも辞めるべきではありません。
パワハラ・いじめ・セクハラは、規制が強化されるなど法律的にNGな行為でありそのせいで辞めるべきなのは相手の方になります。
会社として黙認しているのならまた別ですが、会社が事実を知らない場合は被害を伝えて適切に処分して貰えるよう働きかけるのが先です。
精神的な苦痛を受けたのなら、慰謝料を請求することもできますし、復職できないくらいなら労災の対象や失業保険の支給対象が変わったりもします。
結果的に辞めることになるとしても、事実はしっかりと伝える方が最終的には自分のためにもなるのです。
相手に要求ばかりしていないか?
3つ目は、自分に原因がある場合です。
もちろん人間関係は相手と自分がいるから成り立つものであり、どちらかが100%悪いケースはほとんどないでしょう。
ですが、会社という組織で物事を進めていく中で、自分よがりな要求ばかりしているのでは他の環境でも上手くいくことは難しいでしょう。
例えば営業でかなりの成績を上げたのに歩合が低いなどのケース。交渉するのは1つの手ですが、会社の看板があってこその部分もあったり、売上からは総務や事務の人の給料なども引かれるものです。
会社や組織としての構造を崩してしまう要求ではただのワガママだと受け取られてしまい、それがきっかけで人間関係を悪くする場合もあります。
交渉や要求はスキルの1つではありますが、自分よがりで過度な要求ばかりしていないか振り返ってみることも大切です。
仕事を辞めたい理由は人間関係の辛さでもOK
人間関係で仕事を辞めたいと感じたら、辞めて転職をオススメする理由について紹介してきました。
社会という、たくさんの人が関わる中だと人間関係の悩みは誰しも抱えるものですが、我慢し続けると体や心に悪影響が出てきます。
ラッキーなことに、今は転職も普通になりリモートワーク・フリーランスといった多様な働き方も浸透してきました。
辛くて悩み続けても合わない人と打ち解けられるのは難しいものです。
仕事を辞めて仕事環境をリセットし、身も心もストレスなく生きる選択肢を選んでみてはいかがでしょうか?
今すぐ辞めたいと感じたら
早く辞めたいと感じたら、会社へ退職意向を伝える流れになりますが、今日・明日から行きたくないのなら退職代行サービスを使う方法もあります。
仕事を辞めるための面倒な交渉や手続きを代行してくれるだけでなく、今日・明日から会社に行かなくて済み、すぐに新しい生活をスタートできます。
3万円未満で全部依頼できるサービスもあり、コスパも非常に高くなっています。
次の仕事を探すなら
辞める決心がついた人はもちろん、いい仕事があるなら辞めようと思ったら転職サイトへの登録で実際の求人を見てみましょう。
人との関わりは面接や実際に働いてみないとわかりませんが、今までの経験やスキルを生かし、待遇や給料アップが見込める求人が見つかるかもしれません。
辛い悩みを抱えたまま働くのはモチベーションだけじゃなく健康面でも悪影響があります。
次の行動は早いほど自分のためになるはずです。