「英語に触れてるだけじゃ無理」「英語慣れと上達は違う」語学留学で注意したいこと

留学をする予定の皆さん・留学をしたくて悩んでいる皆さん!

せっかく留学に行くのであれば、たくさん上達して帰ってきたいですよね?

私も数年前にセブ島で語学留学を経験しました。一言でいうと「めちゃくちゃオススメ!」なのですが、留学の最中で気付いたことや今でこそ分かる反省点があります。

セブ島をはじめ、留学を考えている人にはぜひ一度読んでいただき、同じ失敗をされないよう少しでも応援出来れば幸いです。

オススメ出来ない人とは?はこちらから

毎日英語に触れてるだけじゃ出来るようにならない!

留学を考えている人と話すとき、良く耳にする言葉があります。

もしこれから留学をするあたなが、

「毎日英語に触れていれば出来るようになるでしょ」

という考えで留学を予定しているのだとしたら、

STOP!!!

その考え、科学的に全然根拠が無いし、めっちゃ非効率です。

もう一度言います。科学的に間違っています!

留学には何十万・何百万という多くのお金と、日本に居たら色々なことが出来る、たくさんの時間を使って行くことになります。

せっかく多くの時間とお金をかけて留学に行くのに、すごく勿体ない事になっちゃいます。

留学をより効果的で実りのある体験にするために必要な事を紹介していきます。

環境で言語を習得出来る年齢は決まっている!

人間は生まれながらにして言語を習得する能力を持っています。

誰に教わる訳でもなく、育つ環境に応じて言葉を吸収し話す事が出来るようになります。その能力があるおかげで、日本人はもちろん学校がない貧しい国で育った人も何かしらの言語は話せるようになります。

しかしこの「生まれながらに言語を習得出来る能力」は様々な研究の結果、おおよそ7歳〜12歳までが限度ということも分かってきています。

3〜7歳のころにアメリカで暮らし始めた子どもは、母語話者(ネイティブ)とほぼ同等のスコアを得ています。8〜10歳でその力は大きく下がり、その後は急激な下降線を描いています。

8歳すぎからアメリカで暮らすようになった子どもは、英語環境で暮らすうちに自然に英語を話すことができるようになったとしても、その力は決して生まれたときからアメリカで暮らすネイティブと同等のものにはなりません。

引用:幻冬社 GOLD ONLINE

上記の引用記事は神経科学者:ジャクリーン・S・ジョンソンとエリッサ・L・ニューポートがアメリカに住み始めた年齢と英語力の関係について調べた研究で、7歳頃から自然に語学を習得出来る力は衰えていくと示したものです。

小さい頃ならまだしも、留学を予定している学生・成人してからでは、自然に語学が身につく力は、だいぶ衰えてしまっているでしょう。

また、レネバーグ教授が1967年に発表した「言語獲得の臨界期」については10−12歳頃から徐々に言語習得能力は衰えていくとした説も有名です。

少なくとも、今この記事を見ているであろう12歳以上の皆さんは、

言語=英語を覚えるには何かしら努力をする必要があるんです。科学的に。

なので

「毎日英語に触れていれば出来るようになるでしょ」

というのは無理ですし、出来たとしてもかなり非効率です。

中学校程度の英語はおさらいしておこう

セブ島留学をはじめ、留学をするメリットは「多くの会話=アウトプットが出来る事」です。

多くのアウトプットをする場所なのに、知識・インプットが0の状態では全く意味がないですし、結局基礎の勉強に時間を割くことになってしまいます。

上でも述べたように、自然にインプットされる事は残念ながら12歳以上の私達にはかなり難しいです。

そうならない為に少なくとも中学校レベルの内容はおさらいしてから留学に行く事をおすすめします。

留学先では説明も英語が基本ですので、知識0の状態では説明も何を言われているのか分からないのでは困りますからね。。。

そして中学校程度の英語は留学ではなく日本語で解説されている本の方が絶対オススメです。分からない英語でいくら説明されても何も分からないですから。。。

中学校レベルであれば、どんなに出来ない人でも1ヶ月あればおおよそ理解出来ると思うので、不安な人は必ずおさらいをしてから留学をしましょう!

「英語慣れ」と「上達」は違う 自習は絶対必要!

留学して2週間もすれば「スムーズに意思疎通が出来るようになってきた」と感じてくるはずです。

私も実際そうでした。ちょっと冗談を言って笑いを取ったりとか、気持ちを伝えられるようになったと感じたりとか。

確かに上達もしているのですが、この時期に気をつけなければいけない事があります。

それは、

「英語慣れ」と「上達」は違う

という事です。

毎日会話をしていくと英語に慣れます。慣れってどんな状態かと言うと

「慣れ」=「話しやすい文法・単語がスムーズに口に出る状態」です。

自分の話しやすいパターンがなんとなく決まってくるんです。文法は一緒で単語を変えるとか。そんな感じで。

しかしその状態っていうのは

  • インプットは増えていない
  • 決まったパターンがアウトプットしやすなっただけ

こんな状態です。

そのため、英語のスキルを上げようとするならば、

  • 新しい文法や単語を覚える
  • 新しく覚えた事を使ってみる

事を意識的に行っていかないと、慣れてきたけど上達はしない状態に陥ってしまいます。

算数で言うと「九九を高速で言えるようになったけど、分数の足し算はよく分かっていない」みたいな状態です。

「私は○○に行きました」のパターンをスラスラ言えるようになっても、「私は○○に3回行った事があります」が言えないと上達出来たとは言えないですよね。

では、どうしたら上達するのか?

「上達」=「出来なかった事が出来るようになる状態」です。

英語で言うと、言えなかった表現が言えるようになった・身に付いた状態です。そうなる為には、

  • 自習をして新しい文法や単語を覚える
  • 覚えた文法や単語を授業や会話に意識的に入れる

意識をして「覚える」→「使う」を繰り返さないと身につきません。

「覚えた文法や単語が定着し、使えるパターンが増える」 = 「上達」 に繋がります。

留学をしている期間は、英語を使える機会が無限に有ります。なので毎日、

  • 「今日はこの文法を使おう」
  • 「この単語を必ず会話に入れてみよう」

そのように目標を決めて授業へ挑みましょう。

実際に使う事で文法や単語と思考が結びつき、英語の幅が増えていくはずです。

まとめ

語学留学は多くの海外旅行とは比較にならないほど英語に触れる事が出来る体験です。強制的に英語を話す環境が作れるためです。

一日中日本語を使わず英語だけで過ごす事も出来ます。しかし言語習得を間違って捉えていたり、上達したと思い込んでしまう事で、せっかくの貴重な機会を有意義に使う事が出来なくなってしまいます。

「英語をもっと上達させたい」と考え、多くの時間と費用をかけて行く以上、少しでも上達出来た方が良いですよね?

私達が言葉を覚える能力や、慣れるのではなく身につく授業・会話が出来るよう心掛けることで、英語の上達具合も全く変わったものになるはずです。

この記事をきっかけに、少しでも有意義な時間が過ごせるよう応援しています。

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