勉強に最適な照明の明るさとは?”アレ”で集中力は最強になる!

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  • 勉強は蛍光灯が良いの?電球色が良いの?
  • 明るい照明と暗い照明で集中力の違いは出る?
  • そもそも照明で集中力は変わるのか?

勉強する時の照明使い、気になりますよね。

今回はそんな質問にお答えする為に、勉強に最適な照明の明るさについて調べた研究内容をまとめました。

学生はもちろん、資格勉強に励む社会人の皆さんにもオススメする内容です。

勉強に最適な照明、3つの結論

とりあえず結論を教えて欲しい方!

手っ取り早く、勉強に最適な照明の結論です。

    勉強に最適な照明3つの結論
  • デスクライトで手元を照らすのが最強!
  • 勉強時の照明は明るい方が良い
  • 照明の色温度は昼白色5000Kくらい

照明の明るさと言っても、

  • 照らす場所
  • 明かるさの強さ
  • 照明の色温度

比較すべき項目は様々あります。

    勉強に最適な照明3つの結論
  • デスクライトで手元を照らすのが最強!
  • 勉強時の照明は明るい方が良い
  • 照明の色温度は昼白色5000Kくらい

この3つの結論について、順番に紹介していきます。

勉強に最適な照明はデスクライト!

照明の明るさや色合いについて知りたい方がほとんどかと思いますが、
最適なのはデスクライトを使うことです。

天井の照明だけでなく、
デスクライトで手元を照らすと、分析的な思考や言語機能に関わる大脳新皮質の疲労も感じにくく集中力も上がるのです。

デスクライトの効果を調べた研究①

デスクライトで手元を照らす効果を調べた研究を2つ紹介します。

1つ目は2013年に京都大学で行われた研究。

この研究では3つの照明環境で集中度合いがどう変化するかを調べました。

  1. 天井からの照明5000Kで明るめ
  2. 天井からの照明5000Kで暗め+デスクライト5000K
  3. 天井からの照明5000Kで暗め+デスクライト6200Kを狭角で

①天井からの照明だけの場合と、

天井の照明+デスクライトを組み合わせた②・③の場合を比較しました。
また、②と③は、天井と同じ色温度の②と、天井より寒色照明を使用した③で、照明の照らし方もより手元に狭角で当たるように調整しています。

実験の結果で現れたのは、①天井の照明だけの場合のみ、1日の後半で疲労感が現れ、デスクライトで照らした②と③では集中力の持続性や快適などで効果が現れたとのこと!

また、作業の成績もデスクライトで照らした②と③場合は高い成績になり、個人的な印象ではなく結果の面でもデスクライトを使った照明の効果が示されたのです。

標準照明では、1日を通して疲労が現れてくるが、集中度向上照明およびTA従来TA照明では確認されなかった。

引用:知的作業における集中度評価指標と集中度向上照明より

デスクライトの効果を調べた研究①

デスクライトが勉強の集中力を高める研究として2つ目はリビングでの学習環境を調べた研究から。

机を照らす照明の有無で、集中力や計算作業の結果がどう変わるのかを調べました。

本論文の結論として、高色温度・高照度の照明を用いたスポットライトを用いることで、学習効果を高めつつ、リビングという一つの空間において、団欒空間と学習空間の 2 つを共存させたリビング学習の適正化法を提案とした。

引用:リビング学習の適正な環境に関する研究より

リビングでよく使われる、暖色系の天井からの照明に、手元を照らすデスクライトがあるか無いかでの成績を調べたところ、デスクライト有りの方が優位な結果が出たと論文では結論づけています。

細かな数値までは公開されていないものの、1つ目の研究結果と合わせると、デスクライトで手元だけ明るくすることで、勉強時の集中力向上に効果がある信憑性も高くなりますね。

勉強に集中できる照明の明るさ

デスクライトを使い、手元を明るくする事が集中力が高まり勉強でも効果的。

しかし、デスクライトがあるとは限りませんよね。

では、照明の明るさはどの程度が良いのか?を解説します。

照明は基本的に明るめがオススメ!

照明は基本的には明るい方が良いです。

自分の部屋やリビングで勉強するなら、一番明るい照明が最適な明るさです。

カフェで勉強する時には暗めの照明が多いと思うので、スポットライトの下など光の当たりやすい場所を選ぶのがオススメとなります。

明るくできない場合は暖色系の照明を使う!

明るすぎる照明が苦手だったり、照明器具の都合上、あまり明るくする事ができない場合は少し暖かみのある電球を使いましょう。

上でも紹介した”リビング学習の適正な環境に関する研究”によると、

  1. 昼白色で明るい照明
  2. 電球色で暗めの照明
  3. 昼白色で暗めの照明

この順番で、集中力や成績が高い結果が出たのです。

太陽色に近い昼白色で照明も明るくする事が勉強ではベストですが、
照明自体が暗い場合は電球色のような暖色系の照明が良い結果に。

理由は、昼白色で暗い照明だと不快感や不安を感じる原因になりやすいためです。
暗い場合は、暗くても違和感のない電球色がオススメとなります。

明るい照明が苦手な場合や器具の都合などで明るくできない時は暖かみのある電球を使いましょう。

勉強に最適な照明の色温度(色合い)

  • 勉強に最適な照明はデスクライトで照らす事
  • 照明は明るい方が良い

この2つについて紹介してきました。

続いては、照明の色温度(色合い)はどの程度が適切なのかを紹介していきます。

勉強に最適な照明は太陽光と同じ昼白色!

勉強に最適な照明の色温度は、
日中の太陽光と同程度の昼白色=5000Kが最適です。

尚、先程紹介したように照明をあまり明るく出来ない場合は、電球色の方が良いです。
昼白色が最適になるのは、ある程度明るく出来る場合の比較となります。

太陽光や昼白色を言葉で表すなら、レモン色を薄くした程度と言えるでしょうか。

昼白色は集中とリラックスのバランスが最適

昼白色である、5000Kの色温度がなぜ勉強に最適な照明なのか?

理由は、集中とリラックスのバランスが最適な色温度だからです。

千葉大学が2000年に行った集中できる照明環境について調べた実験では、5000Kの色温度がベストと結論付けています。

違和感を感じずにある程度の覚醒度を保って作業を行える色温度5000K、照度750lxの照明条件が集中して作業を行える照明空間として支持できると言える。

引用:千葉大学 思考的作業に集中できる照明環境についての研究より

暖色照明は覚醒しにくく、寒色照明は疲れやすい

勉強に適した照明を考えるには、覚醒度合いと長時間でも疲れない明るさの照明選びが必要となります。

そのどちらもバランスが取れているのが、太陽光と同じ5000Kの色温度なのです。

真っ白で若干青みのある寒色系の照明は、覚醒度が高まり一時的な集中力は高まるのですが疲れやすく長時間の勉強には向きません。

反対に、暖かみのある電球色のような色温度の照明では、リラックスし過ぎてしまい脳の覚醒が不十分になります。
また、電球色は眠気も感じやすい照明にもなるため集中力も途切れてしまう心配も出てきます。

その中間に位置するのが太陽光と同じ5000K=昼白色の照明となります。

脳が覚醒し集中モードになりやすく、長時間でも疲れにくい最適な色温度の照明なのです。

短時間の集中なら寒色:7000Kが良さそう

5000Kの照明が勉強に最適な色温度で、集中力も持続しやすいですが、調光可能なライトを使っているのなら、短時間だけ集中したいなら7000Kの若干青味がかった色温度に設定するのがオススメです。

上記に紹介した千葉大学の研究結果から、10分の短時間の作業で一番集中力が高まったのは7000Kの照明でした。

長時間の使用は目の疲れやストレスの元ですが、数10分といった短時間に集中して勉強したいなら真っ白や青味のある色を使いましょう。

調光可能なデスクライトを使おう

集中力を高めて勉強するなら、デスクライトを使いましょう!

デスクライトでもオススメなのが、調光・調色(色合いの調整)の変更が可能なタイプです。

幅も取らずコスパの高いデスクライトを3つ紹介します。

とにかく薄い!3000円未満のデスクライト!

遠隔操作もできる!

ヒカキンさんオススメのデスクライト!

勉強に最適な照明まとめ

勉強に最適な照明や明るさについて紹介してきました。

デスクライトがこんなにも集中力を高める物だとは、驚きですよね。

デスクライトを使わずとも、適切な明るさや照明の色合いを考えることで勉強の進み具合も大きく変わり、テストや試験の結果にも影響を及ぼしてくるでしょう。

太陽光に近い昼白色が最適なのは、私たち人間が活動する上で最も適した色温度だからかなと個人的に考えています。
日中の太陽の下で高い集中力を保ち獲物を捕らえてきた進化の歴史があるのかなと。

知るほど奥の深い照明の使い方。

勉強に集中したい時、照明の明るさの目安や勉強場所選びの参考にしてみてください。

照明や明るさ以外で集中力を上げるには

照明や明るさで集中をコントロールする方法は紹介してきた通りですが、他にも科学的な集中力の高め方はたくさんあります。

35以上の本や研究データから、根拠のある集中力の高め方を以下のページにまとめました。

効果的な照明を学んだあとは、集中するにはどうすればいいかも一緒に理解しましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

「人生の生産性アップ」をテーマに、仕事やスキルアップに関する情報を発信しています。【経歴】明治大学→不動産系ベンチャー→WEBマーケティング。WEBマーケティングの仕事をしつつ、転職や勉強方法などについて更新しています。