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日本では海外と違い副業をする文化がなく、いまだに副業禁止の会社規定を設けている企業も沢山あります。
個人的に、
副業禁止の企業で働く事は人生の主導権を会社に預けていることと一緒だ
と考えています。
今回は日本を取り巻く副業・兼業の現状についてまとめました。
副業禁止・副業後進国の日本
日本企業の多くは副業禁止の制度を設けて副業を制限している一方、海外では副業に寛容な国がほとんどです。
副業禁止の規定は、日本だけと言っても過言では無いほどです。
海外の副業禁止についての規定や、日本での副業事情の現状をご紹介します。
アメリカでは業務時間外は拘束できない
副業やフリーランスの先進国と言えるアメリカ。アメリカは契約社会で個人の自由を尊重している国です。
そんなアメリカでは副業がOK!
副業を許可していると言うよりは、
会社との契約時間以外は何しても制限できないスタンス。
そのため副業を禁止する事は出来ません。
契約社会であり情報漏洩などは厳しいため、
同業他社で働く事は労働契約上制限される可能性はありますが、契約時間以外は副業をしても問題ありません。
フリーランスで働く人や起業率が高いのも、このように寛容な労働環境が一因として考えられますね。
ベトナムの法律では副業が許可されてる
ベトナムは法律で副業する権利が守られている国。
ベトナムの労働法では、「雇用される者は複数の事業者と契約できる」と明記されているのです。
副業には寛容な国ですね。
アメリカやベトナムだけでなく、個人の職業選択の自由として副業禁止の制度を設ける事は違法としている国がほとんどです。
複数の会社と契約が出来なくとも、企業やフリーランスで仕事を貰う事について制限できないのが基本的な考え方となります。
日本でも副業禁止は憲法違反?
実は日本でも副業は憲法で認められた大切な権利です。
憲法の第22条では「職業選択の自由」を認めており、公務員でない限り副業を禁止する法律は存在していません。
ではなぜ副業禁止をする企業が問題にはならないのか?
理由の1つは「副業を禁止するな」と言う法律が無いため。
企業が独自のルールで副業禁止の規定を設ける事も、法律違反で罰則を受ける対象とはならず、なんともグレーな状態がまかり通っているのが、今の日本です。
副業が進まない日本企業
日本では2017年から政府・厚生労働省管轄のもと「働き方改革実行計画」により副業・兼業の解禁に向けて進みだしました。
2018年には副業・兼業のガイドラインも発表され、国をあげて副業の推進に向け動いています。
しかし、2018年にリクルートキャリアが調査した副業・兼業に対する企業の意識調査では
副業を認めている企業は28.8%に過ぎず、
71.2%の企業は副業を禁止している状態です。
副業を推奨しない理由の多くは、
- 社員の労働時間が増える事
- 情報漏洩リスク
などがあげられています。
会社としては、自分の会社でひたすら働いて貰うために社員の副業を禁止しているわけです。
人生の主導権を会社に渡して良いのか?
副業禁止の会社で働くことは、
人生の主導権を会社に預けている事と一緒だ!
と思ってます(個人的意見です)
副業禁止の会社で働く事は、こんなにも人生を制限されます。
- 副業禁止で、会社の給料だけが頼み
- 食事、家賃も会社の給料でしか決められない
- 子供の養育費、親の介護代も会社の給料だけが頼み
- 人事異動=やりたい仕事も会社が決める
- 転勤=どこに住むかも会社が決める
- 解雇されたら収入は0円に
- 倒産したら収入は0円に
自分で良い生活をしようと取り組もうとしても、会社で評価される以外では出来る事が無いって事です。
あなたの大切な人生の主導権は、あなた自身ではなく、明らかに会社にあります。
「俺はこの会社が好きでたまらないから人生捧げてるんだ!」という人も中にはいると思いますので、そのような人は否定しません。
でも、人生を捧げるほどの会社に勤めていないとしたら、
一度きりの人生の主導権を、会社に預けたままで良いのでしょうか?
会社で必要のない能力は無価値
副業禁止の会社において、会社で必要なスキル以外は価値を産みません。
あなたには、学生時代に身に付けた部活のスキルや、趣味の延長で得意になったスキルなど、世の中で価値を生む可能性のあるスキルを持っているかもしれません。
人より上手なことは、社会では何かしら価値を産みます。
副業で収入になったり、社会貢献に繋がったり。
しかし、
副業禁止の会社では何の役にも立たず、価値やお金を産むこともありません。
社会人になる前に身に付けた能力は何かしらあるはずですが
副業禁止の会社に居ては価値を届ける事ができない無意味な能力にしか過ぎません。
人生はあなたのもの
人生の主導権を会社に預けている事と一緒だ!
と言いながら恐縮ですが
「転職をして副業OKの企業に行くべき!」と安易な言葉で私からお勧めはできません。
副業に否定的な企業が多い中、転職しようにも選択肢が少なくなってしまうからです。
しかし確実に言える事は
「あなたの人生はあなただけのもの」という事。
副業という視点だと、
自分のスキルにどれだけ価値があるのか、収入は得ずボランティアから始めてみるなどでも良いのかなと思います。
また、保証はできませんがバレない副業の仕方を学んでみるのも良いのかな?って思います。
やり方は色々あるので・・・
政府も副業を後押しし、リモートワークやフリーランスなど多様な働き方は一人一人にあった働き方をサポートしています。
給料や副業をはじめ、会社に依存している事を自覚し、人生の主導権を自分に取り戻せるよう行動しましょう。