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「やりたい事が分からない・・・」
就職活動をしている学生・自分のキャリアが見えない社会人など、やりたい事が分からなくて悩む人は沢山います。
やりたい事にチャレンジしてキラキラ輝いている人が眩しく見える事もあると思いますが、
今、やりたい事が分からなくても全然問題ありません!
今回はやりたい事がまだ分からない人の仕事の選び方についてまとめました。
見つけ方まで合わせて紹介していきます。
やりたいことが分からない人の仕事の選び方!
やりたい事が分からない人は、仕事をどう選ぶか?
結論は、
コレが答えです。
やりたくもなく出来ない新しい事に0からチャレンジするのではなく、少しでも人よりも出来ること・得意なことを仕事にすべきが正解です。
なぜ出来ることを仕事にすべきなのか?
なぜ、出来ることを仕事に選ぶべきなのか?
理由は人間の心理的な欲求にあります。
人の心理を考えた時、人より出来ることを仕事に選ぶと”承認欲求”が満たされて幸福度のアップに繋がるのです。
やりたい事が分からないのなら、闇雲に仕事を選ぶのでは無く、出来ること探しから始めましょう。
マズローの欲求から考える自分に合う仕事
出来ることを仕事にすべきなのは、人間の心理の面で正しい方法だからです。
その人の心理を知る上で使うのが、マズローの欲求5段階説。
人の欲求には段階があり、1つ満たされると次の欲求が得たくなると言う人間の心理を示した説で、心理学の基本となっています。
人の欲求は、まず生きていける事。そして安心出来る事が根本にあります。
それらが満たされると、恋愛感情やコミュニティに属したい気持ちが芽生える”所属と愛情欲求”へと移って行きます。
仕事を選ぶときに関係するのは、
- 4段階目の”自尊欲求”
- 5段階目の”自己実現欲求”
この2つです。
自尊欲求を満たすのが”出来る仕事”に就くこと
やりたい事がまだ無い状態の人は、マズローの欲求を使うと4段階目の自尊欲求=”人から認められる仕事”を選ぶ方が、幸福感がアップし満足度が高くなります。
やりたい事が見つかっていない人は、認められる経験が足りないから欲求として湧き上がっていない事でもあります。
人から認められた人ほど、更なる高みを目指すのは、自尊欲求が満たされて自己実現欲求へと次元が移るためですね。4つ目の自尊欲求が十分に満たされた結果、自分のやりたいことへチャレンジしたい気持ちが生まれてくるからです。
仕事での満足度を上げたいのなら、
まずは人より出来ることや得意なことを仕事にして、人から認められる仕事に就くのが最適な選択となります。
それが、やりたい事がないなら、出来ることを仕事に選ぶべき理由です。
やりたい事より出来る事が重要?
出来る事を仕事にすべきなのは、マズローの欲求5段階説だけに留まりません。
これからの時代を見た時、”人より得意なスキル”が重要になるのも理由の1つです。
- 副業解禁
- 終身雇用の終わり
日本で、ここ1~2年の間に起きた2つの出来事。
これが意味するのは”スキル重視の社会”がやってくることです。
昭和から続いてきた日本の労働環境は、”入社した会社に長く勤めると安泰した生活が送れる”といった環境で、
生活は会社が保証してくれるため、多少仕事ができなくとも雑務をしたり人間関係が円満なら安定して老後までを過ごす事ができたのです。
しかし、時代は変わります。
副業解禁や終身雇用制度が終わりを告げる事で起きるのは、個人のスキルが重視される世の中。
やりたい事よりも、出来る事=スキルが重視される世の中が訪れる事を意味しています。
意気込みよりも、持っている能力を重視する社会がもう目の前にやってきているのです。
出来ることを仕事にすべき理由として、心理的な観点だけでなく、日本の労働環境が抱える変化も重要なのです。
自分には何が出来るのか?分からない
やりたい事も分からないけど、出来る事も分からないと悩む人も居ると思います。
でも、それはただの努力不足。
努力と言っても、仕事への努力ではなく、”自己分析への努力”が足りないだけです。
自分の将来は過去の経験が作る
今ある自分は過去の自分が行動してきた結果です。
不慮の事故に合った人も居るかもしれないですが、過去の積み重ねが今現在の自分を作り出しています。
それは将来についても同じ。
自分に何が出来るか分からない人は、自分について十分に向き合う時間・経験が無いだけに過ぎません。
小さい頃好きだった事や学校で褒められた事、仕事で褒められた事を思い出す努力が出来ていないだけです。
徹底的な自己分析
自己分析をするためのツールとして、1冊の本を紹介します。
若手起業家でNO.1とも称される株式会社SHOW ROOMの社長、前田裕二さんの著書、”メモの魔力”です。
メモする習慣をつけた事で、思考力や発想力が上がったという本ですが、巻末にあるのが”自己分析1000問ノック”。自分自身を理解するための質問が、1000問もまとまって収録されています。
著者の前田さん自身も、「何がしたいか分からない人はやってみた経験が少ないだけ」と言っており、やりたいことや自分の出来る事を探すのに最適な方法として徹底的な自己分析を勧めています。
昔の自分を思い出すことは、忘れかけていた本心を呼び覚ますキッカケになり、人より出来たこと・得意なことを発見するための非常に有効な手段になるのです。
“なぜ”で更に深掘りする
徹底的な自己分析を更に深掘りするには、“なぜ”を繰り返しましょう。
元々は自動車のトヨタが工場のオペレーション改善をする際に取り入れていた方法なのですが、物事の本質を見極める上で有効な方法となります。
例えば、自己分析をする中で「学芸会の劇で褒められた」のを思い出したとします。
これを素直に”演劇を始めよう”とするのでなく、”なぜ褒められたのか?”を深掘りするのです。
- 声の元気が良かったのか?
- 練習して上達して褒められらのか?
- 人にアドバイスしてる事を褒められたのか?
- チャレンジした姿勢が褒められたのか?
人から褒められたり得意だった思い出を”なぜ”を繰り返して自問自答し、本質を探ります。
もし、”人にアドバイスすること”を褒められた事が分かったなら、
教育系の仕事や研修会社、セミナーを開催する企業、コンサルタントなど、自分が得意なことの本質を知る事に繋がるのです。
徹底的な自己分析で過去の自分を思い出した後は、”なぜ”を自分で問いかけてどの点が得意で人より出来る事なのか?まで掘り下げていきましょう。
“やってて苦じゃないこと”がヒントになる!
出来ることや人より得意だった事が、どうしても見つからない時。
そんな時は、”やっていて苦にならない事”を探しましょう。
例えば私は、初対面の人と話すことが苦手です。
でも、初対面の人と話すことにほとんど抵抗無い人も沢山います。
苦手な人が居ると言うことは、裏返すと人よりできる事。
やっていて苦にならないことを探す事から仕事を選ぶキッカケを作りましょう。
- 初対面の人と話す
- 接客で笑顔を作る
- 数字の計算を正確にやる
- 文字の間違いをチェックする
- 文章を書く
- 掃除をする
- 整理整頓をする
- 料理をする
- 相手の話を聞いてあげる
- ゲームをする
- 力仕事をする
仕事でも普段の生活で体験する事でも、やっていて苦にならない作業は”人より得意な事”に繋がりやすい項目です。
人によってはストレスを抱える作業を、苦にならずに行える能力は、自信を持つべき長所です。
自分の今までを思い返して人より出来ることが思い浮かばないのなら、”やっていて苦にならないこと”を見つけると、自分に合う仕事が見つかるでしょう。
出来ることを仕事にしよう
これからの時代、政府が推し進めるように副業を解禁する企業は増えるのは間違いありません。また、終身雇用制度を見直す企業も増えており、個人がスキルを持たないと仕事を貰えない時代がやってきます。
スキル重視の社会では、やりたいことよりも出来ることの方が大切になるのです。
今の時点でやりたい事が分からない人も大丈夫。今のうちに自分には何が出来るのか?を理解して人より得意なスキルを身に付けていけば十分間に合います。
- 出来ることや得意だった事を思い出す
- やっていて苦じゃない事を思い出す
この記事を読みながら思い出してみましょう。
思い出した事が、将来あなたの仕事と結び付いているかもしれません。