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集中力を本当に高める飲み物は何なのか?
仕事や勉強、試験前など、集中力を高めたい時ありますよね。
そんな、集中力を上げたい時に効果的な、根拠のある飲み物をまとめました。
オススメできる根拠や飲む時の注意点。また、飲むと逆効果がある飲み物とは何か?
“ここぞ”と言う場面で助けてくれる飲み物を紹介していきます。
集中力を高める飲み物5選!
早速ですが、集中力を高める効果がある飲み物を5つ紹介しましょう。
自動販売機やコンビニで買える物もあり、すぐに飲める物がほとんどです。
実験や研究など、根拠についてもあわせて解説していきます!
コーヒー
1つ目はコーヒー。
仕事中にコーヒーを飲む人も多いと思いますが、科学的にも根拠のある集中力を高める飲み物です。
カフェインが疲労感をブロックする
カフェインは集中力を高める効果より、目を覚ます効果の方が広く知られています。
なぜカフェインによって目が覚めるのか?ですが、
眠気に繋がる物質:アデノシンをカフェインはブロックしてくれて、覚醒作用のあるドーパミン等の物質が活発に動きやすくなるから。
ブレーキを一時的に弱めてくれるので、脳が覚醒し集中力が高まるのです。
匂いだけでも効果あり?
コーヒーに含まれるカフェインが脳に作用することで集中力が高まるのですが、とある実験では匂いだけでも効果がある可能性も示唆されています。
コーヒーが嫌いな人は微妙なところですが、コーヒーを飲んだ時の状態を脳が覚えていて、匂いを嗅ぐだけでも効果を発揮してくれると考えられます。
匂いでコーヒーを感じたり、時には画像を見てコーヒーの記憶が思い浮かんだだけでもある程度の効果はあるとのこと。
夜の仕事や勉強では、睡眠の質を下げないように飲まずに対策することでも効果ありです。
耐性に注意しよう
カフェインが集中力を高めてくれるコーヒーですが、注意すべきは耐性ができてしまうこと。
20年ほど前に行われたカフェインの耐性に関する研究では、
1〜2週間ほど飲み続ける耐性ができて効果が薄まる事が分かっています。
また、コーヒーを飲むのが習慣になってしまうと、コーヒー無しでは集中しにくくなる可能性もあり、摂り過ぎにも注意が必要です。
1日に何杯もコーヒーを飲むのが習慣になっている人は、徐々に量を減らして依存状態を抜け出すなど対策しましょう。
緑茶
集中力を高める飲み物として緑茶も効果あり。
緑茶が効果的なのは、コーヒーと同じくカフェインが含まれることに加え、テアニンという物質が含まれていること。
テアニンとは?
カフェインの効果は、コーヒーの説明で紹介した通り、疲労感をブロックして脳をブーストさせてくれて集中力を高めます。
緑茶にもカフェインは含まれていて、抽出方法によっても変わりますがコーヒーの1/3〜半分ほどのカフェインが含まれています。
緑茶を飲むと集中力が高まるのはカフェインに加え、テアニンという物質が多く含まれているからです。
あまり聞き馴染みのないテアニンですが、アミノ酸の一種で疲労感を減らして不安感も減少する効果のある物質。
ストレスから脳を守る物質とも言われています。
集中力が10%アップ!
テアニンとカフェインは、単体でも集中力を高めてくれますが、一緒に飲むと効果は倍増します。
スリランカの国立大学で行われた実験では、テアニンとカフェイン単体では、それぞれ6%ほど集中力が高まったのに対し、
テアニン+カフェインだと10%集中力が高くなりました。
お茶に含まれる2つの物質が、脳を活性化させて集中力を高めてくれるのです。
伊右衛門(濃い目)がおすすめ
緑茶を飲む事で、テアニン+カフェインの効果により集中力が高まりますが、お茶の種類には注意が必要です。
理由は、テアニンやカフェインの含有量が商品によって違うから。
テアニンやカフェインをどの程度飲めば集中力に効果があるのか、まだ明確な基準がなく、上記で紹介した集中力が10%高まった実験では、200mgのテアニンと160mgのカフェインで実験されており、お茶を飲んで摂取するにはハードルが高い量です。
そんな中で、他の商品よりテアニンとカフェインが多く含まれているのが”伊右衛門の濃い目”タイプ。
テアニンの含有量が29.7mg(555ml)と他の商品より多く、カフェインも20mg(100ml)と多めに含まれています。
実験と同じ程度を摂取するまでには至りませんが、含有量が多いお茶をコンビニや自動販売機で手に入れるなら、伊右衛門の濃い目を選びましょう。
紅茶
紅茶と緑茶は同じお茶の葉から作られます。
そのため、緑茶と同様にテアニンとカフェインの効果で集中力を高める飲み物として効果が期待できます。
コーヒーが苦手な人は、カフェで紅茶を飲むと集中力を高められるでしょう。
証明された紅茶の効果
緑茶は海外ではメジャーではありませんが、紅茶はコーヒーのように日々飲まれていて、紅茶の効果についての実験も行われています。
オランダで行われた研究で紅茶を飲んだ後の効果を調べたところ、
- 作業の正確さアップ
- 作業の速さがアップ
紅茶を飲んだ後のグループでは、集中力が増して正確で早く作業を終える事ができました。
緑茶と同様に、テアニンとカフェインが働き、集中力を高める効果を発揮した結果と考えられています。
創造性もアップ?
紅茶による効果は、集中力以外にも発揮されそうです。
中国の北京大学が行った、創造性に関する実験によると、紅茶を飲んだグループは創造的でオリジナリティのあるアイデアが高まったとされています。
創造性やオリジナリティの基準は難しいところではありますが、紅茶には集中力に加えて脳の働きを活性化させる可能性もありそうです。
ブルーベリージュース
あまり売っているお店は多くないものの、ブルーベリー100%のブルーベリージュースは集中力を高める飲み物として期待できます。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンというポリフェノールは脳の伝達を強化してくれて、集中力を高めます。
そのまま食べるのがベストではありますが、100%のブルーベリージュースなら、効果を期待できるでしょう。
添加物で効果が薄まる可能性も
ブルーベリーに含まれるアントシアニンですが、注意したいのはジュースになる過程で添加物が含まれてしまうこと。
保存料や熱に弱いので、ジュースにする過程でアントシアニンの効果が薄まってしまう可能性も考えられます。
効果を最大限に感じたいなら、添加物や保存料の含まれない本当の100%ブルーベリージュースを選びましょう。
水
コーヒーに含まれるカフェインをはじめ、脳の機能を高める物質により集中力が高まるのですが、水を飲むことでも集中力は高まるのです。
「喉が渇いているからじゃない?」
って疑問もあると思いますが、
水と集中力の関係を調べた実験結果
喉が渇いていない状態でも、水を飲むと変化があるのかについて調べた実験があります。
- 飲まない
- 少し飲む(25ml)
- ある程度飲む(300ml)
飲む量を変えて、その後の集中力がどう変化するのかを調べました。
結果は以下の通り。
水なし=1%低下
引用:パレオな男より
水25ml=12%向上
水300ml=23%向上
しっかり300ml飲むと23%。少量の水でも12%もアップ!
喉が渇いていない状態でも、水を飲むと集中力が高まったのです。
脱水状態は厳禁!
喉が渇いていなくても、水を飲むと脳の機能は上がり集中しやすくなります。
反対に、脱水状態になると集中力は大きく低下してしまうのです。
脱水状態までいかなくても、3日間水分量を減らした場合には、集中力が下がり、不安感が強まるなど多くの悪影響があることが2014年に発表された論文で紹介されています。
水分不足は頭の働きを悪くして、精神的な安定にも悪影響が大きいのです。
こまめに水分補給をすべき
- 脱水状態はダメ
- 喉が渇いてなくても水を飲むと集中力アップ
この2つの結果から言えるのは、こまめな水分補給を心がける事が集中力アップには大切ということ。
喉が渇いてから水を飲むのでは、脳は十分に働きません。
喉が乾かないようにこまめに水を飲むことで、集中力を高く保ち脳の働きを最大限に発揮できると言えるでしょう。
エナジードリンクでは集中力は高まらない?
仕事や勉強を頑張ろうとして飲みがちなエナジードリンク。
上記で紹介したカフェインが含まれており、集中力が高まる効果を期待する人も多いと思います。
でもエナジードリンクに手を出すのは要注意!
カフェインによる効果はプラスになるかもですが、悪影響も多々考えられるからです。
エナジードリンクは砂糖のかたまり
コンビニでも自動販売機でも気軽に買うことのできるエナジードリンクですが、カフェインの他に、砂糖も大量に含まれる飲み物です。
例えば、エナジードリンクとして世界的に有名な◯ッドブル。
気合いを入れるために普段から飲む人も多いと思いますが、
スティックシュガー10本分もの量です。
カフェでコーヒーにスティックシュガーを10本も入れる人が居たら、恐怖を覚えますよね?
でも、エナジードリンクを1本飲むだけで、大量の砂糖を飲む事になるのです。
甘い物は集中力を下げる!
”エナジードリンクには砂糖がたくさん”
「でも、甘い物って頭がよく働くんじゃ?」
そう思った方もいるでしょう。
それどころか集中力や脳の機能を下げる可能性すらあります。
脳にとって糖分は大切。
ここで言う糖分とはご飯で摂取する炭水化物や果物に含まれる果糖が基本です。
バランスの良い食事をしていれば集中したい時に摂取しなくても問題ありません。わざわざ砂糖を大量摂取する必要は全くないのです。
さらに言うと、近年では砂糖を摂る事で集中力は逆に低下するという考え方も一般的になっています。
実際に、砂糖を摂取した後は脳の機能が低下したとする実験結果も発表されており、甘い物は仕事や勉強に役立つどころか逆効果になってしまうのです。
沢山砂糖を摂ることは健康にも良くないですし、エナジードリンクには沢山の人工甘味料も含まれます。
集中力を高くしたい時にエナジードリンクに手を出すのは、マイナス要素の方が断然大きいと考えるべきです。
集中力を高める飲み物を正しく知ろう
集中力を高める飲み物と、エナジードリンクでは悪影響の方が大きい理由を紹介してきました。
私たちの脳は、飲み物で摂り入れる栄養素で良くも悪くも変化します。
効果があるもの・無いものを正しく知らないと、エナジードリンクのように逆効果さえ生んでしまうのです。
また、カフェインには耐性ができてしまうように、飲み物だけに頼るのも注意したいところ。
食生活や運動習慣があるかどうかも、集中力を高めたいのなら一緒に考えたいところ。
ここぞと言う時に、持っている力を十分に発揮するための1手段として、飲み物を活用しましょう。
飲み物以外に集中力を高める方法
集中力を高める上で、飲み物はほんの1つの方法に過ぎません。
研究や実験からわかった、集中力を本当に高める方法を合計2万文字以上の大ボリュームでまとめました。
集中できない時、もっと集中して取り組みたい時には必ず力になってくれるはずです。