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仕事を1年で辞める人はどのくらいいるのか?
入社したけど会社への不満や気持ちの変化から辞めたいと考える人はたくさんいます。
ですが、仕事を辞めることが本当に正しい判断になるかは難しいですよね。
将来にとって正しい選択ができるようにしましょう。
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仕事を1年目で辞める人の割合
会社に入社をしたものの、仕事を1年で辞める人はどれくらいいるのか?
あくまで新卒で入社した人が対象となりますが、厚生労働省の離職率データから1年で辞める人の割合を計算すると、
2016・2017年も11%程度なので、1年でだいたい9人に1人辞めています。
会社の規模が小さいほど辞める人は増える
1年目だけでのデータではないですが、会社の規模(従業員数)が小さいほど辞める人は増える傾向もあるようです。
会社が小さいので教育制度が整っていなかったり、相談できる同期の数が少なかったりということから辞める人も増えているのでは?と考えられます。
仕事は1年経たずに辞めて良いものか?
10人に1人が1年で辞めている状況ですが、そもそも辞めてしまっても良いのでしょうか?
会社としては、ひとりの採用に数十万円〜数百万円かけているので1年で辞められてしまうと損失であり、採用担当者も残念な気持ちになってしまいますが、最終的には個人の自由です。
しかし、辞めるべきか正しく判断をしないと転職した先でも同じ状況になっている人は非常に多くいます。
仕事を辞めるか辞めないかは個人の自由だからこそ、自分自身でしっかりと考えて正しい決断をすることが大切になります。
1年で仕事を辞めて良い場合【転職しよう】
仕事を1年、もしくは1年も経たずに辞めるのは個人の自由です。
しかし、転職して”成功”するかどうかはまた別問題です。
まずは辞めて転職する方が良いケースについて紹介していきます。
本当にやりたいことが見つかった
仕事は実際にやってみなければ何も分かりません。
やってみないと分からないことがほとんど
会社を決める時には、業界や会社の特性を調べ、時にはOB訪問などで働いている人の意見を聞いたりと少しでも仕事を知るために行動したと思いますが、実際にやってみないと分からないことだらけです。
外から見たらキラキラしている業界でも、泥臭く地道な業務があったりと仕事内容はやってみないと分かりません。
同時に、自分に合うか合わないかも取り組んでみないと実感できないものです。
人見知りと思ったけど、意外とプレゼンや営業ができたり、事務作業が嫌いだったけどみんなより早く終わらせることができたりと、仕事をしてみて分かる発見はたくさんあります。
仕事をする中で自分の本音や特性に気が付けたのなら、早く新しい道へ行く方がやる気も出てスキルも早く身に付くでしょう。
ブラック企業
入社する前は分からなかったけど、入社してみたらパワハラやセクハラが多かったり残業が支払われないなどブラックな体質の会社だった場合も、辞めることをおすすめします。
その会社でしかできない仕事があることも稀にありますが、ブラック企業で我慢して働いていても良いことはまずありません。
長時間労働はモチベーションを奪う
ブラック企業の典型が長い残業時間です。
1年目だと仕事を覚えておらず時間が掛かるのは仕方がないですが、先輩も毎日終電近くまで残っていたり、残業代が支払われないサービス残業が横行している会社は居るだけ損をします。
残業が多く、サービス残業のようにメリットのない労働時間が長くなると、私たちからやる気・モチベーションを日に日に奪っていきます。
毎日を卒なくこなす働き方しかできなくなり、転職する気力や自分の将来に向けた行動力を奪っていきます。
パワハラ・セクハラがある職場は脳を縮める
怒鳴り声が毎日響いていたり、セクハラが多い会社は、自分が対象じゃなくても正常な精神を奪います。
仕事の生産性をあげたりモチベーションを保つ上で、精神の安定は非常に大切な項目であり、Googleでは”心理的安全性”という指標で職場環境作りの大切な項目にしています。
恐怖感を抱える状態が続くと、ひどい場合にはストレスで脳が縮む可能性すらあるのです。
人の性格や価値観は、環境によって多くの影響を受けます。大声を上げて怒る人がいる職場は、自発的な行動も起きにくくなり”怒られないための考え”しかできない脳を作ってしまうのです。
独立・起業したい
仕事を辞めたい理由が独立や起業のためなら、辞めて早めにスタートを切る方がおすすめです。
モチベーションが高いうちに始めた方が行動も多くなりますし、仮に失敗するとしても年齢を重ねるほどリカバリーが効きにくくなります。
ただ、独立や起業する場合には注意もあるので事前にチェックしておきましょう。
立ち上げは会社員の何倍も大変
独立や起業を目指す人は、0から1を作りたいと意気込む人も多いはずです。しかし立ち上げは、会社員の何倍も大変なのは理解しておきましょう。
会社員として働くことは、事業がある程度軌道に乗っていて会社の信用ありきで仕事ができている状態です。
独立や起業となると、信用もなく売上も0から立てなくてはなりません。自転車も最初の一漕ぎが一番力がいるように、会社員としての働き方はベースとならないことは理解しておきましょう。
今の会社とのトラブル
起業でトラブルになりがちな1番の相手は、今の会社です。
同じ事業をする場合、情報を引き抜いたり顧客を持っていくとすると、訴訟問題になりマイナスのスタートとなり兼ねません。
「自分たちでやった方が儲かりそう」と多くの人が思うでしょうが、顧客や情報の引き抜きを前提に考えているのなら、リスクが大きく考え直すべきです。
1年で辞める人向けの転職エージェント3選!
転職エージェントはたくさんありますが、1年目・第二新卒向けのサービスは限られます。
第二新卒向けのエージェントをまとめたので、転職や辞めるときのイメージ作りのためにも、登録して無料相談をしてみましょう。
【ウズキャリ】第二新卒専門!
第二新卒特化型で、1年目で辞める人をはじめ20代向けの転職に強いのがウズキャリ です。
エージェントの9割以上が既卒や第二新卒での転職経験者というのも強みの1つで、辞めるべきか悩んでいるときの相談をするのにも向いている転職エージェントとなります。
転職した人の定着率が93%と非常に高く、個人の適性を考えて転職をサポートしてくれると言えるでしょう。
ウズキャリ公式サイト【第二新卒エージェントneo】ネオキャリアが運営のサービス
人材大手のネオキャリアが運営する第二新卒向けのサービス。
名前の通り第二新卒のためのサービスであり、10〜20代からの評価も高いのが特徴です。
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第二新卒エージェントneo公式サイト【doda】求人数最大級の転職エージェント
新着求人は毎週更新され、次々と新しい求人が紹介されてきます。
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第二新卒を問わず、転職するなら登録して損はない転職サイトです
doda公式サイト辞めると失敗する場合【環境を変えても同じ結果に】
1年経たずとも、辞めたり転職するのは個人の自由です。
しかし、辞めてうまくいくかはまた別問題であり、辞めたい理由によっては転職しても結局同じ結果になってしまいます。
続いては、辞めても失敗する場合について紹介します。
自分と当てはまるようなら、一度考え直してみましょう。
社会人としての逃げの姿勢
パワハラや過酷な残業からの逃げはアリですが、”働くこと”や”社会人であること”からの逃げで辞めたいと感じているのなら、辞めても何も解決しません。
上記で紹介した「本気でやりたいことが見つかった」のではなく、今の状態で辞めてもスキルも経験もないので事態が良くなることはあり得ないでしょう。
成長せずに合う仕事は見つからない
人の性格によって仕事の合う合わないは確かに存在します。
合う合わないはキッカケに過ぎず、今の能力だけでやっていける仕事はないのです。
逃げで仕事を辞めてばかりいると、スキルがないのに転職回数ばかり多い中年になります。
ポテンシャルで採用して貰える20代と違い、働く先が見つからない状況にもなりかねないのです。
なんとなく他の業界が良く思えた
明確な理由もなく、イメージだけで他の業界に行きたいと思うのは、上記の逃げと結局同じです。
仕事や会社は、外から見てもほとんど理解できないように、良いイメージも入社したら違っていることはたくさんあります。
ネットや友人の声から抱いた、勝手なイメージだけで今の仕事を辞めて業界を変えるのは最善策とは言えないでしょう。
せめて深く知ることから始めてみよう
他の業界に良いイメージを抱くこと自体は悪いことではありません。
上辺だけのイメージでコロコロ仕事を変えることが良くないのです。
良いイメージを抱いたのなら、その業界を知る人の話を聞いたり、上記で紹介した転職エージェントを利用して具体的な仕事内容や自分の経歴で働けるかを客観的に判断してもらいましょう。
イメージをキッカケに深く知っていくことで、”本当にやりたいこと”に変えることができ、成功する転職に近づけることができます。
特定の上司と合わない
仕事をする上で人との関わりは必ず発生します。
転職理由で圧倒的に多いのが人間関係なのですが、パワハラやセクハラでもない限り、1年目で上司と合わないのを理由に辞めてしまうのはもったいないことです。
上司やチームを変えてもらう方が得策
よほど小さな会社でない限り、チームや上司が変わることは1年のうちに何度も起こり得ます。
特定の上司と、どうしてもそりが合わないなら、他の先輩や責任者に相談するなどしてチームや上司を変えてもらう方がベストな選択になるでしょう。
1年目で仕事を辞めたい人は、将来を考えた決断を!
1年目で仕事を辞める人は毎年11%ほどいて、決して珍しいことではありません。
仕事選びは法律でも定められている、個人が持つ権利の一つです。
しかし、辞めたい理由が明確でなければ辞めても同じ事態になり多くの後悔を生んでしまいます。
上記で紹介をした、転職すべき場合と辞めない方が良い場合を参考にしながら、自分の将来にとって正しい決断ができるようにしましょう。
会社への感謝は忘れずに
最後に、転職に踏み切る場合に忘れてはいけないことをお伝えしておきます。
どんな会社であろうと、採用してくれた人や気にかけてくれた先輩・同期などお世話になった人はいるはずです。
社会は狭く、辞めた後に取引先として関わることは大いにあり得ます。