なぜ貧乏人ほど物が多いのか?心理学でみる残念な5つの理由

なぜ貧乏人ほど物が多いのか

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どうして貧乏人ほど物が多いのか?

お金持ちほど片付いてゆとりのある生活をしてる一方で、買うお金も少ないはずの貧乏人ほど、どうして物が多く余裕のない部屋になりがちなのか。

その答えは貧乏人に共通する心理状態と、物が多いことで起きるデメリットにあります。

物が多くて余裕のない貧乏人から脱出し、ゆとりのある人生を送るためにはどうすればいいのか、理由とあわせて紹介します。

貧乏人ほど物が多い5つの理由

貧乏人ほど物が多い理由

なぜ貧乏人ほど物が多く散らかっていて、お金持ちほど質素で片付いているのか?

早速ですがその理由を心理学的な視点も含めて紹介していきます。

セルフコントロール力の低さ

貧乏人ほど物が多い理由の1つは、セルフコントロール力が低さ。

ここ数年、心理学の研究によって成功を左右する要素として注目を集めているのが自分を律する力:セルフコントロール力です。

やるべきことをやり抜くためには、誘惑に負けないセルフコントロール力が大切だという論文が多く発表されていて、IQよりも大切な要素とさえ言われています。

1つ例を紹介すると、ペンシルベニア大学のアンジェラ・ダックワースさんが行った190人の子供に関する研究結果から、何かに熱中し挫折にも負けずに継続するにはセルフコントロール力が大きく関わっていることが分かりました。

やるべき事に集中し成功するまでやり切る為には、セルフコントロール力が非常に大きく関わってくるのです。

物が多い貧乏人とセルフコントロール力の関係性

では、貧乏人ほど物が多い事とセルフコントロール力はどう繋がるのか?

セルフコントロールと物の多さの関係は主に2つあります。

  • 物欲に負けてしまう
  • 捨てられず片付けられない

物欲に勝てない貧乏人

一つ目は単純に、物欲に負けてしまう弱さ。

セールやその時の感情に流されないお金持ちと違い、貧乏人は誘惑に負けて物も増える一方です。

計画性のない買い物では、要らない物を溜め込んでしまいます。

その傾向は仕事やチャレンジおいても共通していて、やるべき事よりもその場の楽しさに負けてしまい人生の成功も遠のいてしまいます。

捨てられず片付けられない

2つ目は捨てたり片付ける行動を取れるかどうか。

セルフコントロール力の高いお金持ちは面倒な気持ちに打ち勝って片付けられます。

反対にセルフコントロール力が低い貧乏人は、片付けるのが面倒で物を捨てられず片付けられません。

セルフコントロール力を鍛えることで、余計な物を無駄に買うことも減り、綺麗な部屋とお金持ちに繋がります。

効率化ができない

お金持ちも貧乏人も1日は24時間なのは同じです。

同じ時間を過ごしているのに収入や物の多さも違ってしまうのは、時間を効率よく使えているかどうかが大きく関わってきます。

物の多さや部屋の散らかり具合をとってみても、お金持ちは効率よく仕組み化ができている一方で、貧乏人は非効率で仕組み化ができず、物が増えて散らかった部屋になります。

物の多さを解消する簡単な方法を1つ紹介します。

場所を決めるだけで効率アップ

1日24時間は誰しも平等。その中で物を減らしたり片付いた部屋を実現するには”仕組み化”をして効率良く過ごすことが大切になります。

簡単にできる効率化のコツは、置き場所を決めること!

洗剤のストック置き場、タオルの収納場所、調味料をしまう場所・・・

置く場所を決めると足りない物が把握できずに余計に物を買ってしまいがち。

場所が決まっていないと、足りない物を把握する余計な時間が生まれたり余分に物を買って物を多く溜め込んでしまいます。

洋服、食材、ストックしておく物など、しまう場所や置き場を決めておくことは、生活を効率良く無駄なものを増やさない生活への第一歩となるでしょう。

投資思考を持てていない

貧乏人ほど物が多くなるのは投資思考がないことも理由の1つ。投資思考といっても株や不動産ではなく、

自分にとって必要か・買う価値がどれだけあるのかを考えて買い物をできているかどうか。

貧乏人は計画性がなくその場の感情で買い物をしてしまうので、物が多く要らない物ばかり残ってしまいます。

投資思考を持つことが物が増えずに済むのは、将来的な価値や必要性で買い物できるようになるからです。

価格でなく必要さ・適切さで選ぶことから始めよう

物が多い人がやりがちなのは、選ぶ基準が安さだったり生活に合わない物を買ってしまうこと。

例えば食材を買う時に、100gあたりが安いからと必要以上に大きいサイズのものを買ったりしていませんか?

で、場所だけ取って食べ切れずに捨ててしまうとか・・・

これは典型的な、投資思考がなく将来的な価値を考えない買い物の仕方です。

安さで買い物をして貧乏になる。”安物買いの銭失い”のことわざ通りですよね。

洋服でも食材でも、価格じゃなく生活に合うかどうかに優先度を置くことで必要なものが絞られます。

物が増え、余計な出費を減らす為に投資思考を持った買い物をしましょう。

貧乏人は物を買い、お金持ちは経験や時間を買う

貧乏人ほど物が多い理由として、お金の使い道の違いも挙げられます。

一言で表すと、貧乏人ほど物を買い、お金持ちほど経験や時間にお金を使っています。

収入によるお金や過ごし方の違いが知れる事例を紹介します。

経験を大切にするお金持ち

貧乏人が物を溜め込んでいる一方で、お金持ちは経験にお金や時間を使っています。

スポーツ(自分がする方)が趣味の順位

  • 高所得者3位
  • 低所得者10位以下
引用:年収2000万の人”資格の勉強まずしない”

仕事以外に勉強する割合

  • 年収2000万円以上:69.2%
  • 年収500万円台:41.2%
引用:年収2000万vs500万学習法比較

3カ月に1回以上セミナーや勉強会に参加する人

>
  • 年収2000万円以上:53.2%
  • 年収500万円台:31.5%
引用:年収2000万vs500万学習法比較

収入による3つのデータを紹介しました。下の2つは低くても年収500万円と平均年収以上なので貧乏人とまでは言えないですが、収入によって運動習慣や勉強時間には大きな違いが出ています。

お金持ちほど勉強やセミナー、運動といった経験を大切にしていることが分かります。

お金持ちも貧乏人も与えられた時間は24時間で同じです。

お金の使い道を変えるだけで物は減り貧乏人から脱出できる可能性も高まります。

時間を買う思考も大切

お金持ちと貧乏人のお金の使い方として、時間を買うと視点も忘れてはいけません。

1つ例を上げると、お金持ちは家事を家政婦に任せてしまいます。

お金が余っていたり面倒だからやりたくない人もいますが、

本質的な理由は、お金を払って家政婦を雇っても、空いた時間で勉強や収入を生む作業をした方が結果としてプラスになる事を理解してるからです。

最近では数千円から家事を代行してもらえるサービスも増えたり、家政婦でなくてもルンバや自動調理機能付きの電子レンジなど、家電で解決することもできます。

安い掃除機を買うより、高くてもルンバを買うと自分の時間が生まれて将来の収入が増える可能性が生まれます。

物を買うときやお金を使うときには、時間を買う視点も考えながら使ってみましょう。

物より経験にお金を使う方が幸福度は高くなる

お金の使い道と幸福度を調べた心理学の研究もあります。

アメリカ、コーネル大学の心理学者トーマス・ギロビッチさんの研究によると、物を買うよりも経験にお金を使う方が幸福度が高まることが分かりました。

理由は、物への満足感は買った瞬間から急激に下がってしまうため。

どんなに欲しかった物でも、買った瞬間よりしばらく経ってから満足感が高まるものはほとんどないはずです。反対、例えば仕事の体験は、その時は分からなくても振り返ると充実感を実感できることは多々あります。

経験にお金を使う方が幸福感を長く保つことに繋がり、新しいもので消耗する貧乏人から幸福感の高い人生に変えることができるのです。

貧乏人は物が多いから生まれる?

貧乏人は物が多いから生まれる

貧乏人ほど物が多いのはどうしてなのか?その理由を紹介してきました。

ですが反対に、物が多いから貧乏人になるとも考えられるのです。

物が多いと思考力が下がる

物が多いから貧乏人になってしまう理由として、思考力の低下があります。

人は、物が多い=選択肢が多いと思考力が低下し、正しい判断ができなくなります。

2011年に発表されたスタンフォード大学による心理学の研究結果では、選択肢が増えるデメリットが明らかとなりました。

選択肢が多いと18万円も損をする

実験が行われたのは自動車の新車販売の場面。シートやホイルの種類などあらゆるオプションを決める際に、選択肢の数の変化でどんな影響があるのかを調べました。

その結果、選択肢の数を増やしたグループでは思考力が低下してオススメをそのまま選ぶようになってしまい、平均して18万円も高い金額を払ってしまったのです。

物が多いと常に脳が疲れている状態に

この研究結果から考えられるのは、

物が多い人は、毎日の暮らしの中で選ぶ回数が増えて正しい判断が下せなくなっている可能性があるということ。

朝起きて服を選ぶ段階から無駄な選択が増えると、家を出るときには既に思考力が低下している状態になります。

その結果、上記の実験のように思考力が下がることで出費は増え、仕事でも本来の力を発揮できずにどんどん貧乏な方向に・・・

”ニワトリが先か卵が先か”ではないですが、物が多いことで思考力が下がる結果、貧乏人になってしまうのも理由として十分に考えられるのです。

貧乏人ほど物が多い理由まとめ

貧乏人ほど物が多い理由まとめ

貧乏人ほど物が多い理由と、物が多いことで貧乏になってしまう可能性について紹介してきました。

改めてまとめると、貧乏人を脱出するには内側と外側の両面から改善することが大切だと言えます。

  • 内側:思考を変える
  • 外側:物を減らす

内側と外側の両面から改善して貧乏人を脱出!

1つ目は、内側=物が増えてしまう貧乏マインドを直していく方法。

経験にお金を使うようにしたり、投資思考を持って物を買う習慣を身につけるなど内面から変えていく方法です。

2つ目は外側=”物が多いから貧乏になる”視点から考えて、先に物をとにかく減らしてしまう方法。

正しい思考力を取り戻すために、断捨離をして物を減らしていくと仕事中も頭が冴え渡るようになって貧乏から脱出する第一歩となります。

余裕のある生活を手に入れよう

元々のマインドの部分で物が多いのか、物が多いから貧乏マインドを作ってしまっているのか、判断するのは難しいことですが改善して損をすることは無いはずです。

物が少ない生活を手に入れた先にあるのは、お金にも心にも余裕のある充実した生活!

お金が無いのに物ばかり溜め込んでしまう悪循環から抜け出すために、今から実践できることを1つずつ試していきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

「人生の生産性アップ」をテーマに、仕事やスキルアップに関する情報を発信しています。【経歴】明治大学→不動産系ベンチャー→WEBマーケティング。WEBマーケティングの仕事をしつつ、転職や勉強方法などについて更新しています。