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仕事を辞める基準はどんなものがあるか?
仕事が辛かったりイマイチやる気が出ないと、辞めた方がいいのか悩むことも多くなります。とは言っても、退職や転職は気軽でできるものでもありません。
今回は仕事を辞めるべき判断基準になる項目を6つまとめました。
将来の自分に感謝される仕事選びをしましょう。
仕事を辞める基準6つの項目
早速ですが、仕事を辞めるべき6つの基準を紹介します。
将来後悔しないために、正しい判断基準を身につけましょう。
将来性がない業界や職種
業界や職種に将来性がないと感じることも仕事を辞める1つの基準となります。
ビジネスの世界は日々生まれ変わっており、インターネットによって移り変わるスピードは加速し続けています。
今いる業界や仕事内容が、近い将来世の中から消えそうだと悟っているのなら別の仕事を始める判断をすべきです。
実際に平成の30年間だけでも多くの仕事が世の中からは無くなりました。
ここ数十年で消えた仕事
国勢調査のデータや求人票のデータから、ここ数十年で消えた仕事がたくさん見て取れます。
- 保険料集金人
- 預金集金人
- 電車の切符切り
- エレベーターガール
完全に無くなったとは言えないですが、昔は当たり前にあった職業でも時代の変化と共に多くの仕事が姿を消しています。そしてそれはこの先の将来も一緒です。
今の仕事が新しい機器やAIなどに取って代わられる可能性が高いと感じるのなら、早いうちに仕事を辞めて将来も求められるスキルを身に付ける方が賢明な判断になります。
世の中の移り変わりを基準にして仕事を続けるか判断しましょう。
やりたいコトが違うコト
人の心は移り変わりやすく、数ヶ月でも変化が大きいものです。
今の仕事を始めた時は思っていなくても、今やりたいことが全く違う仕事の場合も仕事を辞める基準の1つになります。
仕事で成果を残すために必要なことは、好きなこと・得意なことの2つが重要で、
今やりたいと思える仕事が他にあることは、仕事を辞めるべき基準は十分満たしていると言えるでしょう。
自ら行動することが求められる時代
やりたい仕事があるのなら、今の仕事を辞めるべきなのは時代の変化を見ても明らかです。
終身雇用が当たり前で経済も上向きだった昔では、会社から仕事を貰い卒なくこなすことが将来最も安心できる方法でした。
自分で何かを始めなくても仕事が保証されているし、日本全体が成長していたので、リスクを負う必要は無かったのです。
でも今は違います。
経済の成長は明らかに鈍化しており人口はすでに減少を始めています。また、終身雇用を辞めたり早期退職を実施する企業が増えており、自ら知識やスキルを手に入れないと将来の安心は手に入れられなくなっています。
情熱を注げる仕事が他にあるのなら、今の仕事を続ける方がむしろリスクとなるのです。
やりたい仕事がどうかも辞めるべき判断基準の1つになります。
目標となる人がいない
今の会社で数年後の目標になる人がいない場合も仕事を辞める基準になります。
会社で唯一無二になるのも1つの手段ですが、自己成長をするのなら新しい場所でチャレンジする方が確実に成長も早くなりますし、独立する方が収入面でもメリットになる可能性が高くなります。
仕事面で目標になる人がいないなら仕事を辞める方が正しい選択になる可能性が高いです。
成長し続けるには”少し上の人”が大切
人は何かを学んだり成長する時は、ハードルが高過ぎても低過ぎてもダメです。
実際に学習意欲に関する研究結果でも、適度な目標を持つことの大切さが明らかになっています。
アメリカのコロンビア大学が学生を対象に行った学習意欲に関する研究だと、”頑張ればできそう”な難易度で意欲や集中力が一番高まりました。
仕事を辞める基準についても、周りのレベルが低いと感じるのなら成長意欲は下がりますし、反対になんでも出来るスーパーマンが居てもダメです。
数年後に頑張れば追いつけそうな先輩や上司が居ない仕事先であれば、仕事を辞める選択をした方が賢明な判断だと言えるでしょう。
切磋琢磨できる環境じゃない
目標となる人が居るかも大切ですが、共に成長できる人がいるのかも大切です。
出る杭が打たれる環境や、妬み僻みばかり飛び交うような職場はお互いに足を引っ張るだけです。
職場環境のせいで成長できないのなら、辞める基準の1つになります。
人の将来は環境に大きな影響を受ける
仕事の出来が環境で左右されることを証明した面白い研究結果があります。
ハーバード大学が会社員2,000人を対象に行った実験では、誰の隣に座るかで生産性はどう変化するのかを調べました。
その結果、仕事がデキる人の隣に座るだけで生産性が10%も高まったのです。
生まれてからの性格や、収入の高さ、そして仕事の生産性など人は環境によって大きく影響を受ける生き物です。
成長したくても成長できない環境にいるのなら、切磋琢磨できる仕事・会社に変えて1歩も2歩も前進しましょう。
精神的に病んでいる
当たり前の話にはなりますが、精神的に追い込まれているかどうかも仕事を辞める基準として持っておくべきです。
「そんなの分かってるよ!」って思われるかもですが、
注意したいのは精神的に参っている時には自分が置かれている状況を客観的に見れなくなってしまうことです。
ブラック企業やいじめから抜け出せない人は非常に多いですが、理由は簡単で、外の世界まで意識を向けることができずに今いる環境だけが世界の全部と感じてしまうことが原因です。
精神的に病んでしまい、仕事から抜け出すべき状態にある人ほど抜け出せないジレンマに陥ってしまいます。
そうならないためには、どんな状態が辞めるべき基準となるのかを予め知っておくことが大切です。
精神が参っているかの判断基準
あくまで目安ではありますが、精神が病んでいるかの判断基準を紹介します。
- 人生がつまらなく感じる
- テレビや音楽、映画を観ても楽しく感じない
- 最近、自分で始めた新しい体験がない
- 食事が美味しいと感じなくなった
- 仕事へ向かう途中、息が詰まったり頭痛がする
人生はあなただけのもの。身も心も滅ぼしてまで辛い仕事を続ける必要はありません。
今はまだ大丈夫な人も、精神を病んでいるかの判断基準として覚えておきましょう。
ブラック企業または、パワハラやセクハラがある
ブラック企業だったり、パワハラやセクハラのある職場の場合も辞める基準としては十分です。
ブラック企業の基準は曖昧だったりしますが、 深夜まで残業しても残業代が支給されなかったり不当に安い給料で働かせるのは、法律違反をしている会社です。
法律を守らないことは大きなリスク=倒産の可能性も高いと言い換えることができます。
また、パワハラやセクハラがある会社もリスクは非常に高く、SNSの発達した現代だと炎上やニュースで取り上げられる可能性は十分あります。
会社が炎上すれば、あなたも会社の一社員として批判の対象に晒されてしまう可能性もあるのです。
ブラック企業やパワハラ・セクハラのある会社であることも、仕事を辞める基準として覚えておきましょう。
客観視できない会社は存続できない
ブラック企業やパワハラ・セクハラ問題はここ数年ニュースでも多く取り上げられて国も制度を作るなど、働きやすい環境作りが社会に広がってきました。
ニュースでも新聞でも多数取り上げられ、ここ数年で大きく会社の制度や風土を変革させる会社も増えています。
しかしながら、いまだにブラックな体質やパワハラ・セクハラが横行しているまま放置しているのは、世の中の声に鈍感で自社を客観視できない会社です。
ビジネスにおいて、客観的な視点や世の中の変化を捉えることは基本中の基本。それができない会社は長く存続できる可能性は低いでしょう。
もしそのような会社で働いているのなら、会社が倒産する前に脱出するべきです。
給料は仕事を辞める基準にならない?
仕事を辞める基準はどんなものなのか?を紹介してきました。
成長が見込まれなかったり、ブラック企業など辞めた方がいい仕事はありますが、反対に辞めるべきではない基準も存在します。
今回は一見辞める理由として捉えがちでも、辞めない方がいい基準について説明します。
給料が低い
給料が低くて転職を考える人は多いです。
一見、辞める基準として正しいのではと思われますが、給料が低くて仕事を辞めるには注意が必要です。
自分なりに給料が低いなと感じていても、世間的には妥当な収入だったということは非常に多くあります。
人は自己評価が高い生き物
人は自己評価が高い生き物です。
これは心理学や進化の歴史からも明らかで、自分に自信がなければ生存競争で勝ち抜くこともできなかったためです。
実際に作業の成績を予測した研究でも、他人を評価する時に比べて自己評価は高く見積もる傾向も出ていて、給料や仕事への評価も実際よりは高く見積もってしまうことが考えられます。
エージェントとの面談がおすすめ
では自分の給料が適切なのかはどうすれば知ることができるのか?ですが、一番良いのは転職サイトに登録してエージェントから評価を受けることです。
転職での市場価値を一番分かっている存在ですし、エージェントは紹介した人の年収によって受け取れる報酬も変わります。あなたが一番高く”売れる”金額を教えてくれる最適な存在なのです。
エージェントによっても職種や業界で得意不得意があるので、数人のエージェントと面談して市場価値を知ってみることをオススメします。
仕事を辞める基準についてまとめ
仕事を辞める基準はどんな項目があるのかを紹介してきました。
仕事は専門性が年々進んでいるので、多種多様な職業があり今後も仕事の細分化は進んでいくと考えられます。
言い換えると、自分が得意なことや好きなことができやすい状況になっているということです。
仕事を自由に選べるのは、憲法で定められた基本的な権利です。
自分がどう生きていきたいか、どう成長していくのかを基準として、仕事を辞めるべきか選ぶ人生にしましょう。