新卒で配属先が不満なら辞めて転職が良い?【合わない配属の解決策】

新卒で配属先が不満な人へ

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新卒で入社したけど、希望の配属先じゃくて不満を覚えたり辞めたいと感じると思います。

「せっかく入社したのに」と、辛く絶望的になるかもですが、辞めて転職することも決して悪い事ではありません。

実際に、毎年新卒でも8人に1人はすぐに転職をしており、その後3年では3人に1人は転職をしています。

本記事では、新卒で希望の配属先にならずに不満を抱えている人へ転職をオススメする理由と、会社に残る時の考え方について紹介します。

やりたい仕事に就くにはどうすべきか。メリット・デメリットを理解して考えてみましょう。

新卒の配属先は不満が出やすくて当然!

新卒の配属先は不満が出やすい

希望する配属先じゃなかった人には残念なお話ですが、新卒の配属先には、ほぼ必ず不満が生まれます。

由は会社側に決定権があり、会社都合で人事を決めるからです。

事前に希望を聞いている会社もありますが、全てが希望通りに人材が必要なことはもちろんなく、誰かにしわ寄せが来るのは当然なことです。

約3割は配属先に不満を抱えている

配属先が希望通りだったかを調べたアンケートでも、多くの人が不満を抱えているのが分かります。

求人サイトのJOBRASSが行ったアンケートでは、希望通りでなかった新卒は33.6%という結果も出ています。

【希望の部署に配属された?】

  • 配属された 66.4%
  • 配属されなかった 33.6%

引用:JOBRASS 128人を対象にしたアンケートより

実際はもっと多いのでは?という気もしますが、少なくとも3割以上の新卒は、配属先が希望通りでない結果です。

入社間もないので一方的に感じやすい

新卒という入社間もない時期の配属というのも、不満を覚えやすい原因の1つです。

入社数年目での異動なら、適性や会社の事情を踏まえた人事になりますが、入社数週間〜数ヶ月というわずかな期間で配属先が決まるので、会社や人事との意思疎通の時間も取れずに「希望通りじゃない」と不満が出やすくなります。

“配属ガチャ”とも言われるように、運次第と感じられるのも意思疎通が不十分で一方的に感じることも理由の1つでしょう。

会社都合にも2種類ある

配属先は会社都合で決まる事が不満が出やすい理由ですが、自分がなぜその配属先になったかは必ず考えましょう。

会社都合にも配属先を決めるのは2つのパターンが存在します。

    配属先が決まる2つのパターン
  • 配属先の人員不足
  • 適性を見ての配属

このどちらの理由で配属されたかによって、取るべき対処法も変わってきます。

配属先の人員不足

配属先に人が足りていない事が原因の場合は、当初の希望もほとんど意味がなかったと言えるでしょう。

適性よりも人員不足が理由の配属だと、たとえスキルや能力があっても希望する部署に行ける可能性は低い状況にあります。

会社の体制として人員不足が理由で希望を叶えられなかったのなら、転職などで環境を変えないとやりたい仕事に辿り着くのは難しくなります。

適性を見ての配属

希望や人員不足よりも、個人の適性を優先して配属されるケースもあります。

気持ち的には「希望する部署じゃない」と不満に感じるかもですが、自分では気がつけない向き不向きを見極めて貰えている可能性もあるのです。

この適性を見て配属が決まった場合には、転職でなく会社に残るメリットが出る可能性が高くなるので、自分の気持ちと折り合いを付けながら解決策を考えるべきでしょう。

配属先が不満・合わないなら転職がオススメ【理由と根拠】

配属先が不満なら転職すべき理由

新卒で決められる配属先は不満を抱えやすい理由を紹介してきましたが、どう解決すれば良いのか?

結論として、ほとんどの場合は転職で解決する事ができます。

さらに言うと、転職をした方が自分にとってもメリットが大きくなる可能性が高いです。

なぜ転職が最適なのか?その理由を紹介していきます。

不満=やりたい事が明確にある証

まず、配属先に不満や合わない感じるのは、自分のやりたい事が明確あるから出てくる感情です。

仕事や自分の人生に高い意欲がある証であり、希望する仕事に就く方がモチベーションも高く、成長もしやすいのは当然ですよね。

成長や仕事の生産性を高めるにはモチベーションが非常に大切で、世界的にもモチベーションを高めるかの研究が多くされているほどです。

「求められた仕事をこなすだけ」ではなく、やりたい仕事が明確で希望する仕事をする方が成長しやすい事が転職が最適な理由の1つです。

第二新卒は転職でも有利になりやすい

新卒1年目ということも、配属の不満を転職で解決するメリットは大きくなります。

今の、第二新卒のうちの転職はメリットが多いからです。

  • 未経験でも問題ない
  • 職種ありきで転職しやすい
  • 出遅れ感が少ない

第二新卒は未経験前提

配属先が希望通りでない状態での転職だと、未経験での転職となります。

第二新卒枠での転職は未経験の人が一番転職しやすい状態で、会社もそのつもりで求人を出しています。

反対に、数年後に転職しようとすると経験や成果を求められる前提になるので、未経験OKの特権がある今のうちに転職する方がメリットが大きいのです。

職種ありきで転職できる

第二新卒で転職する時は、職種を前提とした採用が基本です。

職種が決まった上で転職できるので、配属先の心配をする必要がないのもメリットです。

企業は採用に数十〜数百万円の費用をかけています。今回のように配属先が合わなくて退職されてしまうと損害が出てしまうので、希望する職種と合う人しか採用をしません。

やりたい仕事内容が前提で入社ができるので、希望と違う部署でやる気を落とすこともないこともメリットと言えるでしょう。

今なら出遅れ感もない

転職となると同世代と上手くやれるか気にすることもあると思います。

第二新卒であれば、仕事のスキルはもちろん、人間関係もまだできていない状態で入社できるので、新卒で入ったのと変わらずに馴染みやすいのもメリットの1つです。

やりたい仕事でも、人間関係で後ろめたさを感じるのは辛いですよね。

新卒の今のうちなら、転職先でもスムーズに馴染めやすいこともメリットと言えるでしょう。

異動できる保証はない

転職が最適な理由として、将来異動できる保証がないことも理由です。

会社によっては下積み・経験といって今の配属を命じているかもですが、将来確実に異動できるのでしょうか?

そのポジションがちょうど良く埋まっているとも限らないですし、変化の激しいビジネス業界では、同じ役職が数年後になくなっている事も珍しくありません。

やりたい仕事が明確なら、可能性も分からない異動に期待をするより、職種や仕事内容ありきで入社できる転職を選ぶ方が確実性も高いです。

不安:新卒1年目で辞めても良いの?

新卒1年で辞めて良いのか

配属先に不満を持っているなら転職をおすすめする理由について紹介してきましたが、「新卒1年目で転職して大丈夫なの?」って意見もあると思います。

結論から言うと、新卒での転職も全く問題ありません。

むしろ、配属先への不満を持ちながら働いている方が、多くのものを失います。

8人に1人は1年以内に辞める

厚生労働省が調査している離職率のデータによると、大卒の新卒1年以内離職率は、11〜13%ほどとなります。

1年目でも8人に1人は辞めている割合で、決して珍しいことではありません。

就職難だった年だと15%ほどになったり、3年以内では3割以上が転職をしているので、今転職をしても全く問題はないのです。

転職しないデメリットの方が大きい

せっかく入社したからと辞めにくいと感じるかもですが、転職しないデメリットも考えていますでしょうか?

やりたい仕事がハッキリしているのに、希望と違う配属先で不満を抱えながら毎日働いている時間にも、他の人はスキルを身に付けてどんどん成長しています。

また、希望しない仕事で不満を持つ毎日はストレスの原因にもなります。

転職しないデメリットと今の配属先に残るメリットはどちらが大きいか考えると、転職か残るかの判断も付きやすくなるはずです。

とりあえず3年は根拠がない

世間には”とりあえず3年理論”と言うのも存在します。

新卒で入った会社は、とりあえず3年働くべきと言う考えですが、根拠もなく会社都合で生まれた考え方に過ぎません。

もう少し詳しい人は、1万時間の法則(何事も1万時間費やせば一流になれる)と合わせて3年理論を覚えているかもですが、科学的にも1万時間の法則は否定されていて、むしろ何の仕事をするかの方が大切だということも分かっています。

企業や研修会社が作った”とりあえず3年理論”を真に受けている間にも、確実に時間は過ぎていきます。

せっかく入社した会社なので不安になるのも分かりますが、メリットとデメリットをそれぞれ考えると、取るべき行動は明らかではないでしょうか。

まずは転職エージェントの登録から始めるべき3つの理由

転職エージェント登録から始めるべき

新卒で決まった配属先が不満なら、なぜ転職が良いのかを紹介してきました。

転職への気持ちが高まった人だけでなく、悩み中の人も転職サイト・エージェントへ登録をしておくと良いでしょう。

悩み中でも先に登録しておくべき理由は以下の通りです。

1.転職のプロからアドバイスをもらえる

1つ目は転職のプロから無料でアドバイスが貰えることです。

転職エージェントは、新卒をはじめ様々な転職希望者と毎日面談をしています。

もし今の状況が転職に向かないようなら、無理に求人を紹介をせずに配属先で頑張るような意見を貰えたりと、プロからの客観的な意見は非常に貴重です。

今抱えている不満は転職で解決できるのかを知るために、無料面談で話を聞いてもらう事がおすすめです。

2.実際の求人を見て選択肢が増える

実際の求人を見て選択肢を増やせることも今のうちに登録しておくべき理由です。

今の悩みは、配属先で頑張るべきか転職すべきかの2択ではないでしょうか?

ですが、実際の求人を見ると選択肢もたくさんある中から選ぶ事ができるようになります。

新卒で入社したばかりという気持ちもあると思いますが、今後の社会人人生を考えた時にどの選択肢を取るのが良いのか?

実際の求人を見ると判断も付きやすくなるのです。

3.第二新卒の特権が使える

新卒の今こそ転職活動しておくべきメリットとして、第二新卒の特権が使える事も1つです。

第二新卒枠の求人は未経験OKながら職種も分かった上で転職が可能で、同世代への遅れもすぐに取り戻せる段階にあります。

逆に、数年経ってしまうと経験者じゃない事がネックで内定を貰いにくかったり、能力やスキルにも差が付いてしまっていたりと取り戻すのが大変になってきます。

新卒だからこそ使える第二新卒のメリットを最大限に利用する事で、希望する職種で将来に向けた働き方がしやすくなります。

転職サイト・エージェントのおすすめ3つ

入社したばかりの新卒におすすめできる転職エージェントを3つ紹介します。

第二新卒での転職にも多くの実績がある3社です。

doda

dodaエージェント

CMでも多く流れているdodaは転職業界でも特に求人数が多い転職エージェントです。

業種を問わず10万件以上の求人を常に抱えていて、よほど特殊な仕事じゃない限り希望する職種は見つかるはずです。

また、初めて転職する第二新卒へのサポートも充実していて、履歴書や職務経歴書の書き方からサポートを受ける事ができます。

求人数も豊富なので、面談をして実際の求人を見ることから初めてみたい人にもおすすめできるエージェントです。

dodaエージェントのページはこちら

リクルートエージェント

リクルートエージェント

人材業界大手のリクルートのエージェントサービスもおすすめです。

新卒採用で使ったリクナビと同じ母体が運営しているので、使い勝手も分かりやすく第二新卒の多くが転職しているサービスです。

大手だけあり、職種を問わず求人が豊富にあることも魅力的なので、dodaと同じく実際の求人を見たい人や無料相談でキャリアをどうすべきか聞いてみたい人にも向いているサービスとなります。

登録もスムーズにいけば5分程度で済むので、とりあえず登録をして求人を見て応募するか判断するのも良いでしょう。

リクルートエージェントのページはこちら

ウズキャリ

ウズキャリ

ウズキャリは20代で第二新卒に特化した転職エージェントです。

dodaやリクルートに比べると知名度は低いですが、人気があるのがブラック企業を除外して紹介してくれる独自の制度です。

「新卒1年目だと良い転職がないのでは?」と不安に思う人もいると思いますが、ウズキャリならブラックな会社は除外してくれているので安心して求人を探す事ができます。

第二新卒特化型なので初めての転職へのサポートも他社以上に受けられるメリットもあり、知名度はまだ低いながらおすすめのサービスとなります。

ウズキャリのページはこちら

配属先で頑張ってみるなら【3つの考え方】

不満でも配属先で頑張るなら

新卒で配属先が不満に感じたり、合わない仕事だと思ったら、基本的に転職がおすすめですが、会社に残ることも選択肢の1つです。

希望と違う配属先でも続けてみる場合には、どのような気持ちを持つべきか?

3つの項目で紹介します。

適性は仕事をしてみないと分からない

新卒の配属先は会社都合で決まります。

会社都合にも2種類あり、配属される部署が人材不足の時と自分の適性で判断された場合がありますが、適性を判断されての配属であれば、少し働いてから判断するのもアリでしょう。

仕事に限らずですが、実際やってみないと向いているかの判断は難しいものです。

やりたい事が明確にあるのは良い事ですが、上司や人事が自分を客観的に見た上で判断した配属先なら自分では気付かなかった長所に出会える可能性も秘めています。

適性を見て決めてもらった配属先なら、自分の知らない可能性を信じてみるのも会社に残る決断としてはアリでしょう。

ダメなら辞めれば良い気持ちを持つ

希望と違った配属先に残るとはいえ、ずっと働く必要はありません。

まだ具体的な業務を始めていないのなら、ダメなら辞めようと気軽な気持ちで続けてみる事で不満やストレスが少なく取り組めるでしょう。

上記で紹介した転職サービスに登録もしておけば、常に色々な可能性を持ちながら考えられるので、今の会社に縛られる気持ちも減ってきます。

他の会社も候補に入れながら、「ダメそうなら辞めよう」という気持ちで少し頑張ってみるのも方法の1つです。

やりたいことは個人で始めてみる

希望していた配属先での仕事が個人的にもできることであれば、会社に頼らず個人で始めてみるのも方法の1つです。

スキルアップとして勉強するのも良いですし、副業やお小遣い稼ぎでやれる方法も今ならたくさんあります。

もしスキルが付いたら、会社に交渉して希望の配属先へ異動しやすくもなるので、転職せずに自分で始めてみることも選択肢の1つとして考えておきましょう。

新卒の配属先への不満には、必ず解決策がある

配属先の不満は必ず解決できる

希望する配属先と違った不満について、転職をオススメする理由や会社に残る時の考え方を紹介してきました。

新卒の配属先を決めるのは会社です。

入社間もない段階だと、意思疎通も十分ではないので希望通りじゃなく合わないと感じる部署への配属先を命じられることはよくあります。

ですが、解決策にも色々な種類があり、新卒の今だからこそメリットがある第二新卒枠など、将来へ繋がる方法もたくさんあるのです。

社会人1年目で挫折や辛い気持ちを感じているかもしれないですが、あと何十年もある長い社会人生活ではどうすべきか、考えて行動に移してみましょう。

実際の求人を見て応募するのはもちろん、比較して今の職場で頑張る気持ちになったなら、それも一つの前進ですよね。

不満を抱えたネガティヴな状態から、少しでも前向きな行動ができるよう応援しています。

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2020.07.24
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ABOUTこの記事をかいた人

「人生の生産性アップ」をテーマに、仕事やスキルアップに関する情報を発信しています。【経歴】明治大学→不動産系ベンチャー→WEBマーケティング。WEBマーケティングの仕事をしつつ、転職や勉強方法などについて更新しています。