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就職活動や転職、アルバイトなど、求人募集で必ず必要になる履歴書。
皆さんはどのような選び方で履歴書用紙を決めていますか?
もし、
履歴書の選び方次第で、あなたの評価が高くなるとしたら?
そんな”裏ワザ”的な事が、心理学を使うと可能なのです!
企業が初めてあなたを知るのは履歴書。
特に理由もなく選んでいるのなら、超もったいない!
履歴書用紙を正しく選べば、本命企業の内定に一歩近づくかもしれません。
心理学の研究で証明された、効果的な履歴書用紙の選び方を紹介します。
履歴書用紙の選び方は厚さが超大切!
結論から言うと、
履歴書の選び方では、用紙の厚さがとても重要になります。
心理学の研究でも出ている科学的な方法として、本命の会社であれば、厚く重みのある用紙を選ぶべきです。
厚い履歴書用紙を使うメリット
履歴書を厚くする事で得られる科学的なメリットは2つです。
- 厚い履歴書は、能力が高く評価される
- 厚い履歴書は、志望動機が真剣な印象を与える
厚く重みのある履歴書を選ぶ事で、能力が高く志望の意欲も強く感じてもらいやすくなります。
この2つの効果は、イメージや願掛けではなく、心理学の研究で科学的に明らかになった方法です。
ではなぜ、履歴書用紙の暑さで、このような効果が現れるのでしょうか?
厚い履歴書用紙で印象がアップする理由
厚みのある履歴書用紙で、能力や入社意欲を高く評価されるのは何故なのか?
その根拠は、
人は、触れた物の印象を内容と結び付ける心理があるから。
身体化された認知
履歴書用紙の選び方で応用できるのは、”身体化された認知”と呼ばれる心理学です。
身体化された認知とは、
触れた感触や嗅覚が、触れた物やその後に受ける感情や印象を変化させる心理を言います。
人の思考や判断・感情は、言葉や文字だけでなく、様々なことから影響を受けて決まっています。
例えば、
デパートで売られている商品も、商品の品質だけでなく容器の感触やその場の気温なども影響して商品の価値を作っているのです。
私たちは、物や人の価値を正しく見極められていると思い込んでいますが、本当は触覚や嗅覚など多くの影響を受けています。そして、影響を受けている事にほとんど気が付いていないのです。
温かい物を持つと相手を親切だと感じる
人は触れた物の情報で思考や感情が変わる1つの例として、物の温かさによる印象の違いを調べた実験があります。
2008年にアメリカにあるイェール大学が行った心理学の実験では、温かいコーヒー・冷たいコーヒーを被験者の手に持たせました。(実験とは言わずに)
その後、架空の人物の写真を見せ、性格について評価をしてもらったところ、
温かいコーヒーを手に持ったグループは、優しく親切な人だと評価する割合が増え、
冷たいコーヒーを持っていたグループは、自分勝手で他人に冷たい人と答える割合が優位に増えたのです。
ホットコーヒーを手に持った人たちは、Aを優しく、穏やかで、親切だと答えた割合が著しく多かった。一方アイスコーヒーを持った人たちはAを優しくなく、怒りっぽくて、利己的だと評価した割合が格段に多かった。
引用:タルマ・ローベル著「赤を身につけるとなぜもてるのか?」より
人が物事に対して受ける感情やイメージは、その場や過去に受けた出来事から多くの影響を受けて決まっています。
無意識に受けた影響を知らずに、自分の意見だと思い込んで判断しているのです。
履歴書用紙の厚さによる実験
本記事の本題である、履歴書用紙の選び方は紙の厚いものを選ぶ方がいい根拠となる実験結果について紹介します。
心理学の身体化された認知を調べる実験で、実際に履歴書の厚さによる印象の違いが調べられました。
履歴書を挟むクリップボードの重さを変えて実験した
感触によって人に対する評価を調べるため、
ハーバード大学、イェール大学、マサチューセッツ工科大学により、履歴書を見て求職者の評価をしてもらう実験が行われました。
履歴書の内容は全部同じ内容。変えたのは、履歴書を挟むクリップボードの重さでした。
結果は、
重いクリップボードを使用したグループほど、履歴書に書かれた能力を高く評価し、応募の動機も真剣だと高く評価する結果に!
半分の人には重さ340gほどのクリップボードに挟んで渡し、半分の人には重さ2kgあまりのクリップボードに挟んで渡した。すると、重いクリップボードのグループのほうが求職者の能力を高く評価し、応募動機が真剣だと判断する傾向があった。
引用:タルマ・ローベル著「赤を身につけるとなぜもてるのか?」より
同じ内容が書かれている履歴書でも、重さにより評価や意欲への評価が変わる事が分かったのです。
お金の価値や社会問題の重要度も変わる
履歴書の実験の他に、紙幣の価値や社会問題の重要度についても重さによる印象の変化があるか?研究が行われています。
履歴書以外の実験についても、思い用紙やクリップボードを持つほど紙幣は価値が高く、社会問題は重要度が高いと評価する結果となりました。
何か物事の深刻さや重要度を伝えたい時、用紙の厚みや用紙を挟むボード、ファイルの重さは、印象を与える上で非常に重要な意味を持つのです。
大切な物ほど重く感じる心理もある
履歴書の用紙が重いほど、能力や志望意欲が高く評価される事は紹介してきた通りですが、その反対もまた然り。
大切な物ほど、重たく評価する傾向もあるのです。
本を使って行われたオランダの実験では、
重要な本だと言われるほど、手に持った本の重さを重く評価する傾向が表れました。
- 重い→大切な物だと思う
- 大切な物→重く感じる
重要度と物の重さは、どちらも双方向に関係し合っています。
履歴書用紙の厚さでは解決しないこと
履歴書の選び方は、厚みがある用紙を選ぶと、選考する人から評価をしてもらいやすくなります。
だからと言って、履歴書の厚さが全てを解決してくれる訳ではありません。
紹介をしてきた履歴書の実験では、評価が変化しない物も同時に分かっています。
それは、社交性や協調性です。
重さから連想する、信頼、能力の高さ、真剣さについては、相手にいい印象を持って貰いやすくなりますが、
重さから連想されにくいものはイメージを変える力は無いことも同時に分かっています。
履歴書の用紙選びで、全てが良くなる訳ではないので、その点は注意しましょう。
履歴書用紙の選び方は、厚い用紙で内定に近づく
履歴書は用紙の選び方次第で、本来の能力や意欲を上乗せして伝える事が可能になります。
冒頭でもお話ししましたが、紹介してきた通り、自己啓発や願掛けでなく、心理学の実験でも証明された科学的に効果のある方法です。
さらに言うと、履歴書を質が良く厚みのある用紙にするのは多少のお金も必要となりますよね。
人は、お金を掛けた分だけ元を取りたい心理(サンクコスト効果)が働きます。履歴書を書く時や面接の時に
「これだけお金を払ったのだから頑張ろう」
という、さらにプラスの影響も期待できます。
履歴書用紙の選び方次第で、本命企業への採用も一歩近づくことに!
小さな事ですが、
企業が初めてあなたを知るのは履歴書です。
心理学を使った履歴書の選び方、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
↓参考文献↓