集中力を上げるなら朝食は食べない方がいい?

朝ごはん・朝食と集中力について

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「朝ごはん食べないと頭が働かないよ」ってよく聞きますよね?

しかし、最近の研究や、人間の進化の歴史を見ると、違うかもしれないってのが最近言われ始めています。

私自身も身体作りがキッカケで朝食を食べないでいたところ、午前中でも頭が冴えて良い感じだったんです。

そこで今回は、

「集中力を上げるなら朝食は食べない方がいい」

という説についてお話ししていきます。

朝食は抜いた方がいい理由

理由①:私たちの進化の歴史

朝食を抜いた方がいい理由の1つは、

「朝起きたら食料がある状況に慣れていない」って事です。

それは、私達人間の進化の歴史をさかのぼると分かってきます。

人間の歴史において長い間、1日の最初のご飯を食べるには、

  • 狩りをして獲物を捕まえる
  • 木の実を探しに行く

って事をしないと、最初のご飯にありつけませんでした。

人間がここまで発展出来たのは、農耕文化を始めたからだと言われています。

米や小麦などの作物を計画的にみんなで作り始めたことにより、安定して食料=栄養を得ることが出来るようになりました。

ですが、農耕文化が始まったのは、紀元前9000年前頃とか、普及して定着したのは紀元前5000年前頃。

私達ホモ・サピエンスが20万年前、人類としては700万年前からいると言われています。その歴史からすると、食料が安定してストックされているようになったのはめちゃくちゃ最近の出来事で、遺伝子レベルではまだ慣れていません!

それまでの、起きて狩りに行き、食料にありつけるという遺伝子のまま進化しきれていないんです。

つまり、現代人は

「朝起きたら食料がある状況に慣れていない」のです。

もし、お腹が減っている状態で頭が働かなくなっていては、狩りが上手くいかずに飢えてしまいますよね・・・

なので

「空腹な状態でも生き延びるためには集中力が高い状態を保つ必要がある」

というのが1つ目の理由です。

理由②:断食により、遺伝子が活性化!

スイスの大学が行なったマウスに対する実験で、食事を与えなかったマウスの方が活動が活性化したという結果が出ております。

その理由というのが、断食状態になるとFoxa2という、糖質を分解するグルコース代謝等に関わる物質が活性化し、遺伝子レベルで食欲や活力をアップさせるから。

つまり、

何も食べない時間を作る事で、活力が上がり集中力や気力を維持出来る

という事。しかも遺伝子レベルで!

反対に食事をすると、インスリンが分泌される事でFoxa2は働かなくなり、食欲も減り、活力も下がってまうんだとか。

理由①でも述べたように、空腹だからといって気力が起きないと生き延びてこれなかった訳で、それが科学的にもある程度証明された形と言えるかもしれません。

食べた方が頭が良くなるんじゃないの?

でもでも、世の中の常識から言うと、

「朝食を取った方が頭が良くなる・頭が働く」だと思います。

皆さんも聞いた事ありますよね??

なぜそれが定着したのかというと、、、文部科学省が「全国学力・学習状況調査」を行っていて、「朝食を取っている子供ほど、テストの成績が良かった」って発表をしているのが1番の理由と言われています。

国が行なっているちゃんとした調査ですし、結果だけ見ると確かに朝食をしっかり食べている子供の方が学力テストの成績は高いのは事実です。

しかし!!

だからと言って、

「朝食を食べる子供ほど成績が良い」=「朝食を食べると頭が良くなる」

と言うのは正しくありません!!

なぜなら、朝食と学力の関係を正しく測るならば、

  • 朝食を食べなかった子供が食べるようになったら学力が上がった
  • 朝食を食べている子供が食べなくしたら学力が下がった

みたいな事を調べないと、因果関係は正しく測れないんです。

なので、朝食を食べる事=頭が良くなる ってのは間違いとまでは言えないけれど正確な読みとり方ではないんですね。

朝食を取らないとダイエット効果も!

朝食を抜くと、集中力・やる気アップだけではなく、ダイエット効果も得られます。

今回は触り程度の内容となりますが、

  1. 8時間以上エネルギーを体に入れないことで、脂肪が燃焼され始める
  2. 朝食を抜く事で1日に食事が出来る時間帯が減り、総摂取カロリーを減らすことに繋がる

などなど、ダイエットの面で良いことも!

ちなみに「朝食を抜いている人の方が肥満率が高い」って聞いたことあるかもしれないですが、それらの研究を支援したスポンサーにはシリアルメーカーが付いていたりしてるんで、あまり信用出来ない結果だとする認識もここ数年強まってきています。

実践してみて

個人的にも、身体作りがキッカケではあるのですが、

半年ほど前からリーンゲインズ(1日16時間断食する)を取り入れてました。

1日に8時間しか食べれないので、必然的に朝ご飯を抜いていたんですが、目覚めてから割と頭も働くし、体も軽いしで割とぴったりハマったんです。

確かに初めの頃はお腹が空いて食べたくなるんですけど、1週間もすると全然気にならないですし、むしろ体が重くなる感じとか、食後のぽわ〜っとする感じが嫌で、お昼ご飯までは全然要らないなってなります。

さらに、空腹時間を作ると若返り機能「オートファジー機能」」が働いて、細胞も活性化してくれるらしく、一石三鳥くらいになるかもなって感じております。

子供や成長期の人達・スポーツをする前とかはエネルギーをしっかり摂ることを優先すべきですが、、、

社会人になって頭が冴えない・やる気が起きないなって人は、朝食抜きの生活、試してみる価値ありです!

もっと集中力を上げるには?

朝食と集中力の関係は本記事で紹介してきた通りですが、他にも集中力を高める方法はたくさんあります。

科学的に根拠のある集中力を上げる方法を、研究データや論文も紹介しながら以下の記事にまとめました。

朝食だけじゃなく、他の方法も組み合わせて更に集中力を上げていきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

「人生の生産性アップ」をテーマに、仕事やスキルアップに関する情報を発信しています。【経歴】明治大学→不動産系ベンチャー→WEBマーケティング。WEBマーケティングの仕事をしつつ、転職や勉強方法などについて更新しています。