当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
生産性を上げるために、あなたや会社が取り組んでいる事、何かありますでしょうか?
「業務でのやりがいを上司と共有する」
「タイムマネジメントをする」
色々な方法があるかと思いますが、置くだけで生産性を38%も上げられる物があります。
それは・・・
観葉植物
最近、日本・海外を問わず自然をモチーフにしたオフィスがトレンドになっているのをご存知でしょうか?
Amazon、Google、Apple・・・世界のトップ企業がオフィスに自然を取り入れ、世界・日本の企業でも「イケてる」オフィスのトレンドになっています。
例えばAmazon本社には4万本もの植物が植えられているようで、森の中で仕事をしていると言えるほど職場環境と自然・植物のつながりを意識的に作っています。
自然に囲まれた素敵な職場環境だなと思いますが、
この植物が取り入れられたオフィスは単に「カッコいい」「イケてる」から取り入れているのではなく、様々な科学的根拠や実験結果に基づき、生産性が上がる環境作りの一環として取り入れられているのです。
昔ながらで無機質な「事務所」感のあるオフィスで働いている方々!
もし業績や生産性を上げたいのなら、是非ご覧ください。
沢山の研究結果も出ていて、観葉植物(出来なければ偽物や写真でもOK)を置くというめちゃくちゃ簡単な事で
- 生産性が向上する
- ストレスが減る
- 幸福度が上がる
のですから、出来る所から取り入れましょう。
まずはどのような効果が分かっているのかをご紹介します。
観葉植物で作業効率38%・幸福度は47%もアップ
350人のオフィスワーカーを対象にしたある実験では、観葉植物を前にしながら作業をした被験者は幸福感が45%アップし、作業の効率が38%も上がった
引用:「最高の体調」著者:鈴木祐
ブログ「パレオな男」の鈴木祐さんも著書の中でこのように述べております。観葉植物を置くだけで効率が38%もアップするとは、手軽な割にとても大きな効果ですね。
ちなみに、生産性や効率化以外にも
- 公園の写真を5分見せると副交感神経が2倍活性化。
- 心拍数が低下
- 主観的なストレスが低くなり、病欠が少なかった
- 肌荒れが減った
等、植物や自然には、人間にとって沢山の効果があることが示されております。
こんなにも明らかに結果が出ているとなると、オフィスや仕事場には植物を是非取り入れたいですね。
観葉植物まではハードルが高かったとしても、デスクの上に小さな植物を置いてみるだけでも効果はあるはず!100均でも買えちゃうので、生産性を上げたいのであればすぐにでも導入したいところです。
ちなみに本物ではなくても効果はあるとの事なので、手入れが面倒という方は、レプリカでも置いてみてはいかがでしょうか?
40秒自然を眺めるだけで集中力・注意力がアップ
メルボルン大学が学生150人に行った研究によると、40秒自然を眺めるだけでも効果があることが分かっています。
作業の途中40秒の休憩を入れ、1つのグループには、オフィス街のコンクリートの屋根の画像を、もう1つには、同じようにオフィス街ですが、花が咲いている緑あふれる屋根の画像を見てもらいました。
緑の屋根を見たグループのほうが、圧倒的に集中力が増し、タイプミスが少なくなるという結果が出ました。
引用:オーストラリア留学センター
具体的にどのくらい等と数値こそ示されてはいないものの、自然によるリラックス効果は確かと言えるでしょう。
しかも時間はたった40秒なのに効果が出るというのは驚きではないでしょうか?
40秒であれば、例えばトイレに植物を置いてみるだけでも植物と触れ合う時間は十分に作れそうです。トイレに緑があると清潔感にも繋がりますし、オススメです。
なぜ植物・自然でこんなにも効果が出るのか
ただ植物を見たりするだけなのに、なぜこんなに多くの効果が出るのでしょうか?
その鍵は私たちに不足している
「副交感神経の働き」 にあると言えそうです。
植物や自然に触れると、人はリラックス=副交感神経が働く状態となります。
反対に、ストレス過多で交感神経が優位な状態は怒ったり興奮している状態で、細かい作業をしたり頭を働かせて判断し、注意を払う事には不向きなのです。
デスクワークのほとんどは集中し頭を働かせたり注意を払う事がほとんどですよね?
リラックス=副交感神経が優位な状態を作る事によって、作業効率アップに繋がると思われます。また、植物を見る事で高いリラックス効果を得られ、疲れが軽減され集中力や注意力が回復する事にも繋がっているのでしょう。
そもそも人類は長い歴史の中で交感神経よりも副交感神経が多い日常を過ごしてきました。交感神経が働くのは1日数時間程度の「狩り」「争い」の時くらいで、それ以外は自分の安心出来るテリトリーでリラックスをしながら過ごしてきました。
しかし現代の
- 長い労働時間
- 鉄やプラスチックで出来た機械類
- 人工のライトに照らされたオフィス
など、人類として慣れていない職場環境で交感神経優位な状態が続き、人間本来の副交感神経優位な状態が保てなくなってしまっているのです。
なので植物や自然に触れたり見る事が副交感神経優位な状態を作り、集中力や注意力を上げ、生産性アップに繋がっていきます。
どのくらい緑を置けば良いか?
どれくらい緑を置くかは「緑視率」を用いるのがわかりやすくて良いと思います。
緑視率はざっくり言うと「目に入る位置に緑がどれくらい入るのか?」の割合。細かい算出方法もあるのだと思われますが、自分のデスクから写真を撮り、緑がどれ位あるのか?を見てみると分かり易そうです。
その緑視率のベストな割合は
10〜15%
これが10〜15%の値のとき、ストレスが平均11%以上軽減することが実験によって初めて裏付けられたのです。
引用:BAE 「緑化」から考えるこれからの空間デザイン
この10〜15%というのがポイント!
逆に緑ばかりにしてもあまり良くないらしいので、適度に観葉植物などを置くのが良さそうです。
沢山あれば良いって訳でも無いんですね。
なんであり過ぎるとダメなのか、今後追いかけて調べていきたいと思います。
まとめ
自然・植物が人間に与える多くの効果から、どのくらい必要なのか?までお伝えしてきました。
今までは観葉植物がある事でどれだけ効果があるのか研究も少なく、明確な効果も分からなかったため「気分」でしか導入が出来ませんでしたが、研究も増え、世界の最先端を行く会社も積極的に導入をしたことから、自然が私たちに与える多くのメリットが目に見えてわかるようになってきました。
会社に勤めている方でしたら観葉植物導入を是非会社にお願いしたい所ですが、机に置ける小さな観葉植物から始めてみるのも全然ありですね。
もし手入れが大変な場合はレプリカでも効果はあるし、写真を見るだけでも効果がある事が分かっているので、出来る所から始めていければと思います。
PCのデスクトップを自然の写真にするのでも効果はあります!
都市部に住んでいる方は、人類の歴史上、自然と触れ合う機会が少ない生活を送っていますので、仕事場に緑を増やす他にも、帰り道に公園を通ってみる等、少しでも自然との接触を多くする事で、ストレスが減り精神面も安定し、仕事の成績も上がってより良い生活を送る事に繋がっていくはずです。
これからの時代は、気分や風水、スピリチュアルではなく科学的な視点で、観葉植物など、自然と触れ合う機会をもっともっと増やしていきましょう。