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ネットワークビジネス(MLM)やマルチ商法の勧誘を受けて困っている方!
本記事では勧誘の断り方について紹介します。
ネットワークビジネスをやりたい人は否定しませんが、
やりたくないけど勧誘を断れない人・断り方が分からず困っている人のためにこの記事を書きました。
ネットワークビジネスは勧誘のプロ集団です。
間違った断り方をすると、逆効果になる場合もあります。
良い断り方・悪い断り方、断る時に気をつけたいポイントについて紹介していきます。
ネットワークビジネス勧誘の断り方
キッパリ断る「私はやりません」
正直、これに勝る断り方はありません。
「私はやりません」
自分はやるつもりはない事をキッパリと伝える事が大切です。
断る理由は伝えない方が良い
- 時間がない
- 自信がない
- 難しそう
- 人と話すのが苦手
- 友達が少ないから
断るための理由として、色々考えると思いますが、理由を伝えるのは逆効果です。
なぜなら、勧誘する人は、断られた場合の説得マニュアルを持っているから。
理由を言うことは、その理由さえ解消されれば入会しますと言っているのと同じです。
ネットワークビジネスの勧誘は想像以上にしつこく執念深いです。
理由を聞かれても「自分はやらない」とだけ伝え続けましょう。
自分はやる意思がない事をしっかりと伝えて断る事が大切です。
無視
対面での勧誘だと出来ませんが、LINEなどでオススメする方法です。
LINEやSNSでネットワークビジネスに誘われた場合や、一度誘われた後にLINEなどで連絡が来る場合は、無視して問題ありません。
無視するべき理由は2つ
- 説得する隙が生まれない
- 自分の時間が無駄にならない
断るためのやり取りが続くと、理由を聞かれたりと無駄な時間が増えます。
また、返信をしてくれたら「何かしら付け入る隙があるかも」と、相手は感じてしまいます。
LINEやSNSで連絡が来ている場合には、自分の時間を守るためにも無視してやり過ごす方が得策です。
ブロック
あなたが嫌な気持ちを抱えているのも理解できず、しつこく連絡する人は本当に大切にすべき人ですか?
あなたが楽しい時も、ネットワークビジネス勧誘の連絡が来る度に不快な気持ちになってしまうのは非常に無駄で勿体無いこと。
人は環境や他人から多くの影響を受けます。
自分はしっかりしていても、周りのせいで精神を病んでしまう人は世の中に沢山います。
勧誘して来る相手を排除するためでなく、自分自身を守るためにブロックして断りましょう。
法律違反を指摘する
ネットワークビジネスの勧誘方法は、法律上アウトな場合も多いです。
その場合には、勧誘方法の違法性を指摘して断りましょう!
勧誘方法が法律違反になる場合と断り方を紹介します。
違法な勧誘が表面化すると行政処分が下るので、有効な断り方となります。
勧誘だと知らせず誘われた
「勉強会に行かない?」
「友達を紹介したい」
ネットワークビジネスの勧誘ではこのような誘いを受ける場合が多いですが、法律上NGです。
そして、”ネットワークビジネスの誘いをする事”も伝えた上で勧誘する必要があるのです。
説明会だと思ったら勧誘された時や、会社名や名前も知らされずに勧誘された場合はアウト!
ネットワークビジネスの断り方として、勧誘方法が違法な場合には、
「勧誘の旨や会社名を伝えていない、特定商取引法第33条の2項に違反している勧誘のため断ります!」
と明確に伝えた断り方をしましょう。
誇大広告
事実と大幅に異なる言葉での勧誘も、違法性を指摘できます。
「半年でみんな稼げる」
「1日5分で10万円稼げる」
ネットワークビジネスの勧誘でよく聞く言葉ですが、実態とかけ離れた誘い文句は違法です。
特商法第36条で定められている”誇大広告の禁止”に抵触する勧誘となります。
明らかに事実と違いそうな勧誘を受けた場合は、
「特商法第36条”誇大広告の禁止”に抵触する勧誘なので断ります」
と伝えましょう。
化粧品やサプリメントの勧誘
ネットワークビジネスには様々な商材がありますが、健康食品やサプリメント、化粧品を取り扱っている会社は多いです。
サプリメントや化粧品の勧誘で問題になる可能性が高いのが、薬事法の違反です。
「知り合いがこれを飲んだら◯◯が治った!」
「血液がサラサラになる」
「これを食べると10キロ痩せる」
よくありがちなネットワークビジネスの勧誘ですが、これらは全てNGです。
虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布しては
薬事法第66条誇大広告等
ならない
認証を受けていないものについて、その名称、製造方法、
薬事法第68条
効能、効果又は性能に関する広告をしてはならない
おそらく、ネットワークビジネスで化粧品や健康食品の勧誘を受けた場合には、ほとんどのケースは薬事法に引っかかっていると考えられます。
なので、法律を指摘して断るには非常に都合が良いです。
「薬事法に抵触する違法な勧誘なので、お断りします」
と伝えて断りましょう。
閉鎖的な場所での勧誘
カフェやレストランで勧誘される場合は問題ないですが、
ネットワークビジネスの勧誘で、
「お世話になってる先輩の家でパーティがある」
と誘われて勧誘を受ける場合もありますが、これは違法行為となります。
勧誘目的を告げない誘引方法(いわゆるキャッチセールスやアポイントメントセールスと同様の方法)により誘引した消費者に対して、公衆の出入りする場所以外の場所で、売買契約等の締結について勧誘を行うこと
禁止行為(法第6条)
ネットワークビジネスでありがちな、サクラを集めたセミナーやホームパーティを称した勧誘はNG行為。
このような閉鎖的な状況で勧誘をされた場合も、勧誘の違法性を理由に断ることができます。
ネットワークビジネス勧誘のダメな断り方
ネットワークビジネスの効果的な断り方を紹介してきました。
続いては良くやりがちな“悪い断り方”の例を紹介します。
このような断り方をしても、勧誘する側は想定内で引き込まれる理由を与えてしまっているとも言えます。
時間がない
時間が無いと断るのはネットワークビジネスを勧誘する側の思うツボです。
ネットワークビジネスは、”簡単で誰でもできる”のを謳い文句として誘ってきます。
時間が無いからと伝えても
「休みの日だけで大丈夫」
「サラリーマンでやってる人が多い」
「家事の合間の10分でできる」
時間が無い事に対して多くの返し方を用意しています。
ありがちな断り方には屈しません。
断り方としては、上記で述べた”理由は告げずにキッパリ断る”が最適です。
紹介する友達が居ない
ネットワークビジネスは人を繋いで成り立ちます。
なので、「私には友達が居ないので」と言えば断れそうですが、確実に説得されるでしょう。
「自分も最初はそうだった。でも今は・・・」
「LINEの友達何人いるの?」
「交流会に行けば問題ないよ」
今居なくてもこれから作れば良いと言う説得や、今いる友達で十分だよと言って来るはずです。
その場でLINEの友達を調べさせたりする人も、勧誘する人には存在します。
変に理由は伝えずに「私はやりません」とだけ伝えてキッパリと断りましょう。
話すのが苦手
自分に自信が無かったり、話すのが苦手だからと断る人もいるでしょう。
ですが、それもダメな断り方。
「自分に自信を持てたら世界が変わるよ」
「話すが得意にするキッカケにしませんか?」
「短所が長所になってお金も稼げるよ」
断る理由に自分のマイナスポイントを伝えると、相手にペースを握られてしまいます。
ネットワークビジネスは断りたかったけど、自分を変えれると誘われて入会する人も非常に多くいます。
確かに自分は変わりますが、良い意味で変われる人はほぼ存在しません。
友人や家族の信頼を失い、ネットワークビジネスのコミュニティでしか生きられなくなります。
「私はやりません」とだけ伝えましょう。
人に相談する
親や家族など、人に相談すると言って断ろうとする人もいます。
ですが返される言葉は、
「自分の人生は自分で決めましょう」
「私も一緒に行って説明します」
このような返事になるはずです。
人に相談すると言った時点で、勧誘側としては断られる可能性が高いなと感じます。
そのため、本人が決めるように仕向けるか、相談する人も一緒に巻き込もうと考えます。
人に相談しますと言って断ろうとしても、最悪の場合は大切な人まで巻き込んでしまう可能性があるので、避けるべき断り方です。
少しやってから辞めよう
ネットワークビジネスの勧誘はしつこいです。
でも、しつこさに押されて断るのがしんどくなり、少しやって辞めようと考えるのは絶対に危険です。
ネットワークビジネスは労力・お金が掛かり、人間関係がガラッと変わります。
少しでも入会したら、今いる友達のリストを作らされてアポを取るよう指示されたり、酷い場合は会社や団体で連絡先を吸い上げる所もあります。
SNSを通じて、会員とのキラキラなランチやイベントを投稿するように説得される事も良くあること。
新しく人間関係を作る場合にも、休日などを利用してどれだけ活動したのかを監視されるようになります。
「今いる友達との関係を壊したいですか?
「やりたくない事に、自分の時間を使いたいですか?」
やりたくないなら、少しでも始めないようにしてください。
ネットワークビジネスを断る時に気をつけること
ネットワークビジネスの勧誘をされた時、有効な断り方とダメな断り方を紹介してきました。
自分の感情によって、やりたくないネットワークビジネスを始めないためのポイントを紹介します。
断りにくい状況は作られている
勧誘を断れない心理として、今までにやってもらった事を申し訳なく感じる場合も多いです。
友達ならこれまでの関係性。ご飯を奢ってもらったり仕事の手伝いをしてくれたのを恩義に感じる人も多いと思います。
でも、逆の立場で考えてみてください。
あなたが断りにくい立場にある事を分かって勧誘されていませんか?
さらに言うと、断りにくいと感じさせるために、これまで親切して来たのではありませんか?
心理学で言うと”返報性の法則”と呼ばれ、ビジネスでも多く活用されている人間の心理を利用した勧誘方法です。
これまでの付き合いは別で、正しい選択をしましょう。
これまでのお金・労力は気にしちゃダメ
入会していなくても、製品を買ってみたりセミナーを手伝って居たりする場合もあるかと思います。
そうすると、今まで掛けたお金や労力が勿体なく感じ、取り戻そうとする気持ちから勧誘を断れない場合もあるでしょう。
ですが、
心理学で言うとサンクコスト効果と言われるもので、人は失う事や勿体ないことを避けようとする心理があります。
投資で正しい選択を取れなくなり、大損を招くのもこの心理が大きく関わって居ます。
今まで掛けたお金や労力は0にして、正しい判断をするように心掛けましょう。
誘われたのは、あなたがお金になるから
ネットワークビジネスは、昔からの友達から誘われる場合もあれば、婚活や合コンで会った人から勧誘を受ける場合など様々です。
ネットワークビジネスは単に商品を紹介してくれるのではありません。
入会してくれることで自分にマージン(手数料)が入るから、必死になって勧誘するのです。
商品の凄さよりも、自由な生活や優雅な生活ばかり強調するのもこのためです。
入会してくれると自分にお金が入るから、熱心に勧誘するのです。
上手く断れないなら、この事実に気付きましょう。
断って良い関係性の人は居ない
ネットワークビジネスの勧誘を断って以降は何の連絡も来ない人が全員です。
自分の話に共感してくれたのも、あなたに入会してもらいお金が欲しいだけ。
残念ですが、相手の金銭欲で”仲が良いと思わされていた”に過ぎないのです。
ネットワークビジネスはキッパリと断るべき!
ネットワークビジネス勧誘の断り方について紹介してきました。
ダメな断り方でも紹介しましたが、ネットワークビジネスはキッパリと強い意志で断るに限ります。
なので、断られてからもあの手この手を使い、何とか入会に結びつけようと必死に誘ってくるのです。(そしてお金が欲しいため)
あなたが強い意志で望まなければ、色々な”すごい人”も加わり、断りにくい状況を作り出します。
あなたにネットワークビジネスをやる意思が無いなら、キッパリした断り方で伝えましょう。
気持ちと裏腹に、やりたくないネットワークビジネスに巻き込まれる人が減ることを望んでいます。