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就職や転職など、環境が大きく変わった人が陥りやすい五月病。
最近だと六月病と言われたりもしますが、新しいチャレンジをした人のやる気を下げる厄介なものです。
五月病になる原因は何なのか?
また、対策としてできる事はあるのか?
をまとめました。
五月病の原因を理解し、不安を減らしやる気を保てるよう心がけましょう。
五月病になりやすい人の特徴
五月病、もしくは6月病になりやすい特徴の人をまとめました。
- 就職、転職で環境が大きく変わった
- 職場のポジションや役割が大きく変わった
- 完璧主義
- 抱え込みやすいタイプ
- 理想が高い
- 物静かな方
環境の変化が大きい人や真面目でしっかりした人ほど、五月病にかかりやすいと言われます。
自分にも当てはまるようなら要注意です!
五月病の原因とは?
五月病と言っても、一つの病気などを指す訳では無いです。
原因を特定するのは難しいですが、多くの場合に考えられる原因は、
緊張とリラックスのバランスが保てなくなること。
新しい環境で知らないうちに感じていた緊張が、1ヶ月経って少し慣れてきたことやGWでリラックスする時間が増えたことでバランスが取れなくなり、不安ややる気の無さ、倦怠感に繋がるのです。
五月病の原因の1つ。セロトニン
人の気分の浮き沈みは、3つの脳内物質により変化しています。
- ドーパミン:嬉しい等の快感
- ノルアドレナリン:怖い等のストレス
- セロトニン:2つの調整役
五月病の人は、セロトニンが減ってしまう事が原因とされています。
セロトニンは幸福物質とも言われるもので、多いと幸福感が増え、減るとうつ病の原因になるなど、心の健康で大切な役割を果たしてくれます。
新しい環境で張り詰めていたノルアドレナリン=ストレスの調整がうまく出来なくなり、不安や倦怠感が大きくなってしまうのです。
五月病の対策や予防として、セロトニンを多く分泌される事が重要となります。
五月病対策:セロトニンを増やす!
五月病の対策や改善方法としては、セロトニンの分泌を増やし、不安の量を調整できるようにする事。
セロトニンを増やし五月病を対策する方法を3つご紹介します。
運動する
運動で身体を動かす事はセロトニンを増やし幸福感を得ることに繋がります。
運動前と運動後で、やる気や不安感がどう変化したのか?を調べた研究では、
運動をすると不安が減り、やる気や活力が増えて、
同時に、血中のセロトニンも多くなっていました。
尿中のセロトニン量は,運動前は運動群,コントロール群とも大きな差が無い状態でしたが,60分後には有意に運動群の方がコントロール群と比べて尿中セロトニン量が多い状態でした
引用:畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターより
ジムに行ったり友達とアクティビティに出かけることが、五月病の改善にも繋がるでしょう。
朝の散歩
セロトニンは太陽の光を浴びる事でも分泌されます。
太陽の光が目に入る事で、体内時計が正常になり、心の安定に繋がります。
また、散歩で軽く体を動かすこともセロトニンを増やすことに繋がります。
そのため、朝起きて少し散歩をすることも五月病の対策に効果的です。
太陽の光を浴びる事は睡眠の質にも関係するので、夜にしっかりと睡眠を取る上でも、朝の散歩は五月病に効果のある方法です。
お笑いを観る
笑う事がセロトニンを分泌してくれることも分かっています。
友達と楽しく話すのもアリですが、お笑い番組や動画を観ることも五月病の対策としてオススメです。
散歩や運動は出かけたりと色々億劫になるかもしれませんが、
YouTubeでも沢山動画が上がっているので、誰でもすぐ取り入れられる方法ですね。
五月病対策として沢山笑いましょう!
食事でセロトニンを増やす
食事で五月病の対策をすることも可能です。
セロトニンはトリプトファンという、必須アミノ酸(身体では作られないもの)が元となります。
そのトリプトファンを摂取する事が、セロトニンで心を安定させ、五月病を対策することにも繋がるのです。
- 大豆(納豆、豆腐など)
- 穀物(米、そばなど)
- 乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)
セロトニンを増やすためだけでなく、偏った食事だと体内や腸内のバランスが崩れて、身体や心の炎症にも繋がります。
大豆や穀物などを食事に取り入れ、バランスの良い食事で五月病対策をしましょう。
やる気や不安をコントロールし五月病を乗り切ろう
五月病は、真面目でしっかり者ほど起きやすいもの。
ちゃんとしようと思うあまり、不安やストレスが多くなってしまい(ノルアドレナリン)GWなどの休みがキッカケでバランスが保てなくなるのです。
頑張っている人ほど五月病になりやすい。
五月病で不安ややる気が無くなり、そのままうつに発展する人もいるようです。
せっかく真面目に頑張る人なのに、とても悲しいですよね。
五月病を理解し、運動や食事で対策をし、上手に付き合っていけるようにしましょう。
頑張る人がもっと認められる社会になりますように。