当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
間接照明で疲れが取れやすくなるし睡眠の質も改善しそう!
おしゃれな部屋のマストアイテム「間接照明」
確かに落ち着くしリラックス出来る感じがしますよね。
先日友人の家に行った時もなかなかの間接照明の使い手で、、、自分も取り入れてみようかなと思ったのですが、「せっかくなら、おしゃれ以外に効果ないの?」って思って調べた割と研究されてるみたいだったのでまとめてみました。
「家なんて誰も呼ばねーよ」って人にも、リラックス出来て睡眠の質も上がりそうなので是非オススメです。
イライラ・ストレスが7%低下
発達心理学などを研究されている三谷 惠一さんが2010年に発表した研究で、
「1m先の1.5mのヘビのイメージ」「夫の不機嫌の思
引用:三谷惠一「キャンドルのあかりと白熱灯間接照明をミックスさせた照明」が
い出」「親の不機嫌の思い出」「自分の不機嫌の思い出」
などの28項目の観念(idea)・記憶(memory)に纏わ
るストレス感(stress)・不安感(anxiety)・恐怖感(fear)
生理的にも心理的にも最も効果的である より
イライラ・ストレスを思い出させた後、明かりの違いによって感情がどう変化するのかを調べました。明るさの種類は3つで、
- 蛍光灯
- 白熱灯
- 白熱灯+キャンドル
の3つ。実験の結果、蛍光灯・白熱灯はほとんど変化が無かったのですが、
キャンドルの明かりを見た場合だけ7%ほどイライラ・ストレスが軽減されたという結果に!
温かみのある明かりにするだけで、精神的に安定する効果がありそうです。
間接照明で快適度がアップし、朝もスッキリに!
次にご紹介するのは、疲労感や快適度がどう変わるのかについて。
2015年に大阪市立大学と住友林業などが共同で、部屋の内装と間接照明が寝室環境にどのような影響をもたらすのか?を調べました。
条件1:直接照明の寝室環境
条件2:間接照明の寝室環境
条件3:木の内装と間接照明を組み合わせた寝室環境
引用:杉野 友啓, 山田 浩嗣, 梶本 修身「木の内装と間接照明を組み合わせた寝室環境による睡眠の質改善と疲労軽減効果」より
一番効果があったのは、条件3の木の内装と間接照明を組み合わせた場合で、
- 疲労感減少
- 快適感上昇
- 起床時の眠気の減少(しっかり寝れた感が高まった)
- 睡眠深度の上昇
などの結果が現れたのですが、間接照明だけの条件2においてもしっかりと効果があったようです。
別記事でも上げているように、自然に触れると副交感神経が優位になりリラックス効果が高くなるので、条件3の結果は納得ですが、照明だけでもある程度効果はあると結果が出たのは新たな発見ですね。
室内で白い照明を使っているようでしたら、温かみのある明かりに変えて、なるべく直接当たらないように工夫をすると、睡眠も深くなり、ストレス軽減や日々の幸福度上昇にも繋がるのではないか?と考えられます。
どんな明るさが良いのか?
間接照明が良いのは分かったけど、どれくらいの明るさとか色合いが良いの?ってのが気になると思います。
間接照明だけどギラギラ明るすぎたら落ち着かないですよね。
その答えになりそうだなって研究結果が芝浦工業大学でされていて、室内の壁の素材の違いと色温度により、快適度や居心地の良さはどう変わるのか?について結果が出ておりました。
本研究で、くつろぎや居心地の良さをより得る方法として以下の事が明らかとなった。
引用:芝浦工業大学「照明条件と壁素材が空間に及ぼす影響」より
(1) 色温度は3000Kのように低いものを利用する。
(2) 壁素材は模様の粗さが大きいものを使用する。
(3) 間接照明の照明位置は、壁面から遠く設置する。
内装の素材については今回は省くとして、快適性や温もりを感じられる照明の条件は
「色温度が3000Kより低いもの」
と言う結論でした。
そもそも色温度って何?って事で調べてみると、光の色合いとのこと。
自然光などの朝日や夕日の色温度は、およそ2000K、太陽光は 5000~6000K程度、人工照明では、ろうそくが約2000K、白熱電球や電球色の蛍光ランプが約2800K、昼白色の蛍光ランプが約5000K、昼光色の蛍光ランプが約6500Kです。
引用:株式会社ルクス「色温度とは何ですか?」より
朝日とか夕日、ろうそくだと2000K。快適さを感じれる基準は3000Kなので、電球色の照明を選ぶと丁度良さそうですね。
まとめ
照明が心地よさとかストレス軽減などにどう影響するのか?をまとめてみましたが、単に「おしゃれ」なだけでなく、リラックス効果はある程度期待出来そうだと感じます。
モテ部屋・おしゃれ部屋を作るだけでなく、ストレスを減らし疲労感を無くして生産性を上げる為にも、間接照明や電球色の照明を取り入れてみてはどうでしょうか?