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性格診断って心理テスト的なものからビッグファイブみたいに割と有名なものまで数多く存在しています。
みなさんも興味半分でやってみたり、会社や就活の時に受けたりと、性格診断をしたことがない人ってほとんどいないのではないでしょうか?
でも・・・
「それぞれの性格の特性は分かったけど、どう活かしていけばいいのか分からない」というように、
結局それをどう活かせばいいのか?
を分かっている人ってあまり多くないのも事実かなと。。。
そんな中、様々な診断がある中で、チームマネジメント分野で最近徐々に広まってきているのが
「FFS理論」
「チームにどんな特性がある人を入れた方がいいのか?」
「自分はどんな人と一緒だと特性がより活きるのか?」
それらを数値化して可視化してくれるツールとして、リクルートやLINEなどといった大手企業も取り入れているのだとか。
今回は、その「FFS理論」をまとめてみようと思います。
FFS理論が注目される1番の理由!
数ある診断の中で大手企業が取り入れるには理由があるはず。その1番の理由と言えるのはコレ。
「強いチーム作りのための個人」という価値観
を元に作られたツールという事!
性格診断などは基本的に個人の特性が第一です。順番にすると、
- 自分を良く知り
- 活かせる場所を探す
といった具合です。
対してFFS理論の根底にあるのは、「強いチーム作り」
その「強いチーム作り」をするためにどのような特性を持った人物が必要なのか?その価値観・ツールだからこそ、より成果を上げたい企業で導入が進んでいるのだと考えられます。
これまでチーム作りで重視されていたのは
- スキル
- 経験
- やる気
など、性格や生まれ持った特性とは違うところが主流でした。
しかし
「性格や興味は生まれ持った時点で半分以上は決まっている」
ということが近年様々な研究から分かってきました。なのでFFS理論は
遺伝子レベルで最適なチームを作るツール
とも言えるかもしれません。(ちょっと大袈裟ですが・・・)
FFS理論とは?
FFS理論て何の略?
FFS理論は
「Five Factors&Stress」
と呼ばれ、意識や行動を5つの項目で数値化し、ストレスをどのように抱えるのか?言い換えると伸び伸びと特性を活かしやすい項目は何なのか?を診断するツールです。
FFS(Five Factors & Stress)理論とは、「ストレスと性格」の研究において開発されたものです。人が恣意的、無意識的に考え、行動するパターンを5因子で計量し、ストレス値においてポジティブな反応か、ネガティブな反応か分析します。その結果、その人が保有している潜在的な強みが客観的に分かります。
引用:株式会社ヒューマンロジック研究所 より
作成者は?
作成したのは
小林 惠智 さん
ノースウェスタン大学で客員教授をされたり、アメリカの国防総省(ペンタゴン)でチームマネジメントに携わったりと、世界的にもチームマネジメントのプロ中のプロなお方です。
ペンタゴンで働くなんて私のような一般人には想像もつかないですよね・・・
チームマネジメントや組織論などの著書も多数書かれております。
世界的にも権威のある方が作られた理論なので、そこら辺の心理分析的なものとは全然違って信用出来るかと思われます。
FFS理論 5つの項目
「Five Factors&Stress」と言うだけであって、5つの項目毎に特性を診断します。
- 凝縮性:こだわりの強さ
- 受容性:面倒見がいいか
- 弁別性:ハッキリさせたいか、曖昧でもいいか
- 拡散性:好奇心と行動力
- 保全性:興味のあることをコツコツ出来るか
以上の5つに分類され、項目毎に特性が強いのか弱いのかが数値として診断されます。
ビッグファイブと同様に、数値が大きいから良いとか悪いとかでなく、
どんな特性があるのかを知ることが大事なので、その点はあらかじめ頭に置いておきましょう!
診断結果で分かること3つ
診断をして分かるのは、3つ
- 強みが発揮される状態かどうか
- 思考行動の傾向=生まれ持った強み
- 特性を活かしてくれる人・チーム
例えば何かを教わるとき、もしくは後輩に教える時、
- 手順を1つずつ教える方が良いのか
- 大枠だけ教えて、やりながら教えるのが良いのか
こういうのって、人により結構差がありますよね?
個人が生まれ持った特性を、自分・周りが把握することにより、生産的・効率的にチームが機能します。
また、同じ特性の人ばかりのチームでなく、得意・不得意を補えるような適切なチーム作りを手助けしてくれるような配置まで行えるのがこの診断の1番の強みかなと思います。
チームの生産性アップに繋がる
繰り返しになりますが、FFS理論をまとめるのであれば、
- 強いチーム作りのための個人という価値観を持つ
- 生まれ持った特性から、最適なチームを作る
このように集約出来るのかなと思います。
個人の生産性をあげる方法としては、これまでも様々な研究や診断がありました。
例えばビッグファイブテストで性格の特性を知る事や、クロノタイプ診断で自分に適した生活のリズムを知ることなども、その代表的な例です。
しかし今回まとめたFFS理論はチームの生産性を上げる事に価値をおいたツール。
チームの生産性を上げて強い組織作りを進めるのであれば、その手助けをしてくれるかもしれません。